お天気が崩れる前にやっておきたい事がたくさんあります。
と言いながらこうしてタイピングしているのだから、
まあいうほどのこともないのかもしれません。
昨日のキジの記事ですが、
写真を載せたらよかったと思ったけどちょうどいい写真を見つける事ができませんでした。
キジの剥製を作ったのももう何年前の事だったか、
ちょっと思い出せません。
あの時に剥製にしたキジが我が家に居ることは居るのです。
でも実はね分け合ってお見せしたくないくらい惨めな姿になの。
というのもね、
何の因果か我が家の寝室に飛び込んできたキジ君は、
立派な剥製となって帰ってきました。
喜んだ私は大事にしようと心に決めて、
いつになく掃除に勤しんでいたのです。
剥製が我が家の宝となってから十日ほど過ぎた時だったでしょうか。
あんまりお天気がいいので埃を払いがてら陽に当ててあげようなどと、
殊勝にもそう考えた私はキジの剥製を
縁側の踏み台の上に置きました。
しばらくして部屋の奥にいる私は縁側で物音がするのを聞きました。
何となく胸騒ぎがして急ぎ足で行ってみると
何と
当時飼っていた家人のお気に入りの猫が
キジの剥製に飛びかかり腹をかじっているではありませんか。
それを見た途端私は悲鳴をあげました。
まさか、猫が剥製に襲いかかろうとは。。。。。
そんなわけであの立派なキジの剥製もわずか十日ばかりの艶姿。
広げた羽を支えていた隠れワイヤーは曲がって飛び出し、
ちぎられた腹からは詰め物の綿が飛び出し、
尾羽は曲がってしまいました。
なんてことでしょう。
無料の写真素材のページに綺麗なキジの写真が出ていました。https://www.pexels.com/ja-jp/search/雉/
興味のある方はクリックして見てください。
剥製になった後も過酷な試練に見舞われた哀れなこのキジは
今でも我が家の宝物として鎮座しています。
剥製としては惨めな姿ですが、全体の姿は飛び込んできたあの時のまま。
毎朝階下に降りる私たちを見守っています。
今の猫たちはその横で平然と昼寝を決め込むくらい無関心。
あの時はまだ剥製になりたてで
まだキジの魂が残っていたのかもしれません。
それで猫の本能を刺激したのでしょうか。
真相は闇の中でありまする。