はろー!ねいほー!

ワインにおいしいもの。いつもじゃないけど香港もときどき。

オペラな休日

2011年02月13日 | あれこれ日記
仕事で知り合った御姉さま2人とオペラに行ってきました。


これまでオペラにはまったく縁がなくて、聴きに行った事がなかったのですが、コンサート会場はウチから歩いて30分弱。
お寺の中にある小さなコンサートホールで・・・近いし、お二人にも会いたかったし・・・くらいの感じで行きました。


ところが、コンサートが終わったときには、180度見方が変わってました。
オペラのなんてすばらしいこと!!



鳥肌もんです



出演者は、
ソプラノ見角悠代(みかど はるよ)
http://www.chamber-opera.jp/cgi-bin/artist.cgi?artid=248

テノール小山陽二郎(おやま ようじろう)
http://yojiro22.web.fc2.com/




ピアノ伴奏平沢匡朗(ひらさわ まさあき)
http://hw001.spaaqs.ne.jp/pianohirasawa/

どの方をとっても、読みがながついてなければ読めない方ばかりですね。
名前はどうでもいいことですが、歌声がとにかく、とにかく、素晴らしいの一言です。
トークも面白かったです。


おつきあいで行ったはずのコンサート。
終わりに近づいた頃には、自然に涙してました。
心に響いてくる歌声に、感動の嵐でした。


コンサートは13:30開演だったので、その前にランチしようということになり、すでにブログでも紹介した「寿司処 匠」に御姉さま方を案内しました。



すいません、今日のランチじゃないです。
カメラ持ってなくて、前回写真です



御姉さま方には、お腹も舌も満足いただいたあとに、このオペラですから、今日一日が有意義に過ごされた事まちがいなしでしょう


それにしても、オペラは凄すぎます





しみじみ呑める店 ~武蔵屋(むさしや)

2011年02月05日 | 食紀行
前から「行ってみたい」と話していた武蔵屋に、会社の女の子2人を誘って行ってきました。
80歳台のおばあちゃんが2人でやっているお店だというので、興味をそそられていました。


野毛の繁華街からは少し外れた住宅街の中にひっそりと佇んでました。
地味な古い民家がお店です。←看板、なかった気がする


「本当に民家だったりしたらどうしよう」って、戸を開けるのも勇気が要りましたよ。


手前はテーブル席で、奥が小上がりになっていて、テーブル席は満席なので、座敷に通されました。
テーブルというか、高さが15センチほどしかない木箱のような細長い台が4つくらいあって、その台を囲んで座布団が敷かれてます。

ワタシたちは一番奥の席に座りました。
背中が寒いなと思ったら、なんと壁の合わせ目の隙間から風が 


若い方が2,3人おばあちゃんのお店を手伝ってました。
その中の若い男の方が、
「ビールにしますか、お酒にしますか?」
と、静かに聞いてくれます。


ここのお店は、お酒は3杯まで。
肴はおばあちゃんの作る5品。それが次々に出てくるのです。
1杯だけとか、2杯までしか呑まない場合は、すみません、知りません。
とにかく3杯までなんです。
ところが、ビールはこの3杯にはカウントされないそうです。


ワタシたちは、寒かったこともあって、迷わず「お酒ください」と、静かに注文しました。



若い方が土瓶みたいなやかんで、人肌に温められた日本酒を、コップにひたひたまで注いでくれます。

ものすごい勢いで上の方から注ぐので、最初は「なんて乱暴な!」って思ったんですが、コップの中ほどまで注ぐと、今度は静かに注いで、なみなみにしてくれます。ちょっとしたパフォーマンスだったんですね。

すごいのは、表面張力でこぼれないのですが、3杯ついでもらって、一度もコップからお酒があふれることがなかったんです。


お酒が来る前に2品通されました。

おからとたまねぎの酢漬けです。
体に優しい感じが、ぬる燗のお酒とあいまって、気分いいです。

この日本酒、めっちゃおいしいです。
なんなんでしょうか、このおいしさ
吟醸酒がおいしいと思ってた自分が間違ってました。


2杯目と共に通されたのが、タラと湯豆腐。

3杯目のお供は納豆でした。



最後にお漬物が出てきて、合計5品です。

いい具合にお腹も小なれて、ほどよく酔ってました。

お酒3杯と肴5品で〆て2,200円です。
昭和の古き良き時代をしのばせる、数少ない名店だと思いました。





武蔵屋(むさしや)
神奈川県横浜市中区野毛町3-133
JR根岸線桜木町駅徒歩10分

営業時間
[火・水・金] 17:00~21:00

定休日
月曜・木曜・土曜・日曜・祝日