はろー!ねいほー!

ワインにおいしいもの。いつもじゃないけど香港もときどき。

老舗茶餐廳 蘭芳園 ~香港2016.11

2016年11月30日 | 香港日記
尖沙咀の重慶マンションのとなりに地下に降りるエスカレータがあり、そこを下るとスポーツブランドのアウトレット店が売り場を展開しています。

シューズやウェアを一通り見て回ったところで小腹が空いたので、そのフロアの一番奥にある「蘭芳園」で奶茶(香港式ミルクティ)を飲もうということになりました。

お店の外で順番待ちする香港人

店内へ入ると、紅茶とほうじ茶が入り混じった濃厚な香りに包まれます。一歩店内に入っただけで一昔前の香港にタイムスリップしたような気になります。




メニューは写真つきでわかりやすい仕様になっています。


奶茶


レトロなカップ

ペイントのはがれ具合がいい感じです。

見るからに濃厚で香り豊かな奶茶(ミルクティー)です。
まず一口めは砂糖を入れずに飲んでみました。まずくはないのですが、甘くして飲むことを前提に抽出しているからか、濃さと渋さがない交ぜになって苦く感じます。次にティースプーンで山盛り2杯お砂糖を入れて飲んでみると、奶茶らしい深い味わいになりました。しかもかなりおいしい奶茶です。こちらの奶茶を飲んだら、他の奶茶は物足りなく感じてしまうかもしれません。

そしてどうしても食べたかった西多士(フレンチトースト)




西多士は味こそ普通なんですが、奶茶と一緒に食べると途端においしく感じるのです。不思議です。


蘭芳園はセントラルに60年以上も店を構えている老舗茶餐廳。セントラルのお店は屋台風な造りの正面で(実際は奥に店舗)、入るのに少し勇気が要りそうですが、尖沙咀店はショッピングセンターの中にあって、比較的新しいので入りやすいです。

蘭芳園 尖沙咀店でおいしい奶茶を堪能しました。これぞ香港です。





蘭芳園 尖沙咀店
所在地:Shop 26, Wood House, 36-44 Nathan St, TST(九龍彌敦道36-44号活坊地庫26号舗)

モダン・タイ料理 thaya ~香港2016.11

2016年11月29日 | 香港日記
モダン・タイ料理のレストラン「thaya」は、「海港酒家」も入る西寶城の2Fにあります。





雰囲気がよく、落ち着けます。
店に入った時間が早かったためお客さんがまだ入っておらず、階段を上がった一番奥のテーブルに案内してもらえました。

ピリ辛ひき肉のサラダ


おつまみ盛り合わせ




天使の海老のお刺身




ビーフン



本場のタイ料理じゃなくちゃダメというこだわりがある方にはオススメしませんが、美味しく食べて、スタッフがたいへん親切で感じが良く、ワイン持ち込み無料という太っ腹なサービスが好き!という方にはオススメです(笑)

ワタシたちが持ち込んだワインは、3本が空になっていました。



そして店を出て、前夜も行ったPUBで高さ30センチのグラスに注がれたビールを飲み、男性陣は足マッサージへ。女性陣は茶餐廳で白灼蝦(蒸しえび)一皿とラーメン一杯を食べて帰りました。






モダン・タイ料理 thaya
所在地:8 Belcher's St, Shek Tong Tsui 西寶城2F

穴場レストラン「海港酒家」 ~香港2016.11

2016年11月27日 | 香港日記
香港島の西環にある西寶城というショッピングモールの3Fにあるレストラン海港酒家。


朝10時過ぎ。地元のみなさん(年齢層高め)ですでに満席のため、受付で番号札をもらって順番を待ちました。
電光掲示板には1~2人用(相席)、3~4人用、5~8人用、11~16人用それぞれに数字が掲示され、渡された手元の番号に変わるのを待ちます。
「11~16人での食事はないな~、朝やで~」と思ってたら、反対側の部屋で大人数の家族が大きなテーブルを囲んでいました。

店内は平日の午前中とあって、地元のお年寄りが多く、100人は優に座れるほどの大きなレストランです。


日本語も英語も通じない、観光客が見当たらない、open rice(香港版食べ●グ)にも登場していない、極めて貴重な穴場レストラン。前日友人夫妻が街歩きをしているときにたまたまみつけました。


絶品おかゆ


通菜


ちぢみ


小龍包


ピーナッツがおいしい水晶點心


焼売


春巻き


馬拉糕


朝メニューは、一人2品注文しなくてはいけないルールのようです。
注文を取りに来たおばさん小姐(おねえさん)に一通り食べたいものを指差して注文したら、すぐに「これはどうだ?こっちもいいよ!」と猛烈な勢いでメニューを指して早口でまくしたてるのだけど、こちらは広東語を理解できず、全部で8品注文したところで小姐が引き下がったので、そこでようやくルールがわかった次第(笑)


(香港人には理解できないであろう飲茶にビール)


これだけ食べて飲んでも一人当たり750円くらいでした。安っっ!

でもお会計時、レジの小姐に怒られたのは訳が分からなかったのですが、最初にもらった番号札をレジ係に渡さなくてはならなかったようで、他の小姐が慌てて持ってきてくれて、やっとルールを理解できた次第です






海港酒家
所在地:8 Belcher's St, Shek Tong Tsui 西寶城3F

マレーシア料理 Cafe Malacca 〜香港2016.11

2016年11月24日 | 香港日記
宿泊したホテルJENの2Fにあるマレーシア料理のCafe Malaccaは、ミシュランガイド2014&2015でビブグルマンレストランの評価を受けている人気店。

シンガポールレストランは日本でも増えてきましたが、マレーシアレストランはまだまだめずらしいですね。

店内は明るく落ち着いたインテリア




お料理













サテは、見た目は焼き鳥ですが、味付けは熱帯の国特有の甘辛です。
マレーシア料理は総じて甘くてピリ辛。かなりやさしい味付けなのですね。
「焼き鳥は塩派」しかも「のんべえ」には物足りなさを感じてしまうかも?といった印象です。

イチオシはオクラの炒め物。
日本でよく食べられている5角形のおくらではなく、LADY FINGERといわれる角のない丸いおくらで、クセがなく味付けはしょうゆベース。慣れ親しんだ味でした。

Cafe Malaccaでは、ワインの持ち込みは1本あたり150香港ドル。
店に置いてあるボトルワインは108香港ドルからあるので、高級ワイン志向派でない限り、お店のワインをいただく方が断然お得です。

チーフシェフの謝偉強(サニー・ツェー)は、アイランド・シャングリラ香港で20年勤め上げたという方なので、味はお墨付きです。






Cafe Malacca
所在地:508 Queen's Road West, Hong Kong(MTR香港大学B2出口を出てすぐ)
営業時間:6:30am – 0:00am

沾仔記 ~香港2016.11

2016年11月20日 | 香港日記
MTR香港大学駅から3つめのセントラル駅で下車して、ヒルサイドエスカレーターの手前に沾仔記があります。


画像の右上にエスカレーターが映り込んでますね。

平日のランチタイムということもあって、お店も道路も近隣のオフィスで働く人でいっぱいでした。
沾仔記もさぞかし長い行列かと思いきや、3種類の麺と付け合せしかないお店なので回転が早く、すんなり席に座れました。


当然ながら4人掛けのテーブルに相席です。
注文を取りに来たおばさんに「ワンタンミーン、ラーンゴ(2つ)!」と言ってみたら、うんうん頷いて、持っていた伝票に記入したので、ワタシの広東語も通じることがあるとわかりうれしかった。
簡単すぎて通じない方がおかしい

そしてガイラン(茹で)も追加したけど、ビールは店が混んでいるのでやめた。

そもそもビールは置いてないんじゃないかと思う。
置いてない店は持ち込んでも良いのだけれど、店を出て買いにいくのも面倒だ。

相席に座った男女2人が食べているのを見ると、ただの雲呑麺ではなかったので聞いてみたら、なんと魚肉団子と牛肉とえび雲呑のミックス麺だった。こちらもおいしそう。

そしてほとんど待たずに雲呑麺が登場


大きい雲呑が3つ入っていて、中のえびがぷりっぷりのぶりぶりした食感で激ウマ!
麺は香港特有のガサガサっとした感じで、上品なうす味スープ。
少しくらい器が欠けていたってモウマンタイです。

スープも飲みほして、気がついたら向かいに違う人が座っていたので、ワタシたちも早々に店を出ることにしました。

そして、次は良いレートで両替してくれる重慶マンションに向かいました。


つづく

香港空港からホテルへ ~香港2016.11

2016年11月18日 | 香港日記
香港エクスプレスの機内

深夜2時の起床が想像以上にこたえます(笑)

到着時、香港は雨でした。

11月に雨が降るのも珍しいので、それはそれで楽しもうと思います。

香港到着後最初にすることは、両替して空港のセブンイレブンに行き、オクトパスカードと呼ばれる香港版Suicaに追加チャージです。

オクトパスカードは150香港ドルで購入できます。使用できる100香港ドル分のほかにデポジットとして50香港ドル払わなくていけませんが、カードを返却すれば残額とデポジットは戻ってきます。
でも、香港にまた遊びに来る人は払い戻しの必要はありません。次回また使えるので大切に保管してください。

地下鉄やバス、トラム、スターフェリーなどの乗り物はもちろん、コンビニやスーパーでも使えて、小銭のおつりをもらわずに済むところが非常に便利です。

オクトパスカード



空港からホテルへはエアポートバスを利用して、30分程でホテルに到着。

HOTEL JEN HONG KONG(HPより)

白を基調にした部屋はスタイリッシュで清潔感があります。

屋上プール(HPより)


ホテルJENはMTR香港大学駅B2出口隣、バスやトラムの停留所も徒歩3分以内なので、どこへ行くのも便利です。

無事チェックインしたあと、あとからやってくる友人夫婦を待つ間、セントラルにある雲呑麺の有名店「沾仔記」に向かいます。


つづく

香港 〜香港2016.11

2016年11月10日 | 香港日記
一年ぶりの香港旅行。
輸送は、昨年に引き続き香港エクスプレス。

UO625、羽田06:35発。
去年も実際使ってみて思ったのだった。とにかく朝が早い、と。

LCCは出発の1時間前にチェックインを締め切るので05:00には空港に到着したい。
ただし、この時間帯は電車も走っておらず、期間限定のリムジンバス早朝便だけが唯一の手段。
タクシーで空港まで行くこともできるので唯一ではないけど、選択肢には入らない(笑)

そういうわけで、早朝リムジンバスの時刻に合わせてYCATまでのタクシーを予約し、横浜の自宅を出るのは03:20。早い。早朝というよりむしろ深夜に近い。

羽田に着いたのはきっかり04:30。静まり返った空港内を想像してたけど、案外明るくて空港で一夜を明かす利用客がたくさんいた。
一年前はもっと暗くて人も少なかったような気がした。

搭乗口は145。一番遠い搭乗口の中の一つ。
向かう途中でコーヒーブレイク。


そしてミネラルウォーターも忘れずに購入したらいよいよ搭乗。

今回は手羽先号



前回は焼売号でした。

そして、ほぼ定刻通りに飛行機は離陸。
いよいよ香港旅が始まります。