宇宙(そら)に続く丘

プレリュード小学校1年C組のしりとりちーが案内する宇宙への道
みかんの丘は不思議へ通じるワームホール

星はじめ

2019年01月05日 21時58分28秒 | Weblog

正月三が日、朝起きるといつも青空が広がっている。悔しい思いと疲れとが体の中で戦っていた。何しろ忙しい。その上に風邪気味で体がだるい。でも今日の休みを逃すと今年一年またやる気を無くすかも知れない。そんな危惧から丘に上がる事にした。

昼前に家を出て丘を目指す。空一面の雲。まあいいか、曇っても構わないと思いながらカメラを持って行った。去年の暮れに手に入れた中国製の魚眼レンズのテストも目的のひとつだ。

とは言いながら空の様子が気になり、大工仕事をしながら時折外を見ているといつの間にか青空が広がっていた。

あれ、撮れるのかな。そう思いながら頑張って二段ベッドを組み上げる。何しろ元は子供用の三段ベッドだ。それを二段に改造するのだから強度の面でも大きさの面でもいろいろと問題が有る。補強材を入れたり嵩をあげたりしながら実際に乗ってみて不具合が無いかを調べては作っていく作業だ。とりあえず形が出来たところで外がとっぷり暮れた。

大工仕事はこれで終わり。ここからは星空タイムとする。とは言いながら外を見るとそこら中にまだ千切れ雲が散らばっていた。どうやって撮ろうか。レンズは焦点距離8mmの対角線魚眼。元々APSサイズの撮像素子に対応しているレンズだが、この中国製のレンズは面白いことに花びらフードを外すことが出来る。フードを外して、撮像素子をフルサイズに替えるとかなり広範囲の風景を捉えることが出来る。という訳でカメラをCANONの5DmarkⅡにしてみた。レリーズは持って来ていない。なのでみかん畑の真ん中に脚立を立てて、その上にこんな風にカメラを置くことにした。

かなり強かった風も夕方から止んで、みかん畑に寝転がっての撮影になった。とはいっても露出は30秒。絞りと感度を色々変えて撮影してみたが、絞りを開放にすると収差が大きすぎる。結局明るさと画像の荒さの中庸を取って絞り5.6、カメラ感度3200とすることに。その結果がこれだ。



星がぽってりしているし全体にノイズが多い。それでもこれが今年の星はじめ。次はレリーズを使ってもう少し露出を増やしたうえ感度を下げ、絞りも絞ってみたい。居心地のいいみかん畑にもっと居たかったが明日は仕事。それに大工仕事に精を出しすぎたのか疲れがどっと出てきた。時刻は6時半を回ったあたりだが、今日はこの辺で丘を降りることにする。あと半月もするとこの時刻に冬の天の川が竹取庵の上に掛かる。動画で取れたら面白いかな。

 

 

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2 コメント

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魚眼レンズ (ぁぉ)
2019-01-06 12:04:31
魚眼レンズ撮影って、どーやって撮るのかと思ってたら寝転がって時間かけて撮るのですね(*・`o´・*)ホー
今回はちゃんと星が見えるのです(*^¬^*)
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冬の星空 (しっぽな)
2019-01-06 21:56:15
なんだか、ふんわり美味しそうな景色。
晴れてよかったですね。
北海道はずっと雪雲の空模様。
これから冷え込む日を待ち受けています。
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