枯れ蕎麦

翌日は曇天でむっとするような湿気が立ちこめていた。10時がチェックアウトなので、適当に朝ご飯を食べて8時前から撤収開始。しっとりと濡れたシートやらテントやらが扱い難い。大雨の中を撤収したこともあるので、それに比べれば～とマシだとは思うけれど。何とか片付けてギリギリセーフ。お土産の蟹を買い込んで帰路についた。連れが何だか疲れているので、帰り道は私が運転することにしたのだが、国道でトラックにあおられてドキドキした以外は、まぁまぁ無事に運転できたと思う。お昼御飯をあぁだこぅだと思案して、久しぶりに蕎麦を食べようということになった。ナビに連れられて山道をうぃんうぃん走って到着。新蕎麦祭りの前なので、若干空いていたけれど相変わらずの人気。蕎麦羊羹とミョウガの漬け物とササゲのワサビ醤油和え。蕎麦にタンポポと桑の天麩羅がついてきた。クルミ味噌の載った蕎麦の薄焼きにドロリとした蕎麦湯。

少し前まで真っ白な蕎麦の花が満開で見頃だったそうだが、今は枯れ蕎麦だそうで。もうすぐ新蕎麦の季節。

蟹キャンプ

お祭りが終わったら蟹を食べに行こうと連れと約束していたので（蟹は連れの大好物）彼の地に行ってきた。生憎連れはお祭りの後から風邪を引いてしまい、熱は出ないモノの連日ゴホゴホと咳き込んでいた。週末に向けて天気が下り坂なものだから、小康を保っている（もとい治りきらない）連れの体調と天秤にかけたら、キャンプに軍配があがった。市販の葛根湯を飲みきっても治らないので、私が偶然持っていたPL顆粒を飲ませてみたら、かなり効いた様子なのでレッツゴー。労ってるんだかイタブッてるんだか分からない嫁。行きの途中で（珍しく）連れが疲れたと言ったので運転を代わったりして、無事に到着。今回は素敵に晴れたので、日本海がとてもキレイに見えた。早速キャンプ場へ向かい、設営。連れがお疲れモードなので、タープは張らずテントのみ。

その後蟹の買い出しに。売店で昆布アイスを見つけたので早速食べてみた。流行モノの塩アイスに昆布が混入している感じ。食感が微妙で、後味が良くない。味はまぁまぁなんだけどねぇ。高校生が発案したそうだが、もう少し昆布が細かくてもいいかと思う。

蟹を4杯買い込んでキャンプ場へ持ち帰った。早速蟹パーティー。蟹が山もりあるので、蟹味噌を残した甲羅で味噌汁を作ってみた。ひたひたの水に日本酒を入れ、グツグツ煮えたら味噌を投入。これだけで十分美味しい。ワインも飲んでほろ酔いでお散歩。

イイ感じに日が暮れているのを眺めつつ、海沿いを歩いた。沖にぼんやり島影が見えたのだが（コッコ岩の向こう）あれは佐渡島かなぁ。

一年分の蟹を食べた気がする～。