おはようございます。
朝からネコちゃんがうるさいんです。
どこを転げ回って来たのか身体じゅうに草の種をくっつけて帰って来ました。
ラクちゃんは毛が長いネコなので背中もお腹もシッポも身体じゅう種だらけ、
取って取ってってうるさいけれど中の方まで絡み付いて大変でした。
取ってやった分を丸めたら 直系2センチくらいの毛玉が出来ましたわ。
さてさて、昨日の芋名月昼食会のお食事の写真をご披露しましょうか。
今時こんな風に暮らしている人ってそう多くはないと思いますよ。
憧れますが、私にはその尽くが足りません。
お家に着くとまず玄関脇に収穫した里芋の茎とショウガがきれいに並べてありました。
玄関前にも収穫物が。。。
花瓶にはもちろんススキ。
家の主人の今日の日の在り方が目に見える計らいです。
ご飯は栗とむかごの入ったご飯。
お米はもちろん自家製です。
ぬか漬けは丸ナスとピーマン。
タネもそのままです。
里芋、安寧イモ、玄米粉のお月見団子。
手前の黒いのはもろみ入り自家製醤油。
醤油まで手作りです。
この団子は石臼びきのきな粉を付けて食べるとたまらない、
家人曰く「完璧だ」
お隣はベニアズマ、紫芋と芋名月のお祝いなのです。
麦を焦がして粉にしたはったい粉。
お芋に付けて食べるとひと味アップします。
それに焼き塩。
いやあ、もう卓の上のものは塩を除いてすべて手作りです。
それも皆皮がついたまま、端っこもそのまんま全部食べちゃう自然体。
畑からの贈り物はすべていただくのが主義だそうです。
旦那さんが一人で忽忽と大事に育てた作物だもの大事にしなくちゃ、
とそんな気持ちが目に見えるようで微笑ましい。
「おばあちゃんのひとりごと」と云うブログの記事に
「お嬢さん、愛情が有れば、台所のゴミは少なくてすむものです」と云うタイトルがあったのを思い出しました。
どうやらその通りですね。
だから漬け物のピーマンだってタネがそのままなんですね。
徹底してます。
私たちの様な中途半端は太刀打ち出来ません。
世の中の声や動きに耳を閉ざし目を閉ざし、
ひたすら自分の生きたいと思う道上だけを歩いて行こうと思えるような。
その覚悟がスゴイです。
話しているうちにこんな事も聞き出しました。
リンゴや梨、桃なんてもう何年も食べてないよって。
農薬をかけなければ食べられない物は食べなくていいと決めてから一切食べていないそうです。
きな粉だって小麦粉だって
石臼を使ってゆっくりゆっくり粉にしたものですよ。
機械を使うとスピードを出すためにモーターが フル廻転して熱が上がっちゃうそうです。
その熱で小麦粉の大事な成分が壊れてしまうので
自分の育てた小麦粉の成分を最大活用したいが為に石臼びきを選んでいるんですって。
徹底してます。
こういう暮らし向きが美しいと思える私たちと一緒に食事が出来て嬉しいと、
訪問をとても喜んでくれました。
こちらのご夫婦とはネコがご縁のネコ友です。
ご主人がモクモクと粉にした玄米と大豆。
家の人がベタ褒めの大喜びで彼等はとってもハッピーそうでした。
窓辺に団子を飾っています。
私にはまねの出来ない生活だわ。。。。。。
帰りぎわ、別の村で一人暮らしの女性の家に寄り道して、
その後また峠でサンセットを見ようと云う話になり、
結局家に帰ったのは薄暗くなってからでした。
車を降りるとちょうど月が雲間から昇り出た所です。
まだ一日の名残の時に
ほらこんなにも丸ーい月が・・・・・
美しい月愛でし宵中秋の満月低く雲より出し
タイミングばっちりでいい事有りそう。。。。。。
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