鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3568回】 ヨーロッパの第二派

2020年10月06日 | 住宅コンサルタントとして

ヨーロッパ各国で再び、コロナの感染者数が激増しています。

 

スペインやフランスでは、

1日あたりの感染者数が1万人近くまで跳ね上がり、

大好きなマドリードもロックダウンになる模様。

 

個人的には2021年は難しいでしょうが、

2022年には、また以前のように行けたら、と思っています。

 

さて、感染者数は確かに増えておりますが、

実際の死者数はどうなっているのか、

皆さんはご存知でしょうか?

 

結論ですが、スペインもフランスも、

死者数のピーク時と比較すると、

圧倒的に少ないことが明らかとなっています。

 

この部分もちゃんと報道しないとね、日本のメディアは!

 

例えばフランス。

 

感染者数のピークだった4月12日、

感染者数は26843人で、

死亡者数のピークは、4月15日の1438人。

 

で、第二派の現在、

感染者数のピークは9月24日の16096人で、

死亡者数のピークは、10月2日の154人。

 

明らかに感染者数に対しての死亡者数は激減していますよね?

 

スペインとかドイツも同じような感じです。

 

集団免疫を獲得したと言われているスウェーデンでは、

9月~10月にかけて、今のところ

1日当たりの死者数はゼロ、もしくは1桁で済んでいます。

(感染者数は1日あたり数百人出ていますが・・・)

 

統計から判断すると、

やはり集団免疫が現時点で効果がある。

 

ご年配の方や

がん治療を受けられて免疫力が低下している方は、

本当に感染しないよう

最新の注意を払う必要がありますが、

体力や抵抗力ある方は、現時点の判断として、

普通に暮らして良いと私個人的には思っております。

 

感染力は本当に強いですが、

50代までの方で健康な方の死亡リスクは低い。

 

でも未だに地方の閉鎖した社会では、

コロナにかかった方を攻撃する、

頭の悪い、暇な人がいるとよく聞きます。

 

プロ野球選手も集団感染が

阪神タイガースだけでなく千葉ロッテでも

発生しているっぽいですが、

どれだけ注意してもかかる可能性はあるのです。

 

そういうチームや個人を批判するのは無駄。

 

マスコミの情報操作が本当に露呈した1年。

 

しっかりと統計データを見て、判断したいものですね。


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