はろー!ねいほー!

ワインにおいしいもの。いつもじゃないけど香港もときどき。

台湾の朝ごはん

2016年05月07日 | 台湾日記
台湾3日目。

ホテルは朝食付きで、小規模ホテルにしては品数がある方で、味も悪くなかったけど、地元の人が食べる朝ごはんがどうしても食べたい。

気になる地域まで、のんびり散歩がてら足を延ばしたら、思い描いた通りの朝ごはん屋をみつけた。

通化街米粉湯

店名らしくないが店名。







米粉湯(米苔目)

見た目はうどんだけどお米の麺で、出汁が日本風。あっさりしておいしい。

厚揚げの煮物

これも日本の煮物と同じ味。隣のテーブルにいた地元の女の子が「おいしいよ」と言っていたので注文。

魯肉飯

3日目にしてようやく食べられた台湾名物

アスパラガスのサラダ

ん?サラダ?
しかも、どこかで見たことある(笑)
その店では「マコモダケ」と言っていたが・・?
マヨネーズ風のものは、その店とまったく一緒だけど、アスパラガスらしきものは少し違って、歯触りがよく、コリコリしておいしかった。


何かの賞をとっているらしいです。

お腹を満たして満足したワタシたちは、店を出て、再び歩き出し、台湾でいちばん食べたかった『豆チアン』を発見したのでした。

「え?安すぎる」
「え?冷たい」


『豆チアン』には、甘いのと甘くないのがあって、甘くない、味噌汁的なものが食べたかったので、これは違った。
これは、豆乳を水で薄めた、うす甘いジュース的な飲み物。

この日まで街中で『豆チアン』を見かけなかったこともあって、ほぼあきらめかけたそのとき、

みつけた。

豆チアン大王


豆チアンは豆チアンでも『シェントウ(豆)チアン』というものだったらしい。


揚げパンを浸して食べる


これ、めっちゃくちゃおいしい!
「ぜったい食べなきゃ損」ってくらいおいしい!

たった今魯肉飯の朝ごはんを食べたばかりだし、お腹いっぱいなんだけど、完食した。

そして店を出て、飲んでみたかったタピオカ入りアイスミルクティーのスタンドを発見



「台湾に行ったら絶対食べたい(飲みたい)」と思ってたものに、一度にたくさん出逢えたシアワセな朝でした。





通化街米粉湯
所在地:台北市林森北路96巷5號

豆チアン大王
所在地:台北市林森北路310巷27號

絶品蒸し餃子 ~2016.04台湾

2016年04月28日 | 台湾日記
2日目。鼎泰豊の小龍包でお腹が満たされ、ホテルに戻ると、お天気が一変。突然の豪雨だ。

この日の予定では、ホテルから近い夜市でジャンクフードをお腹いっぱい食べるはずだったけど、雨の中、片手に傘を持ち、もう片方の手にビールを持ったら、つまみはどうやって食べるのだ?と、4人全員が同じ絵を頭の中で描いたところで(たぶん)、近所の夜市はあきらめることにした。

観光的な夜市にはまったく興味がなかったけど、この雨でぜいたくは言えず、台湾で一番有名な士林夜市へタクシーで向かった。


フードコートのある地下に行ってみた






観光客より台湾人または中国人でごった返していた。
メニューを見るとどのお店もほとんど似たり寄ったりだったので、テーブルが空いていた1軒のお店に入った。

ビールとワタリガニの唐揚げ、カキの卵とじ、さざえのしょうゆ煮(さざえには見えなかった)などを注文した。
そしてわずか10分程でワタシたちは席を立ち、この場を立ち去ることになった。
非常に残念である。

雨も上がり、周辺の屋台村をブラブラして、ふたたびタクシーでホテルに戻った。
小腹すら満たされないお腹をかかえ、夜市の失敗のあとだけに慎重に店を選びたいところ。
しかし、すでに8時に近い時間で、レストランをじっくり検討している時間もない。

ホテルの近所をあてもなく歩いていると、1軒の小さな台湾料理店をみつけた。
地元の人でいっぱいだが、回転がよく、並んでいてもすぐに席に座れるようなので、列に加わり、入ってみることにした。

調理場


店内


日本語のお品書き


ビールは缶のみ


しいたけ入りジャージャー麺


相席になった女の子たちオススメの玉子スープ

うまい!お出汁と塩の加減が絶妙!黒っぽいのは、わかめではなく海苔。

これがびっくりするほどおいしい、肉汁が中から溢れ出る蒸し餃子

真ん中はすでに食べられた

偶然入ったこのお店、想定外の大当たりでした。
料理を作ったり、運んだりするおばちゃんたちは、全員元気がよくて、愛嬌があって、おもしろかった。

お腹いっぱいになったので、会計してお店を出たら、すでにお店正面の照明が落ちていた。
なんと、閉店時間を30分もまわっていたのだ。


閉店時間になっても追い出すような感じは一切なく、我が家に帰ってきたような居心地の良さ、おいしさに感動しました。とくに蒸し餃子は絶品でした。





福大 山東蒸餃大王
所在地:台北市中山北路一段140巷11号

(翌朝に撮影)

鼎泰豊本店で小龍包を食べる ~2016.04台湾

2016年04月27日 | 台湾日記
日本にも支店を出してる鼎泰豊。
ワタシも電車で1時間以上かけて新宿まで食べに行った経験あり。当時、小龍包ってこんなにおいしいんだ!って感激したな。

台湾に行って、鼎泰豊本店に行かなかったら、一生後悔しそうだ。
かなり大袈裟だけど、やはり一度は本場の小龍包(しかも鼎泰豊)を食べたい。


鼎泰豊本店

なんと、45分待ち


でも大丈夫。某パンケーキ店や有名ラーメン店のように、店の前に一列に並んで45分間耐え忍ぶ必要はないのだ。
番号票とメニューをもらって、その場を去り、ビールでも飲みながら注文を考えてればよいのだ。

と、思ったら、甘かった。
鼎泰豊の周りをずいぶん歩き回ったが、午後1時過ぎからビールを飲める店が1軒もない。ただの1軒も 
必死になって探したけど、やはりなかった。
「注文を考えること」より「ビールを飲むこと」がワタシたちの目的になってしまっていた。いつの間にか(笑)

そしてお店探しはあきらめて、コンビニでビールを買って、近くの公園でメニューを決めようということになった。
しかし、公園内で地元の人たちは誰も飲み物や食べ物を口にしていない。
実は、台湾の地下鉄では飲食が固く禁じられていて、みつかると1,500元(約5,000円)以上7,500元(約2万5,000円)以下の罰金を払わなくてはならない。
地下鉄ではないが、公園内はどんなルールになっているのかわからない。
35元のビールを飲んだために、7,500元の罰金を払う羽目になるのだけは避けたい。

仕方なく、ビールなしでメニュー談義をして店に戻った。



そして番号票をもらってから小1時間後、ようやく2階のテーブル席に案内された。


1階ではこんなにたくさんの人が小龍包を作ってました。


小龍包を待つ間に、前菜をすすめられて注文すると、これがめっちゃくちゃビールに合っておいしい。


その他の前菜
  

そして、鶏の小龍包、カニみそ入り小龍包など、普通の小龍包以外のものも小サイズで頼んでみた。
 
見た目はみんな同じだ(笑)

小龍包



やっぱり格段においしい。全員が唸ってしまうほど。1篭はあっという間になくなって、すぐにおかわりを注文。

〆のチャーハン


お店の従業員はとても礼儀正しくて感じがよく、新人以外は日本語を話すので安心してなんでも聞けた。
そして会計は、ビール(大瓶4~5本)と紹興酒(ボトル)を飲んで、一人当たり1,000円ちょっとだったろうか。

この味とサービスでこの値段は感動的だ。台湾大好きアイラブ台湾
訪れた人が全員「絶対また来たい」と思わせるお店です。
(つづく)





PS.どこまでも親切なつまようじ 
ようじ部分 反対側は歯間ブラシ

肉粥を食べてみた ~2016.04台湾

2016年04月26日 | 台湾日記
龍山寺をあとにしたワタシたちは、ブラブラと肉粥の店を探していたところ、近くに肉粥のお店があるらしいことをガイドブックでみつけた。

地元の方に尋ね、ようやく行き着いた。

周記肉粥店



う~ん、しぶい。しぶすぎる。
それに、台湾人はたしか、全員笑顔で日本人に接してくれて、全員親切にしてくれるはずだよな。←勝手な思い込みですが。

とりあえず店に入ってメニューを見てみた。




肉粥っていうのは1種類しかないみたいで、あとはおかず。
写真付なのでわかりやすく、日本語訳もついてる。

肉粥

これが肉粥というものか・・・。想像とは少し違っていて、お粥というよりは茶漬けといった感じの味と食感。

マコモダケ

マコモダケと同量のマヨネーズっぽいものに目が釘付けになった。
マヨネーズにしては酸味と塩味がほとんど感じられず、バタークリームのような甘みと食感。

腸詰

やわらかくて、日本で食べる台湾料理の腸詰を想像して食べた。まったく別物だった(笑)

店員にオススメと言われた何かのからあげ

ブタのからあげと思いたい。油が強め。

食べものに関して寛容でありたいワタシたちでしたが、地元の人でにぎわっているこのお店であえなく撃沈 

台湾はなんて奥深いのでしょう。
でも肉粥はクリア。魯肉飯と豆チャンと小籠包と牛そばと・・・食への追求は底知れない。
(まだつづく)



電車に乗って龍山寺へ ~2016.04台湾

2016年04月25日 | 台湾日記
台湾2日目は龍山寺へ行きました。

台湾の電車(MRT)はゴミひとつなく、明るくてきれい。






行先を確認して、その料金を入れるとトークン(きっぷ)が出てきました。
プラスチックのおもちゃみたいだけど、ちゃんとICチップが内臓されていて、自動改札機にタッチして改札を通ります。


善導寺駅のプラットフォームは天井が高くて、開放感があります。




MRT車内

優先席が空いていても、若い人は座らない。日本も見習いたいところ。

駅を出るとすぐ目の前に龍山寺


屋根の彫刻がみごと。黒猫が屋根で散歩してた。


長いお線香3本を入口でもらって、順番に1本ずつ香炉に立てて参ります。


おみくじを引いてもよいかを神様に尋ねます

3回投げて、表と裏の組み合わせが出ればおみくじを引いてもよいのだそうです。

お寺の一番奥に進むと、たくさんの神様が鎮座。


学問、健康、長寿など、それぞれに神様がいます。
        
若い人がたくさん集まっていた神様は、「恋愛」の神様でした。

神様がたくさんおられるので、お守りの種類もたくさんあります。
 

一時間ほどでお参りを終えました。
次は、昼食までの小腹を満たすため、近くの肉粥のお店に向かいます。
(つづく)





PS.台湾の「足元注意」。香港とほとんど一緒だ(笑)
台湾  香港 

海鮮ビアホール「打峠」 ~2016.04台湾

2016年04月22日 | 台湾日記
雨の九ふんからタクシーで、夕食を予定しているレストランへ向かいました。



夕方6時前の薄暮の時間帯で、お客さんはまだほとんどなく、すぐに4人席のテーブルに案内してもらいました。

メニューは日本語も併記されているので安心して注文できます。

干し大根とえびの卵とじ

いかのフライ

カキと豆腐の豆鼓炒め 小ぶりのカキがいっぱい入って美味しい

川エビの唐揚げ 日本の川エビより一回り大きい

空芯菜炒め 定番の空芯菜炒めはにんにくがすごく効いてる

やきそば やわらかくてうすあじなので、辣油やらいろんな調味料やらで好みの味に変貌


台湾啤酒CLASSIC クラシックの方が苦みがある

台湾啤酒プレミアム

ハニービール 見た目も味もオロナミンCみたい

途中セブンイレブンで購入し持ち込んだワイン


持ち込んだワインは、持ち込み料なしでした。ワイングラスではなく、普通のグラスが店から提供されたけど、ぜんぜん無問題です。


気が付くと店内は満席。早い時間に入っておいてよかった。


マイタン(お勘定)して、外に出ると雨はすでにあがってた。
やはり亜熱帯特有のお天気なんだね。

そして、ふたたびタクシーに乗って夜の街・・・ではなく、おとなしくホテルに戻りました。
(つづく)







雨の九ふん ~2016.04台湾

2016年04月21日 | 台湾日記
松山空港からタクシーでホテルに到着して30分後に、再びタクシーに乗って九ふんへ出発。


九ふんは重たい雲に覆われて、日中にもかかわらず、夕方みたいな暗さ。

小腹が空いていたので、目につくものがみんな美味しそうに見えてくる


まず、台湾出張から戻って間もないノブさんオススメの棒状ドーナツを食べてみた。

ドーナツのような甘さはなくて、薄甘く、優しいおやつといったところ。
軽いので一本食べてもお腹に影響なし(よかった)。

おやつでお腹を満たすのだけは避けたいところ(笑)。
なんといっても、滞在4日間で数多ある台湾のおいしいものを食べ尽くすつもりなのだ。

次はイカの唐揚げと台湾ビールを店に入って食べた。

大量の青のりがビールによく合うのだ。
ビールは台湾麦酒。ライトテイストでくせのないビール。


小腹も落ち着いたところで(笑)、細い路地を再び散策。
どんどん進んでいくと、九ふんで一番有名な場所に到着。




まさに千と千尋の神隠しに出てくる館そのものだ。
日中にもかかわらず薄暗かったのが幸いして、灯りが点き雰囲気がいい。

ここから先はずっと下っていく。
そして、乗ってきたタクシーが待つ場所まで戻ったところで雨が一気に強まった。傘に反響する雨音が尋常じゃない。

雨を避け、お寺の軒下でタクシーを待っていると、ようやく迎えにきてくれた。
タクシーは送迎+2時間待機という約束で NT$2,500。4人で割れば1人あたり2,000円くらい。

タクシーのドライバーは恰幅のよい女性で、日本語はほとんど話せなかったけど、ものすごく親切でものすごく明るい。ただ、恐ろしいほどスピードを出すのと、強引に割り込んだりするので、ちょっと怖かった。

そのドライバーが土砂降りの雨の中、車から降りて、傘をささずに出迎えてくれた。どこまでもサービスがいいのだ。

そして、タクシーはホテルまで戻るところ、今夜食事をするレストランへ行き先を変更して疾走した。


今夜の食事は、地元で流行っている海鮮ビアホールだ。
(つづく)







台北へ行ってきました ~2016.04台湾

2016年04月19日 | 台湾日記
九州地方を襲った地震の被害に見舞われた方々、避難を余儀なくされている方々へ心よりお見舞い申し上げます。


今回台湾へは羽田空港から松山空港(台北)へ向かう便を利用。
松山空港から市街地へは、タクシーで15分ほどなので便利です。

羽田空港ロビーには、鯉のぼりがたくさん泳いで(?)いました。

日本の季節感もおもてなしのひとつなんですね。


今回は友人の招待もあり、羽田ラウンジから旅がはじまりました


機内食も食べるので軽めに。午前8時台とは思えない(笑)


機内プログラムでは、見たかったディカプリオの新作「レヴェナント」を鑑賞。
大画面の迫力はないけど、ディカプリオの演技は迫力ありました。


そして映画を観終えるとまもなく松山空港に到着。



台北は雨模様。
この時季の台北は過ごしやすいけど、天候はすこぶる不安定なんですね。

いよいよ台湾の初旅です。(つづく)