午前7時過ぎ自宅出発。京都に出かけました。
目的は二つの展覧会。
国立博物館まではいつも通り四条川原町より、川沿いを散策しながら、と言ってもかなり並ばなければ、等伯展は見れない覚悟で、大急ぎで数枚写真を写しました。
きくももが満開
サクラも少し葉桜
糸しだれサクラがやさしい
昨日の雨、町家に赤、白傘がそして、ちょうちんが京都らしい
9時半から入場の京都博物館に到着したのは、10時ごろかな?(9時半開場)
すでにこの状態
話によると、8時半から並び始めたとか???
素晴らしい作品を見るには待ち時間の覚悟が。。。
どの作品にも圧倒されました。
仏涅槃図など、建て10M 横6Mこんな大作は始めて見ました。
作品いついては、各自調べてね。
狩野派との熾烈な戦い?天下を納める絵師になった、等伯。
この人ごみの中、松林図の前では、私は霧の中に迷い込んだ感じでした。
長時間、待つかいありました。
外ではまだまだ長蛇の列
向こうの小さなテントまで並んでるのです。
もちろんこの作品も鑑賞して来ました。
お弁当持参だったので、近くの公園で青空に紅葉の葉を楽しみながら、姉と感動を話し合い、写真を撮ったり、しばし休憩。
金なり草が珍しく花をつけてました。
京阪電車に乗り相国寺へ向いました。
承天閣美術館が寺の一角にあります。
今まで知りませんでしたが、すばらしい場所で、内部も見易すくこじんまりと絨毯張りです。
廊下からはこのような景色がガラス越しに見えます。
今回の展示は、柴田是真 1807-1891 漆芸家です。
もちろん素晴らしい絵師でもあり、若冲の次ぎは是真と言われてました。
漆技法がこんなにあるとは、今回始めて知りました。
又この美術館には若冲の床貼付絵が常設で展示されてます。
それを見に行くだけでも素晴らしいですよ。
もう一度時間をかけて、見たいよねと話しながら歩いてると、こんな枝ぶりの木を見つけ、
長谷川等伯の襖絵に出てくる枝ぶりやと二人で感動をしてました。
自宅を出てから12時間。あたりは暗くなり、足は重くなり、でも心は豊かに感じた一日でした。