おはようございます。

昨日は一日中引っ越しの荷物運びと家の片付けを手伝ったので少し疲れています。
近所に住んでいた若い夫婦が遠くへ引っ越して行ったのです。
前日のお別れパーティーには近辺の友人が29人も集まりました。
彼は熱心な農事者だったのであたりの若い人には人気者でした。
勉強好きで農業の様々な知識を持っていたものです。
彼を失う事はこの辺りの自由農業者にとって大きな痛手でしょう。
お別れパーティーは我が家で行いました。
というのも、今月二日の夜から彼等は我が家に滞在していたのです。
子供二人がいるので生活しながらの片付けが大変なので家に泊まらせてと云って来たので承知しました。
最後の日までの五日間を我が家で過ごしたのです。
二人の男の子がいるので賑やかな日々でしたよ。
それがまた二人だけに戻って少し淋しい気持ちと、
ご飯作りから解放されてホッとする気持ちとあって、孫を迎えたおばあちゃんの気分でした。
一昨日から大根を煮たりして用意を進めて来たのと、加えて
皆さん色々とごちそうを持って来てくれたので食べきれないくらいでしたね。
引っ越しは業者頼みではなく自分でトラックを借りて友達の力も借りてやりました。
今頃きっと向こうで荷下ろしが終わった頃でしょうか。
同じような目的意識を持った若い人たちが自然と集まって仲間になり、
誕生日会を開いては一緒に祝ってきました。
主催者は私、ご馳走やケーキを作って祝います。
大変でしょって云う人も居るけれど、
私の目線で申せば、
ケーキを作らせてもらうチャンスをありがとう、なんです。
5年前に初めて知り合った時から妙に気が合う間柄となり、
それ以来しょっちゅう一緒に遊ぶ友達付き合いを続け、
楽しい思い出がいっぱい。
息子の様な年の人たちばかりなんですけどね。
実際彼の母親は私より幾つか上なだけなの。
だけど私と彼らは友達付き合い。
奥さんは二人目の子供を自宅出産し、
その折に私にそばにいて欲しいと云ってくれました。
その経験は私にとって貴重なな物です。
とても感謝しています。
仲間が集まって朝から引っ越しの荷物運び皆無駄口一つ聞かずにせっせと働きましたね。
口を開くと去って行く友との別れの気持ちが一層大きくなる気がしていたのかもしれません。
総勢10人で箱を運び出したり家具を積み込んだりして
二時間とちょっとで二トンロングのトラックが満杯になりました。
ところが、
その時点で到着しているはずのもう一台が姿を見せていません。
皆一斉に焚き火の周りで一休み。
ところが夕焼け空が暗くなり出してもその車がまだ到着しません。
妙な隙き間時間が出来てみんな妙に腰が落ち着いてしまいその後の仕事に手がつかなかったわ。
でも遅れた運転手をなじりもせず皆快く迎えて調和が乱れなかったので助かりました。
ここで運転手を非難して
変にギクシャクしたムードがうまれたらその後の長距離ドライブにも悪影響が出るかもしれません。
若い人たちの方が自分よりずっと大人だなって感じました。
私だったら姿を見た途端に
「どうしてこんなに遅れたのよ」って最初に口にしていたかもしれません。
幸い、彼が到着した時私は、家の中の最後の点検をしていたのです。
良かったわ。
無駄な軋轢がうまれなくて。

