竹取庵の外壁は、おじさんの要望でログハウス仕様になった時から防腐処理した2×6の米松を使っている。その板と板の隙間をコーキングして断熱のグラスウールを置き、それを挟むように内装の下地材を張るのだが、これまではルーフィング材の破れから雨漏りするためにこの作業が出来なかった。屋根が葺けて雨が漏らなくなったので内装作業を一気に進めることにする。部屋の中にはこれまでの作業で余ったコンパネの切れ端がそこらじゅうに立て掛けられて邪魔になっていた。捨てるのはもったいないほどの大きさ。というわけでこの際何とか全部消化することにした。おかげで壁一面がまるでパッチワークだ。見た目に不細工だが、まあいい。どうせ内装材を上に張るのだから。
屋根が出来たためにやらなければならなくなった作業が外側にもある。外壁の防腐処理がしてある米松も、時とともに色が褪せてしまっていた。内装作業に飽きて外に出て、今度はクレオソートを塗る作業に入る。クレオソートは後で臭いが体から取れないほど強烈だか、その分防腐効果も高い。そう思いながら塗っていったのだが、屋根の内側が複雑で思ったより時間が掛かり、何ばかりも進まないうちに日が暮れかけた。
今日はこのあたりにしておこう。外壁材はクレオソート、それを支える土台の木はコールタールを塗る予定。それに土台を支えるブロックの事業にもレンガタイルの外装をしなくてはならないのだが、それはまだ先かな。空はちっとも晴れない。今日もまた星は狙えなかった。
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