てつまろの気儘な日常

日常生活での出来事や趣味のことなど気儘に書いております。
09年に開設、22年6月にこちらへ引っ越しました。

東日本震災・徒歩帰宅(1/2)

2011-03-12 18:29:00 | 日々雑感
3月11日(金)、いつもより1本遅い電車で出勤。
13時半過ぎに昼食を摂り、夕方のユーザーさんとの打ち合わせ資料について上司と確認した。
資料説明のストーリーを考えようと席についたところ・・・

ん?ちょっと縦揺れが・・・、あ、横揺れが起きた、結構大きいかな?
そうこうするうちに振幅が大きくなり、机の上のファイルや電話が滑り落ちた。
揺れの感じはビルの免震装置のせいか、大波が来たときの牡蠣いかだや桟橋、あるいは大時化に遭ったフェリーのようだ。
数分で揺れが収まったので、すぐに家族へ無事を知らせるメール(今確認したら発信は14:55、発生から9分後だった)を発信し、周囲に散らかった書類を片付けた。
しばらくしてビル管理室から館内放送が。「屋外へ避難してください。」え、かえって危ないんじゃないの?と思いつつ、PCの終了処理を行ってから非常階段で降りた。通常の階段はスプリンクラーが誤作動して水浸し。


お台場方面で黒煙が上がっていた。近所で建物の倒壊は無いみたいだった。
通勤はラジヲを聞いているので早速起動。なんと震源は三陸沖、大津波警報発令中。

隣の公園でしばらく待機し、16時過ぎに各自注意して帰宅してよいとの指示が出た。
荷物整理のため一旦デスクに戻り、打ち合わせ延期を連絡し、帰宅のために必要なものを準備した。
さて、帰宅すべきかどうか・・・
・距離:約30km、歩けない距離ではない。7時間以内で着くと想定。
・情報:ラジヲがあるので、必要な情報は入手可能
・飲食:お茶とお菓子程度なら持っていける
・その他:近い将来起こるであろう震災に備え、一度帰宅を経験してみるのがよいのではないか?

以上の判断から、帰宅することにした。16:20過ぎに会社を出発。


国道15号(第一京浜)を一路横浜方面へ。


平和島駅脇を通過。抑止された列車から乗客は降ろされた模様。

蒲田を過ぎ、18時過ぎに多摩川を渡る。

道路は大渋滞。全く動かない。

多摩川の川面を見ると、海側から一気に水が逆流していた。

おそらく津波であろう、ここまで上がってくるとは・・・恐ろしい規模の地震だ。


川崎市内に入っても、相変わらず道は大渋滞。

先は長い。18:30過ぎに夕飯を摂ることにした。
消化とカロリーを考えてかきあげうどん。お店は店員さんが出勤できないためか、結構混乱していた。

自宅まではまだまだ長い・・・

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