宇宙(そら)に続く丘

プレリュード小学校1年C組のしりとりちーが案内する宇宙への道
みかんの丘は不思議へ通じるワームホール

夜明け前の出会い

2013年11月16日 19時49分41秒 | 

携帯の目覚ましベルが鳴ったのが午前4時。みかんの丘に到着したのが午前4時50分。アイソン彗星の居るおとめ座はもう昇っていた。急いで竹取庵の屋根を開ける。パソコンを開いてシミュレーターで位置を確認し、10センチの双眼鏡を向けた。場所はα星スピカの少し上だ。

いた!思ったよりはっきり見える。尾も確認できた。これなら写る。ただ、望遠鏡を使う自信は無かった。セットしているうちに夜が明けてしまう。
大きい方のカメラを赤道儀に取り付け、とりあえずレンズを28ミリにしてカメラ感度2000、絞り3.5露出45秒としてみる。この後何度か露出を変えて写してみたが、空がだんだん明るくなってきて、結局最初に撮った5時20分のものが一番はっきりしている。

続いてズームいっぱいの135ミリで撮影。カメラ感度は同じく2000、絞りは開放の5.6、露出45秒。ファインダーでは見えないため、ほぼあてずっぽうで狙ってみたが、

近くの星を頼りに割り出した明るさは4等、尾の長さは1度にかなり迫る46分。月の直径の1.5倍だ。太陽に最接近するのが今月29日。どこまで明るくなるのだろう。どうぞ壊れませんように。
祈りながらあれこれ撮影してるうちに空が本当に明るくなってしまった。これからが楽しみ。ただ、明け方と言うのは眠いのが辛い。

 

コメント (2)
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