チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「怪物の木こり」倉井眉介 宝島社

2024-07-17 20:00:00 | 2024読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「怪物の木こり」倉井眉介
宝島社
第17回このミス大賞受賞作品
2019年刊

フォローしている映画のブロガーさんご紹介の映画の原作本ですにゃ。いつも映画のご紹介ありがとうございます。
サイコパスで猟奇的殺人と聞くと、
読んでみたくなるチビクロですにゃ。



主人公二宮わ、子供の時マッドサイエンティストにサイコパスになる人体実験として脳チップを埋め込まれる手術をうけているという設定ですにゃ。サイコパスっていうのわ、他者への思いやりが、まったくなくて、殺人を犯しても、なんの罪悪感をもたない反社会的性格の人をいうのだけど二宮わ、主人公なのにサイコパス野郎の殺人者で悪い人なのですにゃ。

「怪物の木こり」というタイトルですし、ミステリというよりダークファンタジーでエンターテインメント度が強い作品ですにゃ。でも、最終、二宮が思い出したタケシの面影わ、サイコパス野郎の二宮でも切ない気持ちになったのわ、間違いないと思ったですにゃ。とんでも設定だから、再読わないと思いつつ、図書館の返却日までに何度も読み直ししたりして、余韻が残る作品ですにゃ。

今日もチビクロのブログをお読み頂き、
ありがとうございますにゃ。