はろー!ねいほー!

ワインにおいしいもの。いつもじゃないけど香港もときどき。

ツアーで巡るアユタヤ ワット・ロカヤスタ ~タイ2015

2015年07月31日 | タイ日記
アユタヤで次に向かったのはアユタヤの西側、遺跡群の一番奥にあり、特大サイズの寝釈迦仏で有名なワット・ロカヤスタです。






奥に仏像が安置されています。



レンガでできた建造物は永い年月、強い日差しと風雨にさらされながら浸食と戦っています。


全長約28m、高さ5mの巨大寝釈迦仏。


その前にはミニ寝釈迦仏が安置され、金箔を貼り、線香と花を供えて手を合わせました。


この寝釈迦仏は1956年に復元され、80歳で入滅した仏陀を表現しているそうです。



その巨大さにかなり驚きましたが、なんとも穏やかで優しい笑みをたたえた寝釈迦仏でしょう。
そのお顔はこちらも思わずにっこりしたくなるほどの愛おしさでした。


さあ、次はいよいよ象に乗ります




ツアーで巡るアユタヤ ワット・マハタート ~タイ2015

2015年07月28日 | タイ日記
アユタヤツアーで次に訪れたのは、木の根に取り込まれた仏頭で有名なワット・マハタートです。
ここにはかつて、高さ44メートルの仏塔があったといわれていますが、ビルマ(現ミャンマー)軍によって破壊されてしまいました。頭部だけが切り取られた仏像、木の根に取り込まれてしまった仏頭など、ビルマに略奪された哀しい過去を物語っています。


この仏頭を取り出すには木を切るしか方法が無いそうです



朽ちたレンガに歴史を感じます








1956年、タイ政府の文部省芸術局は仏塔跡地の掘削調査を開始し、17メートルの地下から数々の黄金仏や宝飾品などを発見、これらは現在チャオ・サン・プラヤー国立博物館に展示されています。(Cool Bangkokより引用)


一列に並んだ仏像のほとんどには頭がないのです。


なぜ頭だけが持ち去られたのか・・・
それは仏頭にはたくさんの金箔が貼られていたためと考えられています。

凛とした美しい佇まいです。

頭が残された仏像を見ると、一様に穏やかで包み込まれるような安心感を覚えます。


朽ち果てたレンガと頭だけが持ち去られた仏像の姿、木の根の中に取り残された仏頭に悲惨な過去を垣間見た気がしました。



三杯屋の武蔵屋 閉店

2015年07月24日 | 食紀行
野毛の名店がまた一軒のれんを下すことになりました。

平成27年7月22日神奈川新聞


店を切り盛りする姉妹がご高齢なので、いつかこういう日が来ることを、店に通うお客さんは知っていました。

シラスとタラ入り湯豆腐と玉ねぎの酢漬け、やかんで注いでもらう日本酒がワタシは好きでした。

日本酒の注ぎ方も独特で、高々と掲げられたやかんから注がれる日本酒はコップからあふれそうであふれない、ぎりぎりのところでピタッと止まる。
このドキドキ感がたまらないのです。



「飲みすぎちゃだめよ」

だから三杯だけ。



看板が出ていない店で、路地のわかりづらい場所にひっそりと佇み、昭和にタイムスリップしたような店の造りには安らぎと癒しがありました。
この珍しい、貴重なお店は今月いっぱいで歴史に幕を下ろします。



ツアーで巡るアユタヤ ワット・ヤイ・チャイ・モンコン ~タイ2015

2015年07月21日 | タイ日記
アユタヤで次に訪れたのはワット・ヤイ・チャイ・モンコンです。

ワット・ヤイ・チャイ・モンコンは14世紀の中ごろ、アユタヤ王朝の初代王であるウートン王がスリランカから帰国した修行僧達の瞑想場として建立した寺院です。この仏塔には仏舎利(釈迦の遺骨)が収められていると言われ、途中まで登ることが出来ます。途中階内部には8体の仏像と井戸のように掘られた穴があり、20バーツを支払うと金箔を仏像に張りお参りすることが出来ます。(Cool Bangkokから引用)



中央の階段を登り、暗くポッカリと口を開けているかのような入口を入ると中は回廊になっています。中央が深い井戸のような構造になっていました。
(引き込まれそうで近づけず撮影を断念

回廊に安置されている仏像8体のうちの一つ。仏像に金箔を貼って参るのだそうです。

仏塔の内部は暗く静かで、神秘に満ちた空間です。内部に足を踏み入れると畏怖で身が凍りつく感じがします。

仏塔中ほどのテラスからの眺め


袈裟をつけた仏像が並んで鎮座しています



暗く静かで厳かな寺院内部とアユタヤの強い日差しのコントラストが印象的なワット・ヤイ・チャイ・モンコンでした。



ツアーで巡るアユタヤ バンパイン宮殿 ~タイ2015

2015年07月16日 | タイ日記
久しぶりのブログ更新です。
そして、タイのアユタヤを巡ってきました。

タイは、今の時期は雨季。スコールを覚悟していたのですが、スコールは滞在した5日間のうち1日だけで、毎日かんかん照り。それはそれは暑かったです。

アユタヤで最初に訪れたのはバンパイン宮殿です。バンパイン宮殿は、17世紀アユタヤ王朝24代目のプラサート・トォン王が建てた宮殿で、歴代の国王たちが夏を過ごす別荘として利用されていたそうです。1767年のビルマ軍攻略以降、しばらく放置されたままでしたが、チャクリ王朝のラーマ4世と5世によって、現在のように再興されました。(タイ国政府観光庁から引用)


目に入るものすべてが美しく整えられています。







以前は本物の象がいたそうですが、今は象の形に植栽されています


プラ・ティナン・アイサワン・ティッパアト 




中国様式の建築 プラティナン・ウェーハート・チャムルーン(明天殿)


ホー・ウィトゥンタサナーの最上階から見た明天殿


ホー・ウィトゥンタサナーのバルコニーから見た明天殿


上の2枚の写真はここから撮影

ホー・ウィトゥンタサナー(塔)写真提供:Cool Bangkok


非常に暑かったですが、お手入れが行き届いた緑濃い庭園や宮殿内を歩くと、ときおり吹く風に涼しい瞬間があります。


そして、現地ツアーガイドのタイ人女性Tenさんは超が付くほどハイテンション。日本語を勉強中とのことで、説明途中に入るおかしな日本語も面白かったです。


ツアーで巡るアユタヤ ~タイ2015 は次回も続きます。