目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

「寛解」という言葉に出会った時

2018-06-19 | 日記
夜中のうちからものすごい雨が降り出していました。

先ほどしばしの小休止、でもまた降り出しています。

今日は一日中雨の日になりそうですね。


地震で被害された方にはお見舞い申し上げます。

被害した後の雨は嫌なものです。

でも明日にはお日様も顔を出すでしょう。



昨日は三ヶ月ぶりの病院での検査でした。

家人の病は悪性リンパ腫なのです。

血液のがんです。

ちょうど一年前に発覚し、

治療が始まる前にがんに侵されていた大腿骨を骨折。

それから色々なドラマがありました。

全てを書けば一冊の本になりそうな人生ドラマです。

でもそれは私の人生でありながら家人の人生でもあります。

彼の了解なしに私はこのことを友人・家族以外の誰にも話しませんでした。

最近になってやっと

あなたの病気のことをブログに書いてもいいかと聞くことができたのです。



昨日の検査の結果は良好なものでした。


去年の暮れに六クール四ヶ月に渡る抗がん剤の治療を終え、

今年一月に検査を行い、結果は部分寛解でした。

「寛解」という日本語を知ったのも家人ががんになってからです。

それまでの長い人生の中で一度もこの言葉に出会ったことがありませんでした。

病気にはほとんど縁のない生活を送っていたからです。


「寛解」という言葉の意味。

[名](スル)病気の症状が、一時的あるいは継続的に軽減した状態。

または見かけ上消滅した状態。癌 (がん) や白血病など、再発の危険性のある難治の病気治療で使われる語。

例えば、癌が縮小して症状が改善された状態を部分寛解、癌の症状がなくなり検査の数値も正常を示す状態を完全寛解という。→再燃4



この解釈上で言えば

家人は部分寛解の状態です。


一月末に検査した結果、担当医により腫瘍は残っているものの

がんの勢力は弱まっていると判断されました。


それから二ヶ月の猶予をもらい三月末に再検査。

その時も肺の腫瘍が少し小さくなっているのが見られ

今度は三ヶ月先に検査は延ばされました。

その検査が昨日あったのです。


その結果は期待通りのものでした。

その上肺の腫瘍は前回に比べて半分くらいの大きさに縮んでいました。


素晴らしい結果です。

それは現在実行しているがんに対抗する方法が功を奏しているという

実証にもなりました。

今やっている事を続けていって間違いないはずです。



担当医は「抗がん剤が後になってゆっくりと効いているのかもしれませんね」

なんて呑気な事をおっしゃってましたが、

いえいえそうではありません。


がんに罹患し、一度は死の淵まで覗き込んだ家人は元気を取り戻してからというもの

その勉強家精神をフルに発揮し、

自分を守るために様々な方法を考えました。


現在はこれと信じるいくつかの方法を組み合わせ

自力で回復しようと頑張っています。


これが今のところ成功しているようなのです。


でもね。

問題は骨折した大腿部です。


これがどうもまだ解決しないのです。

骨折の理由ががんによるものなので骨の再生も健康人のようにはいきません。


来週にはこの件で別の病院へ出かけることになっています。

その結果次第では

また谷底が来ることも考えられます。


とりあえず誕生日のビッグイベントも済ませ、

検査の結果も良かった事を喜びましょう。


脚の方は今の所ただただ祈るしかありませんね。



今日は雨降りなので落ち着いた時間が持てました。

これから焼きたてのパンで朝食です。

コメント
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