2024年は元旦から大変なことに。
2日の朝方ではまだ情報も少なかった。
青春18切符も余るので、鐵印を頂きに明知鉄道に乗ってみることにした。
恵那駅で1日券を購入。この1日券はなんとD形硬券でいい感じでした。
岩村駅や明智駅でも鐵印がいただけたのですが、確認せずに恵那駅で鐵印を頂いてしまった。
寒空の下、10人ほど乗せて出発。
20〜30‰の連続勾配と、R200〜300の急曲線が続く軌道をノンビリ辿って12時前に終点に到着。
駅前の商店はすべて正月休業中。なので、折返し乗車して岩村へ向かいます。
空はいつの間にか晴れてきました。
岩村駅で急行と交換。
この駅は平成の時代まで腕木式信号機が残ってました。なので・・・
こんな体験ができるようです。
ちょうどお昼時、「正月三箇日に開いている食事処はないだろうなぁ。」と駅から街に向かおうとしたら、
駅前の食堂、なんと暖簾が掛かっています。ラッキー!
お昼は味噌かつ定食にしました。
お腹を満たしたら、いざ、街へ。
昔ながらの町並みが残っています。
数件のカフェや菓子処が営業していました。
正月休み観光協会とは違い、街の方は観光地としての自覚があるようです。
風呂の琺瑯看板は初めて見ました。
岩村城址まで行くのは止め、菓子処でカステラを買ってから駅まで戻ります。
明智から岩村まで乗った車両が恵那で折り返して来ました。
車両以外は国鉄時代のまま、といった風景です。
程よく暖房が効いた車内から、のどかな風景を眺めて帰途につきました。
昭和初期の恐慌時に鉄路を敷いたためか、急曲線と急勾配だらけでした。
明知鉄道になってから、設備の更新が最低限だったのか、開業当時の雰囲気が各所に残っている気がします。
無機質なJR線よりも旅情を感じる、ちょっとした乗り鉄旅でした。