ゴールデンウィークの初日は休み。ただし明日以降しばらくは出社しなくてはならない。そう思って少し早く丘に上がった。マツバウンランが前来た時より沢山花を付けている。本当にきれいだ。それも、植えた訳でも無いのにこうして毎年花を見せてくれる。確かに外来品種で、繁殖すると在来種の生活を脅かすと言うのだが、この植物が一体だれを脅かすのだろう。綺麗ならいいかなとも思う。美人は得だ。
今丘に咲いているのはマツバウンランだけではない。紫色の絨毯のあちこちに、アクセントのように黄色い花を見せているのはカタバミ。
カタバミの近くで咲いているピンクはアメリカフウロ。これも外来種だ。ただ、こいつは花こそ可憐だが体は巨大。花が終わったら悪いが除草の対象になる。それでも毎年咲いてくるタフな植物だ。
もちろんみかんの木にもつぼみが付いていた。今年は遅い。丘に香りが漂い始めるまでにまだ一週間以上掛かるだろう。それに去年に比べてつぼみの数が少ないのは、今年は裏作だからだ。花が少ないという事は実の生りも少ない。その代り大きな実が生る。
そういえばカラスノエンドウの花が少ないと思って見てみると、 え、 茎の太さが何倍にもなったように見える。ビッシリアブラムシが付いていた。これはいけない、放って置くとみかんにも移る。慌てて噴霧器と農薬を取り出して駆除した。去年は見られなかったヤガの幼虫もあちこちに居る。今年は害虫の当たり年になるのかも知れない。なんとなく気が重くなった。
丘の探検はいい加減して大工仕事に掛かる。午後の3時間ほどで出来たのは窓一つ。なかなかの出来だと一人悦に入ってみるが、窓の左側はまだ下地板がのぞいている。化粧板の貼り付けはこれからだ。
大気が不安定で時折雷すら鳴る天気。星の写真はお預けだな。明日は仕事だしそのあと予定も有る。今日は早めに切り上げよう。丘を降りる間際に竹取庵の東側から夕陽を撮ってみた。マツバウンランの絨毯が美しい。
この連休、まだ来る事が出来るかな。それは仕事のはかどり具合によるのだけれども…
帰る途中でまた子ヤギたちに会った。めえぇぇと鳴くと駆け寄ってくる。怖がらせないようにゆっくりと近づいてオデコを撫でるとその手をなめてくれた。名残は惜しいがさようなら。また来るね。
宇宙(そら)に続く丘ホームページ :http://taketorian.org/
流石もお、プロ並みデスネ(≧∇≦)
綺麗に窓、仕上がってる!
やぎサンに宜しくお伝え下さぃませ(*^^*)