てつまろの気儘な日常

日常生活での出来事や趣味のことなど気儘に書いております。
09年に開設、22年6月にこちらへ引っ越しました。

北海道鉄道技術館に行ってみた(その3)

2024-06-25 12:30:00 | 鐵道部

技術館を出て、工場構内の留置車両をスナップすることにしました。

旧型客車はどれも撮りやすい所に留置されています。

オハシ47

スハフ42

どっちも電気暖房車ですが、引き通し線は撤去されてるみたいです。

もう1両のスハフ42は傷んでますね。

C62 3と連結していたのはオハフ33

残っていた客車には、床下に発電機が追加されてました。

他には構内用の貨車

トキ25000のアオリ戸更新車かな。これもレアですね。

廃車が始まった721系、丁度解体中でした。

こう見ると、塗装済みのキットみたいです。

14時半を廻り、帰りの飛行機の時刻が気になります。

もっとしっかり見たいところですが、苗穂工場をあとにしました。


北海道鉄道技術館に行ってみた(その2)

2024-06-24 12:30:00 | 鐵道部

構内を進むと左手に煉瓦積の検修庫

手前にDLのスノープラウが1ペア置いてありました。

鉄道技術館の建屋も年季の入った煉瓦づくり。

入って左手には車両のデザインや愛称の資料が展示されています。

列車愛称の資料は、運行開始時期と愛称、区間と使用車両が記載されています。

びっくりしたのは、S37運転開始の準急「らうす」。羅臼岳に因んだ準急ですが、使用車両にキハ05の記載が。

キハ22との共通運用だったからでは?と勝手に推測しましたが、すごいなぁ。

あと、鉄道開業150年ということもあって、茅沼鉄道の展示もありました。

こちらが日本最初の鉄道ですよね。

入って右側の展示も列車がメイン

画像左手には最終日の車両運用を展示していました。

他にも引退したリゾートトレインのネームプレートもあります。

それ以外には駆動系や集電系の機構説明資料があり、奥には台車を展示。

展示している台車が三軸ボギーと板台枠の気動車台車。濃すぎる・・・

中二階もあって、梁に頭をぶつけないように上がると、こちらも濃い資料。

蒸気機関車の図面等の紙モノの資料がメインです。その中に・・・

 

国鉄に買収されたD51を有していた胆振縦貫鉄道の社紋がありました。

あとは超巨大ヤットコ?も。

通票閉塞や青函連絡船、閉鎖した五稜郭工場や空知運転所の展示資料もあり、撮影しているとキリがありません。


北海道鉄道技術館に行ってみた(その1)

2024-06-23 11:49:44 | 鐵道部

今月は札幌に出張。お仕事終わりが21日の晩になり、当日中の帰京が不可なので後泊。

カレンダーを見たら第4土曜日です。苗穂の北海道鉄道技術館の開館日じゃないですか!

出張カバンを転がしながら行くことにしました。

開館時刻は13時です。苗穂駅のホームでちょっと撮り鉄

廃車が出始めた721系ですが、初期車もまだエアポート快速運用で活躍中。

1次車は日立製作所からの甲種回送を撮影したなぁ。

番台区分が複雑ですが、走行性能で分けているみたいです。

日中、ヂーゼル列車もありました。遠目だと電車と区別がつかないね。

苗穂駅の自由通路から工場を眺め、10分ほど歩きます。

 

開館10分ほど前に着きましたが、すでに行列ができていました。

守衛所で代表者の名前、連絡先を記入し、<ご案内とお願い>の紙を頂いていざ入場。

まずは屋外展示車両から。

キハ281-901

DMVの試作車

C62 3号機

後ろの客車はオハフ33

D51 237号機

苗穂工場製で、典型的な北海道スタイルのD51です。

キハニ5005

とてもシンプルな床下機器に衝撃!

復元する際に部品を端折ったのか?

瓦斯倫燃料タンクはどこだ?

 

入場者はファミリー層が多いのですが、敷地が広いので少し待てば撮影できました。

他の留置車を撮影したら、技術館にいくことにしましょう。


初春の北関東ドライブ-後編-

2024-03-20 16:39:13 | 光画部

銀山平から戻り、親水公園に立ち寄り。

堰堤から雪解け水が勢いよく流れ落ちます。

バックは中倉山あたりでしょうか。

この先、中倉山の登山口まで行けるはずですが、年度末まで工事のため通行止めでした。

製錬所の大煙突を撮って足尾の街へ下っていきます。

時間はちょうどお昼。通洞駅前に飲食店があったはず・・・とクルマを走らせましたが、やってませんでした。

うむ、昼食難民になるか?と、不安になりながらも足尾銅山観光の駐車場に駐車。

”←お食事”の看板を見つけたので行ってみます。

薄暗い昭和時代のビルに、一軒だけやっているお店がありました。助かった!

おばあちゃんがお一人で切り盛りされているようです。

悩んでオムライスを注文。同行のまろねふさまが食べ終わる頃に供されました。

手作り感いっぱいのオムライスに大満足。

お腹を満たしたら、いざ観光へ。

足尾銅山の坑内軌道は軌間508mmでしたが、流石に観光用の軌道は違いました。

測っていないけど、910mmかな?

銅山に関わる展示が沢山。

興味深かったですよ。

坑道入口の広場には往時の作業車や削岩機が展示されていました。

屋外展示ですが、50年経っていることを考えれば、状態は良いほうかな。

そういえば、乗った観光車両を撮ってなかったので待ち伏せ。

右のが一応機関車?

乗車口から坑道入口までの区間で運用されていて、110‰の勾配を登り降りするためにギアがついてました。

ドクターイエローっぽいカラーリングが面白いですね。

土産物店を抜けて入口に戻ったら、次の便が出ていきました。

右上でお猿さんが見送ってます。

足尾観光はこれでおしまい。

さて、宇都宮に戻りますが、往復するのは勿体ないので周回ルートを選定。

足利駅前で一休みして、

EF60の保存機を撮影。現存する唯一の四次車です。

足利から宇都宮まではR293から県道6号のルート取り。

途中、葛生を通過しましたが、予備知識ゼロだったんで廃線跡は見つけられず。

 

陽が傾いてきて、お腹も空いてきました。

「軽く佐野ラーメンでも食べる?」とか言いながらもお店はなく、結局宇都宮の街に到着。

お疲れ様!ということで、最近できたお寿司屋さんでお腹を満たしました。

うーん、やっぱり北関東はディープやなぁ。

宇都宮からの帰路は、東北道が事故渋滞だったので、首都高を通らず、圏央道経由で八王子まで走り、あとはR16で帰着。

充実の北関東ワンデイでした。


初春の北関東ドライブ-前編-

2024-03-17 16:48:26 | 光画部

この週末、シーズン最後の雪山でも行こうか?と思案するも、土曜日はかなり気温が上がりそう。こりゃ駄目やな。

そういえば、宇都宮のまろねふ様が今月末には広島に帰任されるじゃないですか!

立ち上げお疲れさまでした!ということで、週末のご都合を伺ったところ、土曜日に足尾界隈へのドライブと相成りました。

宇都宮市内のコメダ珈琲で待ち合わせ、モーニングで腹ごしらえして出発です。

一般道を走って、いざ足尾へ。

道路脇に東武の凸型電機が。

運転中なので、ノーファインダーで撮ったのでこんな画像。

日光市内線の痕跡を見ながら高度を上げ、日足トンネルを抜けて足尾の街へ。

さすがオフシーズン、人通りがほとんどないわ。

間藤から足尾本山の間にかかる鉄橋。

いい感じで枯れてます。

画面右に写っている学校跡の方へ行ってみます。

渡良瀬川を渡った鉄路は、学校のすぐ下を通り、トンネルに吸い込まれていきます。

左の岩山を抜けて、正面に見える製錬所に併設された足尾本山まで線路が続いています。

次は、製錬所手前に写っている橋を渡ってみます。

トンネル手前に塗り直された腕木式信号機。

廃線跡を辿れますが、画像は割愛。

振り返ると、

かつての社宅であった、青い屋根の家並みが残っていました。

更に奥に進みます。

足尾本山駅跡。

朽ちた木造駅舎と、煉瓦造りの油庫、そして錆びついた腕木式信号機。

まわりの山々は茶色。植林していますが、この時期は葉を落としているので禿山のように見えてしまいます。

足尾銅山、通洞側だけでなく、備前楯山を挟んで反対側にも坑道がありました。

せっかくここまで来たんで、車を走らせます。

こぶし大の落石や落枝を避け、日陰に雪が残る道を走ってたどり着いたのは、銀山平。

明治時代は索道が三方向に伸びていたようですが、現在は何も残ってません。

今、ここはキャンプ場になっています。また、庚申山や皇海山の登山口です。

数名のハイカーが居ました。

では、足尾へ戻りますかね。