広島県に、香川県に負けないアスベストネットワークを、行政に立ち上げさせるべく、今日から其の準備に入った。広島県の場合、大阪府と同じく、行政の二重構造が存在する。広島県と、政令指定都市広島市である。この問題を十分に視野に入れなければ必ず失敗する。そこで私の住まいする、広島市安佐北区選出県会議員一人と、市議会議員一人にコンタクトを取り、今議会終了後、正月までの間に、アスベストに対する、理解と認識をしていただくための資料作りを始めた。それと同時に、県庁職員を始めとして、地方自治職員の中に健康管理手帳の取得者が皆無であることに気がついた。つまりアスベスト問題は、自分たちとは無縁と思っている節がある。しかし、行政人こそアスベスト被害者にもっとも成りやすい仕事であることに気付いていない。かって、建設物の耐火に関する最終検査は、行政の責任で検査され、完成済書が無い限り其の建物の使用開始ができなっかたのです。其の検査の過程で検査員はアスベストの厚さを測り、十分な施行強度があるか検査する際にアスベスト曝露を起こしていることに気付いていないのです。こうした事実関係の資料作りが一週間で出来ればよいのですが。
資料作りに疲れたとき、皆さんのブログをたづね英気を養っています。みどりさんの詩に涙しストレス成分を洗い流し、志村様のブログで知識を得、川口様のブログで北の国のロマンを感じ、はなてぼ様のブログで審美眼を養いながら、これから一年後の県、市の議会でアスベストネットワーク条例制定を、目指してゆきますよ。四十四年前広島市に児童館設置条例を作らせ、公民館設置条例を作らせたときの、情熱が蘇ってきています。