海と山と

釣りと近場の山歩きを趣味とするリタイヤおじーのひとりごと

恒例の長野・岐阜旅行 3日目 霧ヶ峰高原へ

2010-08-05 21:04:03 | 山歩き
8月2日 

昨日の天候の無念が残る中、ペンションの窓から外を見ると、青空。
朝の散歩に出ると、正面に「焼岳」が朝日に浮き出ている。


歩いて一昨日の「北アルプス大橋」まで行ってみる。
一昨日とはまったく異なる景色が目の前に迫る。
笠岳~双六岳~がくっきり。あ~あ・・・・・・。


今日の予定の霧ヶ峰高原に向かう。
爽やかな草原の風が無念な気分を癒してくれる


車山頂上付近から見る白樺湖。遠くに見えるのは八ヶ岳?
見晴らしが良ければ富士山まで見えるとか。
今年は、何かついていない。


車山ではニッコウキスゲを期待していたが、まったく見られない。
後から本日宿泊のペンションのオーナーに聞いたところ、最近は
野生のシカがニッコウキスゲの芽のうちから食べてしまうらしい。
その代わり、咲き乱れていたのが「クルマユリ」。夏の日射しを受けて一際目立っていた。
そのほかに「マツムシソウ」「ノアザミ」「ハクサンフロウ」「シシウド」なども。


「マルバタケブキ」も青空に映えていた


下山時に八ヶ岳が申し訳程度に頂上付近の姿を見せてくれた。


霧ヶ峰の夜は、さすが「霧ヶ峰」。ほろ酔い気分で散歩に出たが、濃霧が幻想的な景色を
作りだしていた。半そででは寒い。明日猛暑の倉敷へ帰るのかと思うと気分が滅入る。

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恒例の長野・岐阜旅行 2日目 西穂独標へ

2010-08-05 21:03:45 | 山歩き
8月1日

今日はこの旅行の主目的である登山計画の日。
目指すは「西穂高独標(2701m)」。
朝から、近くで見える山には薄っすらと雲がかかっているが頂上は雲の上であろう
と期待して出かける。
新穂高ロープウェイには始発1時間前に到着したが、第1便には乗れず。それでも臨時便を
出していたので、案外早く登山口の千石平に着くことができた。
ロープウェイから降りた人たちが一斉に登り始める。(8時30分)


西穂山荘(2385m)までは樹林帯の中を歩く。時々、木々の切れ間が現れるが、
真っ白で何も見えない。9時35分に西穂山荘に到着。すでに座るところが無いほどに
登山客でいっぱい。ツアーの登山者が多い


山荘で朝食を食べ、9時50分に独標に向かう。丸山(10時15分)を過ぎたあたりから、大きな石の
上を歩くので、歩きにくいとともに、浮石に注意しながら歩く。
「丸山を過ぎたあたりから青空が見える」と降りてきた登山者が言っていたが、周囲は真っ白。
ここでは「独標まで行くと遠望が利く」との下山者の言に勇気づけられさらに登る。
狭い、険しい登山道でのすれ違いは気を使う。「危ない!」と大きな声が上の方から
聞こえてきた。独標の頂上で聞いた話では、数メートル滑落した人がいたらしい。
幸い、顔のかすり傷と手の指の骨折で済んだようだが、我々も三点支持を守って慎重に登る


独標には11時15分到着。標準的には10時45分頃到着するはずであったが、何しろ登山者が多い。
独標の登り下りで待ち時間が多い。
頂上で達成感にしたっている人も多いことから、これから登る人達がイライラ。ついに口喧嘩
が始まる始末。こんなところで・・・・・。
頂上では狭い場所に人が一杯。隣の人とぶつかると、崖下に落ちるのではないかと
思うほどの雰囲気。


この達成感を記念写真に。(妻は頭からかぶった紫外線よけのタオルが茶髪ばーに)
頂上では10分程度、達成感にしたる。


下山は一層慎重に3点支持を忠実に守る。
結局景色を楽しむことができず西穂山荘まで戻る。視界は50m程度。今まで3回ほど長野・岐阜の
山に行ったが、すべて快晴だったことの反動がここに来たのか?


達成感はあるものの、無念さは残る。
そんな気持ちをペンションの露天風呂で癒す。
ここ「ほのみ亭」の風呂は最高。2つの露天風呂があり、貸切ができる。
この旅行の楽しみの一つだ

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那岐山登山

2010-07-11 15:11:50 | 山歩き
7月11日

昨日(10日)県北の那岐山(1255m)登山に出掛けた。今日は朝から大雨だったことを思うと、
昨日の晴れ間は本当に幸運だった。
コースは駐車場上の登山口から大神岩を回って頂上を目指し(Cコース)下山は登りと反対側に
進み下の登山口に戻る(Cコース)周回コースとした。


晴れたとはいっても、朝方はガスがかかっていて登山道からの展望は全くない。
樹林帯を歩くときは、湿気が重たく身体にまつわりつくようにじっとりとした中を歩く。
汗が吹きでる。


樹林帯を抜けると少しガスも薄くなり、風も感じられて気持が良い。那岐山の
手前のピークから観た那岐山と避難小屋


頂上は360度の見渡せるが、残念ながらガスっていて遠望は利かない。
それでもたまに雲が切れ近くの山々が姿を見せてくれる。
写真は滝山(1197m)方向


頂上で早い昼食を採った後Bコースを下山。下山時は登りと違い、雲の間から近傍の山々を望むことができる。
下山してから後ろを振り返ると那岐山の全容がはっきり見えたことから、もう少し頂上で粘れば
もっと素晴らしい景観に出会えたかと残念しきり。


登山口近くの「蛇淵の滝」。連日の雨で水量も多く、豪快な滝の流れを観ることができた。
清涼な空気が漂いしばらくマイナスイオンの中に身を置く


今回の登山のお目当ては、ササユリだったが、時期が遅かったためか数も少なく、
あっても枯れかかっているものが多かったのは残念。
それでも何箇所かで生き生きしたササユリが頑張ってくれていた。


今の時期、山全体に「ヤマアジサイ?」がたくさん咲いており、暑くてきつい登りで、
萎える気分を癒してくれる。


登り約2時間~昼食20分~下り1時間30分で合計約4時間の暑かったけど幸運な山登りでした

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西赤石山

2010-05-16 17:23:35 | 山歩き
5月15日
OB会で四国の西赤石山(1626m)に出かけた。目的はもちろん登山ではあるが最盛期と思われる「アケボノツツジ」を見に。

朝7時30分に東平の登山口駐車場に着いたが、すでにほとんど満車状態。
やはり目的は「アケボノツツジ」なのだろう。
別子銅山の第三通変電所跡の横の登山道を登る。その手前の病院、学校などの跡地は
公園になっていて、登山者の休憩の場ともなっている。


最初の目的地は兜岩。約2時間半の予定。ここまでは傾斜もきつくほとんど樹林帯を歩くので案外きつい。
それでも木々の間から時々顔を出す「アケボノツツジ」のピンク色が疲れを癒してくれる




兜岩からの眺めは360度の大パノラマ。特に、南側は間近に瀬戸内海を望むことができ、高度感を堪能できる


兜岩から石鎚山方向のパノラマ写真。
遠く中央に石鎚山、その手前に瓶ケ森、さらに手前に笹ヶ峰と続く展望は絶景。


兜岩周りにも「アケボノツツジ」はちらほら見ることができる。すぐ眼下に新居浜の市街地、
さらに瀬戸内海、海に浮かぶ島々と、眺めながらの昼食は旨い。


これから向かう「西赤石山」。兜岩周りは大勢の人。今の時期、この山は景色の良いところは
どこも登山客でいっぱい。


西赤石山の頂上は、せまい中に人がいっぱい。証拠写真だけ撮って早々に下山。
下山は銅山越え方向に下りて途中、近道をして下山する。
下山道でも所々少し道を外れたところで「アケボノツツジ」を見ることができる。
間近で見る「アケボノツツジ」も鮮やかである。


四国の山は今が新緑真っ盛り。登山道を歩いているだけで、心身が緑に染まって
しまいそうな雰囲気の中を気持よく歩く。
湿気も無く、晴天で本当に気持ちの良い一日だった。
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百名山「大山」へ

2010-05-04 20:02:56 | 山歩き
5月3日
ゴールデンウイークのど真ん中に、妻と鳥取県の大山(1709m)へ出かけた。
朝5時15分に我が家を出発。途中蒜山SAに立ち寄ったが、朝の7時と言うのに駐車場
はほぼ満車。ほとんどが県外Noで、車の中で寝ている人、洗面所で歯を磨く人など
さまざま。たぶん車の中で夜を明かした人達だろう。

7時30分に大山寺の駐車場に到着。しかし、駐車場は満車。道路わきの隙間を見つけて
駐車する。

バナナを1本づつ食べて出発(7時45分)


この夏道コースは最初から8合目付近まで階段状の登山道だ。
最初こそ傾斜は緩いが徐々にきつくなってくる。何しろずっと階段道。


登山道は登山者が数珠つなぎで登っていく。
六合目の非難小屋前のベンチは登山者で一杯。座るところもない。
ここまで1時間30分。登山地図に載っている標準時間よりかなり早い。
妻は久しぶりの登山にもかかわらず、元気だ。


登山者は、小学生くらいの子供も多く、元気で登っていく。
1年前にも大山に登ったが、これだけの人が登って行くのは長野の山では見ることがあ
るが中四国地区では初めて見る光景だ。


八合目付近から見る大山の北側。遠く三鈷峰からユートピア小屋を望む。
北面だけに、まだ雪が残っている
ここからの景色は伯耆富士のイメージとはほど遠い険しい山肌を見せつける。
印象に残る景観だ。
手前のピークは「別山?」


八合目を過ぎると登山道はキャラボクの中を歩く木道となる。
緩やかに見える斜面だが、今までの疲れが加わって案外きつい。
妻も少しバテ気味だが頂上が見えて少しは気楽になったようだ。


頂上到着は10時25分。ここまで2時間40分。速いペースだったが妻も良く頑張った。
頑張った分、360度の景観の素晴らしさが、倍増する。
頂上からの展望は、さすが大山という感じ。薄っすらとガスがかかっていて遠望は利かないが、
恐怖を感じさせる斜面が目を楽しませてくれる。
一番高い「剣が峰」までの尾根は危険で行くことはできない。遠くに「烏ケ山」を望む。


頂上も多くの人、人、人。
新潟から来たとか、九州から来たというような話が聞こえてくる。
「百名山」のという磁石が各地の人を引き付けているのであろう。


頂上で弁当を食べて、同じ道を下山。登山口到着は13時。
昼食、休憩を含めて5時間15分の登山。妻は下山時の階段道がこたえたようで、「景色はいいけで、
登山道がどうも人工的で面白くない」と少し不満が残ったようだ。
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四国 堂ケ森

2010-04-19 19:37:18 | 山歩き
4月17日

前日までの冷たい雨空も上がり、暖かい日差しが射す絶好の登山日和となった。
OB会の山の会としては、久しぶりに高い山に登る。
向かった山は愛媛県の「堂ケ森(1689m)」。登山コースは2か所あるようだが、
今回は梅ケ市からのコースを選択。

朝5時30分に倉敷の笹沖を出発。登山口駐車場に着いたのが約8時30分。
堂ケ森の頂上まで約3時間。すでに車の運転疲れがあるが、天候も良いし
気分は壮快。


標高1200m位から昨日か一昨日に降ったと思われる雪が残っている。日差しはあるものの
空気は冷たい。


約2時間くらいで樹林帯を抜ける。眼下には面河ダムが見え、歩いて稼いだ高度に満足。
ここの山は、急登が続き案外疲れるがこの景観で疲れも吹き飛ぶ。


正面には目指す「堂ケ森」の頂が待ち構える


1400mのピーク以降はだらだらの登りだが、今までの疲れの蓄積もあり、歩幅が自然と
せまくなる。それでも暖かい日差しと、笹原の匂いの中を気分よく歩を進める


登り始めて2時間20分程度で、保井野からのコースと合流する。地図では保井野からの方が
距離は短いが、傾斜がかなりきつそう。機会があれば挑戦してみたい。


笹原の重なりが美しい。


頂上までもう一息。自然に足取りも軽くなる。
ただ、頂上の反射板は景観を楽しみたい登山者にとってはいただけない。


頂上からの360度の眺めは素晴らしい。特に周囲の山々が遠く離れているため、高度感が
一層増す光景となる。


頂上からは西日本一高い「石鎚山(1982m)」を遠望できる。苦労して登ってきた者だけが
得られる快感に大満足。
中央が「石鎚山」その左に「西ノ冠岳」一番手前が「鞍ノ瀬」
堂ケ森からの縦走も可能だが、またの機会に。


遠く墨絵のような景色も堪能。


今回は登り2時間45分、下り2時間の本当に気持ちの良い登山であった。
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鬼城山

2010-01-24 20:41:44 | 山歩き
1月24日
暖かな日差しに誘われて、今日は古代山城のある鬼城山を歩いた。
もう、1年以上前に登って、今回は久しぶりだ。

コースは出来るだけ舗装道は歩きたくないので、砂川公園に車を止めて経山方向から登る。
写真の①、②~⑥のコースを行く。
②~④までは約20分であるが傾斜は案外きつい。距離がもう少しあったらかなり疲れるだろう。


①~②・・・25分
②~⑥(ビジターセンター)・・・1時間10分
このビジターセンターには資料館があり、パンフレット、ビデオによる説明などで予備知識を得て行く。


色々な遺跡があり、それはそれでじっくり見る価値がある。それ以上にここの景色はこの近くの山では
一番ではなかろうか?
「学習広場」展望台から見た鬼ノ城の西門。復元されているとは言え、この山の頂上周囲2.8kmに
城壁が設けられ、東西南北にこのような土塁とともに戦闘に備えての建物が660年ごろ建設されていたのかと
おもうと人類のすごさというか、日本人のルーツのような物を感じる


「屏風折れの石垣」
1400年位前に、400mの山に、このような石垣をどのような方法で積みつけたのだろう。
他にも見所は多くあるが、一番気に入った遺跡だ。


その石垣の上は平らになっていて、その絶景がハイカーの休憩場所となっている。
確かにここで弁当を食べると、昔、鬼が住んでいて毎日を思うがままに暮らしていた気分が
わかる


帰りも舗装道を歩くのを嫌って、登りと同じ道を下った。
砂川公園を9時40分出発~ビジターセンター10時50分~遺跡周り~ビジターセンター12時20分~
砂川公園13時20分  合計3時間40分
いい汗かきました!!
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鷲羽山スカイラインを歩く

2010-01-16 19:13:56 | 山歩き
1月16日

昨日の寒波は峠を越え、今日は風もなく暖かい。

たまには違う所、ということで鷲羽山スカイラインを歩くことにした。

2年前にも我家~広江~下津井~塩生~呼松~我家まで合計8時間を歩いたが、今日は鷲羽ゴルフクラブで折り返した。

3.5時間の歩行であったが、暖かかったことで、気持ち良く歩くことができた。

ここ4~5日は暖かいらしい。やはり春が近いということは気持ちも明るくなる。


歩き始めは9時30分だが、福田公園の池の表面には氷が張っていた。小さな石を投げた

くらいでは割れない。

相当冷え込んだのだろう。帰りにはまだ薄氷が残っていた。カモ、アヒルなどはどうしているのだろう



鷲羽山スカイラインを登り始めてしばらくすると、水島コンビナートが全容を現してくる

やはり種松山から見る工場群と追力が違う



このスカイラインを自転車で登り降りする人がいる。昨年で打ち切られた児島トライアスロンが実施されて

いるころは、この道は訓練をする自転車が一杯であったが、今日見た自転車はこれ1台だけだった。

コンデジで精一杯の望遠で。



さらに高度を上げると、水島港の運河方向が見渡せるようになる



いつも歩いている種松山を正面に見ながら登る。ここから見ると種松山もなかなかいい形の
山だ。



途中の見晴らし台から見た福田公園方面。目を凝らしてみると、我家の屋根も見える。


さらに高度を上げて、遠く瀬戸内海まで望む。一度、同じ景色の夜景見にこよう。

しかし、夜景は綺麗だろうが、工場の迫力が無いのではないだろうか?

つい数年前までコンビナートで働いていたものにとっては、昼の景色のほうが楽しい。



さっき下った自転車の人が、また登ってくる。昨年私も下津井から帰ろうと思って

自転車で挑戦したが、最後までたどり着くことができなかった。


下津井から宗教団体の研修所のあるところまで来たが、そこでリタイヤ。若かりし頃は、「再挑戦」

と思っただろうが、今はとてもその気にならない。この人は何往復するつもりだろう。



鷲羽山スカイラインの入口近くにある道沿いの梅がすでに数輪咲いていた。寒い寒いとはいっても

春が確実に近づいている。気持ちが明るくなる。
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讃岐富士(飯野山422m)へ

2010-01-11 19:02:33 | 山歩き
OB会新春恒例の「讃岐富士うどん登山」

1月10日、恒例になった「讃岐富士(飯野山)登山」と「うどん味わい」を兼ねた
うどんツアーを開催した。男ばかり16人の花のないパーティーであったが、それはそれで楽しい
1日であった。

瀬戸中央自動車道から見る讃岐富士。山容はまさに富士山


登山口には香川ナンバーの車がぎっしり。地元の方々が、日常の体力作りに利用している
山なのだろう。頂上までは、何通りかのコースがある。今回は健脚コースとゆっくりコースの
2グループにわかれて登る。健脚コースは案外きつく、シーズンオフの良い訓練場だ。


頂上まで健脚コースだと45分、ゆっくりコースだと60分で頂上に着く


頂上には「新日本百名山」の石碑がある。頂上からの展望は周囲に木が茂っていて
あまり良くないが、少し下りたところに「おじょもの足跡」があり、そこの展望台からは
金毘羅さん方面の展望が素晴らしい。


瀬戸大橋方面の展望は、登山道の所々の木々の切れ目から望むことができ、景色を楽しみ
ながら登ることができる。種松山に頻繁に登っている私にとっては羨ましい。


下山してから、次の目的「讃岐うどん」を味わいに昨年も行った「なかむら」に向かう予定で
有ったが、讃岐富士の展望台からみた様子では車が駐車待ちで渋滞。
諦めて、山のふもとにあるうどんやへ。この店は新しいためか人が少ない分、
待たないで食べられるのがいい。


讃岐うどんを満喫し、次の目的地「丸亀城」へ。
遠くからは何回か見ていたが真近で見て、石垣の素晴らしさに圧倒された。


この石垣の美しさから「日本100名城」に選出されたといわれている。特に60mの高さ
もさることながら、石垣の曲線が美しさを際立たせている


「二の丸」あたりから見た瀬戸内海方向。


同じく「二の丸」あたりから見た瀬戸大橋。展望だけを求めるのであれば、讃岐富士よりはるかに良い


「月見櫓」から見た讃岐富士。むかしは讃岐富士の黒い影の上に出る満月を楽しんだのだろう


威厳に満ちた天守閣が青空に映える。


この寒さの中、桜の花が咲いていた。寒桜(被寒桜)?と言われるものだろうか?
桜が咲く頃に
もう一度訪れ、城の美しさをゆっくり楽しんでみたい。
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常山(児島富士)へ

2010-01-03 19:26:01 | 山歩き
1月3日

強烈な寒波は通り過ぎ、今日は幾分あたたかい。たまには異なった山をと思い、岡山市と玉野市の境に

ある常山(児島富士307m)に出かけてみた。

確かに遠くから見ると「富士」だ。頂上に電波塔が2~3本立っているのが残念。



山の麓までは車で行ったが、4台ほどすでに車が止まっている。

車で頂上近くまでいけるが、駐車場に止めて歩いて登る。

登山口は駐車場から少し舗装道を上がったところでわかりやすい



直登道は頂上まで40分弱だが、ずっと登りが続くため案外きつい。

石畳の跡が頂上まで続き、昔の常山城の名残りだろう。



途中で見かけた「底無井戸」。水が涸れたことがないらしく、後ろの黄色い扉を

開けると、今でも水がたまっている。



頂上手前の見晴らし場からみた児島湖、金甲山方向。

下に見える田が緑だと素晴らしい景色なのだろうと想像する。



常山城跡の石垣。



頂上付近からは遠く瀬戸大橋を望むことができる。頂上よりも、途中の登山道

からの展望が良い(特に葉が茂ると頂上から展望はよくなさそう)


常山城跡には落城の時の城主の妻、家来たちの女房の自害を供養した女軍の墓標が

怨念を秘めひっそりたっている。



帰ってからネットで調べてみると、この山にはまだまだ見所が多いようだ。

この常山に城ができたのが天智6年(667年)らしく、以降戦国時代の凄惨な悲話が残っている。

当日はかなりの年配の方々10人程度のグループ2組と出会った。登山訓練には丁度良い山かもしれない。
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