ノビル塩

今朝は冬の間に乾燥させておいた無農薬みかんの皮を

 

パウダーにしました。

 

それからノビル塩作り。

 

ノビル塩は伸びる、延びる、どちらにも通じます。

 

その実態は野蒜。

 

その辺に生えている野蒜を採って来て乾燥させたものを粉末にしました。

 

さらにセロリ、パセリ、ニンニクの乾燥粉末とブラックパウダー

ネパール産の岩塩をミックスして

 

オリジナルハーブソルト、ノビル塩を作っているのです。

 

以前友達からもらったハーブソルトがとても美味しく

 

何回かリピ買いしていたけれどわりとお高いので

 

自分で好みの塩を作って見たのです。

 

ノビルは家の周りのどこにでも育っていますし、緑の葉の部分は以前から

 

浅葱がわりに使っていました。

 

そのノビルに大好きなセロリの葉っぱ、パセリ、ニンニクを混ぜ、

黒胡椒、塩を入れれば

 

オリジナルハーブソルトの出来上がり。

 

今回作り置き三回めです。

 

家人はすっかり気に入って毎朝のゆで卵に欠かしません。

 

トマトサラダにもぴったり。

 

これからの季節はナス料理にも合いそうです。

 

ネーミングもチャーミング。

 

ノビル塩、美味しいです。

 

うちで使っているクダックという名前のミルは二十年以上前にフリーマーケットで

買った代物です。

 

千円でした。

 

そのミルを今も毎日のように使っています。

 

先日買ってから初めての故障が起きましたが家人が直せるほどの小さな問題でした。

 

それ以外一度としてトラブルなし、そのミルで今朝は乾燥したセロリとノビル、それにみかんの皮を

 

粉末にしました。

 

すごいでしょ。

 

アサヒ軽金属という会社の商品です。

 

残念ながら現在は販売終了してしまいました。

 

私はこのクダックを二台持っています。

 

一つはフリーマーケットで千円、もう一台はヤフオクで五千円でした。

 

こんなに便利で丈夫な器械は見たことがありません。

 

コーヒー豆もこれで粉砕していますが切れ味も全く問題ありません。

 

こういう良い商品が消えてしまったのはくれぐれも残念です。

 

 

 

 

 

 

消えちゃった！

昨晩からの雨も今は上がっています。

 

我が家は庭木や植木鉢に水やりをするために

 

大きな釜を設置して水を貯めております。

 

大きな釜はこの家にあったものですが、

 

大きすぎて釜としては使い道がありません。

 

近所のお姉さんは筍を茹でるときにちょうどいいんじゃない、なんて云うけど、

 

この大釜を乗せるカマドはありません。

 

石かブロックでカマドを作らない限り釜として使うのは無理。

 

水溜め用でいいのです。

 

この冬は極端に雨が少なく、春になっても乾燥が続いていました。

 

でも先週待望の雨が降ると云うので釜の水を全部出し、

 

底に溜まった泥を綺麗に洗い、

 

翌日の雨が降るのを待ちました。

 

予報通り翌日には大雨が降りあっという間に釜にはあふれるほどの水。

 

日の当たる午後になって釜のそばを通りかかると、

 

あれ、何か動いてる。

 

よく見ると、

 

キラキラ光る水面を小さな生き物がスイスイと泳いでいました。

 

あ、アメンボーだ。

 

アメンボーが泳いでいます。

 

びっくりしました。

 

一体どこから来たのよ。

 

だって昨日は空っぽの釜でしたのに、今日になったらアメンボー。

 

雨が運んで来たのでしょうか？

 

家人も不思議がっておりました。

 

アメンボーを見るなんてすごく久しぶりのことです。

 

ちょっと嬉しくなりました。

 

それから昨日、一昨日くらいまでアメンボーは気持ちよさそうに水面を泳いでいて

 

私は釜のそばを通りかかるたびにそのアメンボーに声をかけていました。

 

それなのに、今朝見たらアメンボーの姿がありません。

 

昨日も案外大雨だったので水があふれて流されてしまったのかしら？

 

そんなことないでしょう。

 

水の表面なら自由自在のように見えるけれどね。

 

じゃ、どこに行ったのよ。

 

忽然と消えちゃったアメンボー。

 

なんかちょっと寂しい気分の私です。

 

調べて見るとアメンボーってカメムシの仲間らしい。

 

ちょっと信じられませんが、空も飛ぶのだそうです。

 

どうやらここへやって来たのもどこからか飛んで来たみたい。

 

アメンボーが飛ぶって初めて知りました。

 

 

どなたか飛行中のアメンボーを目撃した人がいるのでしょうか。

 

よく見かけるカメムシは臭い匂いを出しますが、

 

アメンボーは飴のような甘い匂いを出すのだそうです。

 

棒のような体に飴の匂い、

 

だからアメンボー。

 

そうなんだ、知らなかったわ。

 

幾つになっても知らないことはいっぱいあるものですね。

 

それにしてもうちのアメンボー、

 

またどこかの水溜りを目指して飛んで行ってしまったのね。

 

また会いたいです、アメンボー。

 

太陽の日差しを受けるとアメンボーの影が釜のふちに映って

とても可愛い模様が見えました。

 

お天気が良くなったらその写真を撮りたいと思っていたのに、

 

お日様が出る前に消えてしまったアメンボー。

 

また飛んで来てね、アメンボー。