「やきとり」は、スペアリブと同様に四季を問わず食べる。店にも行く。今のご時世、ちょいと一杯、立ち寄りには、焼鳥屋は、ベストである。
焼けるあの匂いを、鼻にすると足が止まる。「よか、に・お・い・だ!」
昔は、串打ちも結構時間が、かかったが、最近は、それほど時間がかからない。
そして、焼鳥器に火を入れ、網をかるくあぶる。
暖かくなったら、串を網にのせ、焼く。
適度に油がのった肉は、焼くと、程よい油が焼鳥器の受け皿の水の中に落ち、皮は香ばしく焼ける。
程よく、焼き目がついたら、特製焼鳥たれにつけ、再び焼く。
醤油の焼ける香ばしい匂いが漂ってきたら、食べごろである。再度たれに軽くつけて、焼きが完了する。
ビールを片手に持ち、片方は焼けた焼鳥を持って、まずは、焼鳥を頬張り、ビールをぐっぐーと、飲み、次の串に手を出すのである。
「う、みゃ~!」
熱々は格別である。焼いては、食べ。飲んでは、焼く。至福のひと時である。