鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3316回】 量をこなさなくて、質なんか上がる訳がない

2020年01月28日 | 住宅コンサルタントとして

働き方改革や民法改正など、

外部環境はドンドン変わっています。

 

これからの時代、学生活動を終え、

社会人となる人たちにとっては、

かなり厳しい時代となるでしょう。

 

私が知っている限りでは、

ビジネスパーソン、脚本家、クリエイター、スポーツ選手、料理人などの分野で

長い間活躍している方って、圧倒的に量をやってきた人ばかりです。

 

というか、自分の専門領域に取り組んでいる時間と

オフの境目が分からない感覚で取り組める人が、

圧倒的に量をこなすことになり、結果として質につながっていくでしょう。

 

例えば料理人さんで言えば、

自店のオープン前の仕込みや後片付け、

そしてお店が開店している間は仕事時間ですが、

お店のスペースを使ってのさまざまな練習や

他の料理店の研究、料理本を読み漁ることを

労働時間だと思ってしまう人は伸びないですよね?

 

こうした自己研鑽は、自分の意思でやるという人が伸びる方です。

 

コンサルタントの世界も、クライアント様へお伺いして

いろんなアウトプットをしている時間は労働時間でしょうが、

その前段階のさまざまな調査や研究を

労働時間と捉えず自己研鑽と捉えられる人が生き残っていくでしょう。

 

個人的な話をすれば、ここまでWEBの世界が進化しなければ、

私自身の労働時間は今よりもかなり少ないでしょうが、

WEBマーケティングの世界の変化が秒速で進む中、

いろんなお仕事に携わらせていただくことで、

自然と量をこなしていて、結果、ノウハウが身についてくるのです。

 

WEBに関心もなく、無知だった私が、

ビジネスパートナー様と組んで、

いろんな新しい仕掛けができるようになったりと、

とにかく量をこなす中でしか、見えてこないことってあるのです。

 

こういうことが分かっているので、

自分の子どもには、就職した後も、

会社の仕事量だけをこなしていて満足するなよ、

ということは伝えていこうと思っています。

 

稼ぐ力、量をこなす能力を

自分の子どもたちには身につけてもらいたいな、と猛烈に思います。

 

世間の生ぬるい風潮に流されることなく、

圧倒的に量をこなして質を高めていきたいですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする