昨日、お伺いしていたクライアント様は、
しばらくの間、業績面で壁にぶち当たっておられました。
いろんな要因が複雑に絡み合い、
一筋縄ではいかなかったのですが、
ここ数か月、一気に業績が回復し、
文句のない結果を出されています。
その要因の一つは、
ある営業さんが覚醒したことです。
その営業さん、責任感も強く、
熱意も非常に高いのですが、
その熱意と責任感が強すぎる面があるのです。
あまりにもこちらの熱量がありすぎたり、
会社の業績をあげなくては、という思いが強いと
重いと感じるお客様も出てきますよね?
なので、努力量の割に成果が出ない、
ということが起こっていました。
ではその営業さんがどうやって覚醒したか?
それは、毎日読書をし、
その読書感想文を毎日、社長に提出する、
ということを半年以上、継続したからではないか、
と、昨日、クライアント様の社長と話をしていました。
素晴らしい本を読んで、
それに対し、自分は何を感じたのか?
自分に足りない部分は何か?
なぜ、筆者はこんなに成果を出すことができたのか?
そもそも、成功している人と自分は何が違うのか?
読んで、自分が感じたこと、気づいたことを
アウトプットする、ということは、
自分自身を見つめなおすことにつながります。
年末年始もゴールデンウィークも、
この習慣を辞めたくない、とのことで、
その営業さんは毎日、読書感想文を社長に送り続けたそうです。
そして社長も、その感想文に対し、感想を休まずに送り返した。
その結果、お客様が何を求めているのか、
ということにより深く気づけるようになったり、
お客様とのコミュニケーションスキルが高まったのでしょう。
「習慣が変われば結果が変わる」のです。
良い習慣を身につけ、結果を変えていきたいですね。