宇宙(そら)に続く丘

プレリュード小学校1年C組のしりとりちーが案内する宇宙への道
みかんの丘は不思議へ通じるワームホール

久々のみかんの丘

2012年10月08日 01時31分50秒 | Weblog

追い立てられるように働くうち、夏は飛ぶように過ぎ、9月もいつの間にか終わっていた。やがてこの秋二度目の連休が来る。ここで丘に上がらなければ次に何時上がれるか分からない。そう思って二つのカメラの電池を充電し、何を撮影しようかと案を練った。しかし迎えた初日はベタ曇り。こうなったら2日目には何が何でも上がらなければ。 と言う訳でやってきたみかんの丘の空は一面雲に覆われていた。


今年は忙しくてみかんの実を間引くことが出来なかった。このため表作も手伝って、どの木もたくさんの実を付けている。あれだけあった雑草も雑木も、おばさんの娘さんたちが綺麗に片づけて、枯れていたみかんの古木も処理されていた。ああ、この隙間にまた苗木を植えなければ。本当は2年物の苗木は今頃植えるのだが、今年は苗を仕入れる時間が無い。

大工仕事をするでもなく、漫然と過ごしているうちに雲が西のほうから消えて行き、日暮れを迎える頃には青空が広がっていた。

あれ、この分なら夜は晴れるぞ。あわてて観測デッキに上がり、屋根を開けて懸案だったかぐや姫のメンテナンスに掛かる。鏡を洗い、ずれた光軸を直す。それはポツポツと星が現れる頃ようやく終わった。

 

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