天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

天皇メッセージ

2016-12-16 08:08:39 | 歴史
天皇メッセージとは、所謂沖縄メッセージの沖縄県民側の呼称です。



昭和22年9月、米国による沖縄の軍事占領に関して、宮内庁御用掛の寺崎英成を通じてシーボルト連合国最高司令官政治顧問に伝えられた天皇の見解をまとめたメモです。



1.米国による琉球諸島の軍事占領の継続を望む。

2.上記1.の占領は、日本の主権を残したままで長期租借によるべき。

3.上記1.の手続は、米国と日本の二国間条約によるべき。


日本本土の国体護持のために沖縄を切り捨てたとする議論のように、沖縄左翼のイデオロギーの主柱ともなるような解釈で否定的見解が天皇メッセージと表現されるのです。



東京裁判、サンフランシスコ講話条約、日本国憲法発布の時期と関係性を見る為に年表にしてみましょう。


昭和20年9月 天皇・マッカーサー会見


昭和21年5月 東京裁判

昭和22年5月 日本国憲法発布
昭和22年9月 沖縄メッセージ

昭和23年11月 東京裁判終了


昭和27年4月 サンフランシスコ講話条約発布
占領終了




武装解除し戦犯が指名されその裁きが始まって
一年後に日本国憲法が発布されます。
昭和天皇は崩御される間際まで沖縄のことをなによりも気に掛けておられました。国土が占領され、国の責任者が裁かれる中、御自分の命よりも国民、特に沖縄県民の事を心配されメッセージを送っていたのです。