大谷美術館のコンサートに行きました。この美しい庭を見ながらチェンバロ、バロックバイオリンを聞けるのです。そして素晴らしい絵画も鑑賞。外は酷暑。
チェンバロは600年以上の歴史があり、バロック時代(1600~1750年)の全盛期には、宮廷音楽に用いられていましたが18世紀末になると、ピアノの発明と急速な発展により、チェンバロの人気は衰えていきます。 ピアノはハンマーで叩いて弦を振動させて音を出す打弦楽器、チェンバロは爪で弾くことによって弦を振動させて音を出す撥弦楽器と違いの説明もあります。
バロックバイオリンは1750年以前に製作された原型のままの楽器をオールド・バイオリンあるいはバロック・バイオリンと呼び,それ以後に作られた近代的に改造された楽器をモダン・バイオリンと呼んで区別している。現在使用されているストラディバリやグアルネリの楽器も,ほとんどすべてこのモダン・バイオリンに改造されたもの。…モダン・ヴァイオリンと異なる点として、胴体部分の内部に縦についている棒が小さいこと、駒の下部が比較的薄く上部が比較的厚いこと、指板が短いこと、ネックが太いこと、アジャスターがないこと等がある。最も重要な違いは弓でモダン・ヴァイオリンの弓の形状が「Σ」の字に中間部が凹んだ曲線を描く一方、バロック・ヴァイオリンの弓は直線形であるか、又は中間部が少し膨らんだ曲線である。これは弓の毛の張力が弱いことを示すなど楽器の説明のして下さいます。
はじめての楽器の音色を楽しみました。展覧会を見て帰宅。
毎日何か発見するようにしています。☀️☀️
それに行くまでの、努力は大変なものだと思いますが。
チェンバロの音色は、穏やかで大好きです。
きれいな建物、お庭の中で聞く音色は、最高でしょう。