天竺猫の秘密基地

安曇野在住。連れとジャム(2008年8月12日〜2024年2月11日)と日常の話。

Don't meet trouble half-way.

2015-01-03 14:01:12 | キャンプ
今年は富士山の展望が良いキャンプ場で年越しを企画。去年過ごしたキャンプ場は富士山のビューポイントが限られているのだが、ここはテントに居ながらにして富士山が見える。昨年3月にここでキャンプをしたら強風でテントが壊れたので(涙)そのリベンジも兼ねて再訪。

大晦日の朝に出発して昼前に到着。富士山を一望できる場所にテントを設営し、まったりと呑み開始。夕暮れ間際月がきれいに見えた。その日は風が強かったので焚き火は諦めてテントに籠った。

夜半にアラレが降ったけれど、朝には晴れ上がった。放射冷却現象で死ぬほど寒い中、元旦は初日の出を見た。

日中は穏やかに過ぎ、やはり今日も風が強いから焚き火は諦めようと決めた矢先。

一天俄にかき曇り、日没間際に強風に煽られて(ポールが天井を突き破って)テント倒壊(爆)。ここでテントが壊れたのは二つ目ですが何か。呪われてますねわかります。涙目で管理棟に飛び込み、テントを借りたのはいいけれど、見るからに重そうなテント。うっかりジャムを抱いて歩いてきたお陰で(車で乗り付ける頭がなかった)テントを運んで行ける気がしない。テントを見て絶句していたら、通りすがりのオジさんが軽トラでテントを運んでくれた上、倒壊したテントともども強風が防げそうな場所に運んでくれた。親切なオジさんにお礼(一漱石)を渡そうとしたが受け取ってくれず。その節はありがとうございました。本当にお世話さまでした。
まずは借りてきたテントを組み立てようとしたら、自立型(の形状)のせいで凧のように風で飛んでいきそうになり、二人では設営どころか何も出来ず。粉雪も舞ってくるし、どんどん暗くなるし、テンパった私がテントを掴みつつキャーキャー騒いでいたら(ジャムも車のなかでワンワン吠えまくり)隣のご夫婦が飛んできてくれて、四人掛かりでどうにこうにかテントが設営できた。地獄に仏とはまさにこのこと本当にありがたくて涙が出そうだった。テントが落ち着いてすぐエビスビールを持ってお礼に行った。ふと気がつけばテントの中で転倒していた物だったので泡泡だったかも(汗)

倒壊したテントの中にあったものを借りたテントの中に移し、何とか人心地ついた時には連れも私も(多分ジャムも)疲れきっていた。その日はテントの倒壊が多かったらしく、何かあったら食堂に避難するようスタッフが夜回りをしていた。苦労して設営したテントはとても頑丈で、夜遅く風が収まったせいもあって、連れも私もぐっすり寝る事が出来た。翌朝は朝の冷え込みがきつくて大量の結露。朝食後早々に撤収をはじめたが、テントの移動の際に、慌てていたせいで色々なくしてしまい、それを探す手間もあり思ったようには進まず。それでも無事に夜を越せたのは有り難い限り。昼前に何とか撤収も終わったので、出発前に隣のご夫婦にご挨拶に伺い、チョコレートをお渡しした。互いに名前を名乗らなかったが、また何処かでお会いしたら声をかけて下さいねと言ってお別れした。

またテントが壊れたけれど、見ず知らずの人に親切にして貰った事はとても幸運だった。二度ある事は三度あると言うので、次は来ないだろうけれど(連れは断言していたw)来て良かったと思う。本当に本当にありがとうございました。

追記。昨年3月はテントを設営したものの、床も持ち上がるくらい踊り狂って(何かもう笑いが止まらなかったw)ポールが折れてしまったので、テントを借りた。それがワンポールタイプだったので(強風に耐えたので)同じタイプのワンポールテントを買ったんだけれど、強度が及ばなかったのは金額が及ばなかったってことだろうなぁ…orz
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