天竺猫の秘密基地

安曇野在住。連れとジャム(2008年8月12日〜2024年2月11日)と日常の話。

インフォームドコンセント

2019-10-21 20:32:59 | 体調
ドキドキしながら「手術したくないです」と先生に伝えたら。ちょっと驚いていたけれど、予想したよりすんなりと分かって貰えた。念のため危険因子が一つしかないことも確認したので、後は自己責任で意思決定をするだけ。「根治とか考えていないので(ガンと)うまくやっていこうと思います」そもそも老化が諸悪の根源なんだし。原発巣がなければ転移もしないはずなので(理屈では)追加切除は必要ないはず。再発しない90%にはいるかどうかは運だと思うので、じたばたしても仕方がないけれど(早期発見早期治療が肝要なのは間違いないので)次の検査を半年後に予約して再発に?備えることにした。

安堵

3回目の大腸カメラを半年後に先送りできて嬉しい。虚血性大腸炎より長い絶食と入院を回避できて嬉しい。医者任せで治療方針を決めるのが普通だと思うけれど(ひたすら謝り倒して希望を伝えた)今回は譲れなかった。先生に「そういう仕事(←私が)してますからね」と肯定して貰えて、心から嬉しかった。「何かあったら言ってください」とも言ってくれた。嬉しくて泣ける。
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独りセカンドオピニオン

2019-10-21 00:35:41 | 体調
先週、大腸追加切除の説明を受けた。「癌は取り切れたけれど追加切除の適応です」と内科の先生に言われ、何が何だか(さっぱり意味が分からない)。そのまま外科に回されて手術の日程まで決めたのだけれど、他人事のようで実感がなかった。長い休みになるので上司に(報告して)了解を貰ったけれど、自分が納得していないことを同僚に説明できなくて「大腸癌の手術をすることになりましたが、受容できていないので何も聞かないでください」と伝えたら、誰も何も言わず。

とりあえず最悪の事態を想定して覚悟を決めたのだが、診察の後に病理の結果をよく見てみたら、リンパ節転移危険因子が1つしか該当していないような。その1つについて先生から「再発の確率が10%あるから追加切除の適応になる」と説明されたのだが、もし再発しない90%ならば過剰切除になる。腹腔鏡手術は1回限りなので(2回目は開腹)可能であれば大事にとっておきたい(アンジョリーナ・ジョリーのように予防切除をするつもりはない)。ガイドラインや投稿論文を片っぱしから斜めに読んだら「直ちに追加手術をすべきという意味ではなく(中略)慎重に追加手術の適応を決定することが必要との趣旨である」と記載されていた。さらに私の危険因子は「追加腸切除考慮因子として過大評価すると,結果的過剰治療に繫がる可能性があることに留意する必要がある」と書いてあった。

よっしゃ。

明日、外科を受診してみようと思う。そして、危険因子が一つだけなら手術をしないって言ってみようと思う。ちょっとドキドキ。
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