4月29日
吉備路国分寺周辺で「れんげ祭り」が開催された。
新聞情報で興味を持ったのは、五重塔の一層目の扉を解放する
こと、こうもり塚古墳の内部見学ができることである。
国分寺近くの駐車場は狭いことから、1時間ほど早目に到着を見越して
出掛けたが、すでに満車。少し離れたところに誘導された。
レンゲの花はまだ少し早いのか、目を見張るほどではなかった。
祭りの準備で忙しい中を横目に、最初に「こうもり塚古墳」へ向かう。
ここはいつもは入口の羨道(と言うらしい)部分までしか入れない。
今日はその奥の玄室まで開放。
巨大な岩で組まれた石室の重厚感に圧倒される。
石棺が中央に置かれ、ふたの部分が欠けている。
いつの時代にか、石を欠いて、石棺内部の装飾品などが盗まれたのだろう。
この墓は仁徳天皇の寵愛を受けた吉備の美女・黒媛の墓であるとの言い
伝えもあるが墓ができた時代と仁徳天皇が生きた時代と合わないとか。
いずれにしろ6世紀後半にこのような巨大な岩を積み重ねて空間を建造
する技術があったことに驚く。
すでに五重塔周りは祭りが始まっている。
連休初日と言うこともあってか、家族連れが多い。
五重塔の一層目の扉はすでに開放されて多くの見学者がいる
東西南北に阿閦如来、宝生如来、阿弥陀如来、不空成就如来が配されて天井には
花鳥の彩色画がはめ込まれている
今後もまず見ることがないと思われるものに出会えた幸運に感謝。
吉備路国分寺周辺で「れんげ祭り」が開催された。
新聞情報で興味を持ったのは、五重塔の一層目の扉を解放する
こと、こうもり塚古墳の内部見学ができることである。
国分寺近くの駐車場は狭いことから、1時間ほど早目に到着を見越して
出掛けたが、すでに満車。少し離れたところに誘導された。
レンゲの花はまだ少し早いのか、目を見張るほどではなかった。
祭りの準備で忙しい中を横目に、最初に「こうもり塚古墳」へ向かう。
ここはいつもは入口の羨道(と言うらしい)部分までしか入れない。
今日はその奥の玄室まで開放。
巨大な岩で組まれた石室の重厚感に圧倒される。
石棺が中央に置かれ、ふたの部分が欠けている。
いつの時代にか、石を欠いて、石棺内部の装飾品などが盗まれたのだろう。
この墓は仁徳天皇の寵愛を受けた吉備の美女・黒媛の墓であるとの言い
伝えもあるが墓ができた時代と仁徳天皇が生きた時代と合わないとか。
いずれにしろ6世紀後半にこのような巨大な岩を積み重ねて空間を建造
する技術があったことに驚く。
すでに五重塔周りは祭りが始まっている。
連休初日と言うこともあってか、家族連れが多い。
五重塔の一層目の扉はすでに開放されて多くの見学者がいる
東西南北に阿閦如来、宝生如来、阿弥陀如来、不空成就如来が配されて天井には
花鳥の彩色画がはめ込まれている
今後もまず見ることがないと思われるものに出会えた幸運に感謝。