こんにちは!
本日の田川市は、曇り模様の生憎のお天気ではありますが、気温はそれほど低くなく、博物館にも朝から沢山のお客様にご来館いただいております♪
もちろん皆さまの第一のお目当ては「山本作兵衛さんの原画展」です。
7月11日より始まりました、「明治日本の産業革命遺産」のユネスコ世界遺産登録原画企画展「筑豊の炭坑(ヤマ)が支えた産業革命 ~山本作兵衛翁と写真家たちの記憶」ですが、約1か月ごとに展示の入れ替えを行いまして、第1期から第3期までは、“炭坑”や“くらし”、“機械”や“縁起”といったテーマごとに、初期の墨画と中期の水彩画をご覧いただいてまいりました。
今週より公開しております第4期の展示は、これまでと趣きが変わりまして、「ユネスコ世界記憶遺産」未登録の原画を中心に展示を行っております。
ひと言に世界記憶遺産「山本作兵衛コレクション」と言いましても、その内容は多岐にわたっておりまして、炭坑記録画は589点あり、それ以外に日記等記録文書が108点、合計で697点で世界記憶遺産は構成されています。
炭坑記録画589点のうち、585点を田川市石炭・歴史博物館が所蔵しておりまして(残りの4点は山本家所有・福岡県立大学保管)、今回の展示でも3点の世界記憶遺産の炭坑記録画を展示しております。
しかし、山本作兵衛翁は生涯に千数百枚の炭坑記録画を描かれたと言われておりまして、世界記憶遺産に登録されていないものも沢山残されています。
今回はそんな、山本作兵衛翁の炭坑記録画のうち、当館が所蔵しております「未登録原画」を中心とした展示なのです!
これまでなかなか展示する機会の少なかった、これらの作品群、4期連続の原画展ということもあり、皆さまにご覧いただくことができました♪
これからの筑豊・田川エリアは紅葉のベストシーズンに入ってきます。
直方市の「福智山ろく花公園」や、川崎町の「魚楽園」、添田町の「英彦山」など、県内でも有数の紅葉スポットが、これから見頃を迎えます。
秋の紅葉狩りにお寄りの際は、ぜひ、博物館にも遊びにきてくださいネ!
田川市石炭・歴史博物館ホームページ