されど霞多し。
ブルーベリー号の行く末を見届けた気がしてほっと安堵。なんとなく大工仕事も観測デッキの整備もする気になれず、丘をフラフラと歩いてみた。目の前の海にもう牡蠣筏は無い。漁船が東側にある島の間に持って行ったのだ。その向こうの島は霞が掛かってほとんど見えない。立夏はまだだから、これは一応「春がすみ」と言って良いのだろうか。
丘を眺めてまず感じるのは、今年のみかんの木が驚くほどたくさんの花を付けていることだ。蜜柑は一年ごとに表年と裏年を繰り返す。だから今年みかんの花が多くても驚くことではないが、今年の花は確かに一昨年よりも多い。
ああ、この忙しいときに、ことしもまた害虫の駆除に追われるのか。いや、本当に大変なのは僕じゃない。実質的に丘の作物を管理しているおばさんの娘さん夫婦だ。ひょっとして、今年はこの駆除にブルーベリー号が活躍するんだろうか。そうだと嬉しい。彼は車齢の大半をこの丘で過ごしてきたのだから。
でも元気そうで、良かったです!
ブルーベリー号、神戸ナンバーなんだぁU+2934
今年は、みかん豊作U+1F601
蛾の写真は、今年は見たくないです(笑)