胡蝶蘭とポインセチアを室内に取り込んで、2週間・・・秋も深まりあわただしい季節がやってきました。・・・
・・・ブログを更新していないうちに気が付くと、朝のTVで 立冬 の話題が流れていた。
・・・ブログの引っ越し・・・? OCNがブログサービスから撤退する。この情報は6月から告知されていて、この11月末で終了となる。
取り合えずgooにデータのみ移動して、そのままになっている。
・・・9月中旬、六本木の国立新美術館に出かけた。
感動に出会えるだろうか、二科展・・・しかし鑑賞していると、肩と腕が徐々に重くなりだした。
・・・左手で右肩を上から押さえ、肩を動かさないようにして、絵画、彫刻、写真と力作を拝見した。
年のせいかビビットくるような作品は少なく、1時間も経つと腕・肩が痛み出した、早々に退館した・・・印象に残った作品を
・・・売店のカードより。
この日以降、極力肩を動かさないようテーピングをし、ジョギングも右腕を極力振らないで走ることにした。
その後、日曜日に久し振りに上野公園・・・東京都美術館へ、
・・・失敗、目指す会場は最終日で2時で終了していた。
始めての日本画鑑賞だったが、
公園内の大きな噴水が無くなっていたり
スタバが営業していたりで、目的地にたどり着くのが遅かった。
上野公園、そうだ・・・新装なったここはどこでしょう。
幟が見えていました。
上野東照宮唐門:重要文化財 2009年からの修復が終わり今年から公開されている。
さて上野公園、上野駅不忍口には聚楽がありました。ここも新装となり屋上からの眺め・・・アメ横の入り口が見えます。
御徒町、御茶ノ水、ここ上野もJRの高架下は、かつての倉庫業や駐車場から明るい新業態の店舗が入居している。
一方、ここはアメ横の角から聚楽方向・・・ずいぶんスッキリしましたね。
さて10月11日、入場券が手に入り、また国立新美術館に散歩に。
絵画・彫刻・写真が並ぶ自由美術展、始めてこの団体の作品を鑑賞しました。
このような公募展の作品を拝見しながら、
屋外に展示されていた石の大作は、労力も掛かっていて、展示会後の納入先も決まっているのでしょうか?
パネルの写真と違い、搬入・搬出はクレーン車で大仕事でしょう、・・・新装なった官公庁や商業施設の一角に置かれるといいのですが、・・・。
しかし、そのような場所には、無難なテーマが要求されるのでしょうね。
この美術館から歩いてすぐの所に東京ミッドタウンがある。
ガレリアのサントリー美術館で、日本のミケランジェロかベルニーニかと言われる?有名人の作品も展示されている。
本日が初日、パンフレットなどによれば、高野山開創1200年記念(高野山は、弘法大師 空海によって、816年に真言密教の根本道場として開かれ、来年が1200年)
「高野山は日本仏教の聖地の一つとして、山上には「山の正倉院」とも例えられ、仏教芸術はわが国最大規模を誇ります」とあります。
抑えた照明の中、枕本尊とも呼ばれる3つ折りの「諸尊仏龕」ショソンブツガン、これは空海が唐から持ち帰った、・・・香木に精緻な彫刻がされていた。
そして、国宝「八大童子像」ハチダイドウジゾウ です。木造です。
左から、指徳(シトク)、恵光(エコウ)、衿羯羅(コンガラ)、朱色の制多伽(セイタカ)各童子、
中央から右に、烏倶婆誐(ウグバガ)、清浄比丘(ショウジョウビク)、恵喜(エキ)、阿耨達(アノクタ)童子。
8体の内両端を除く6体は、「運慶」鎌倉時代12世紀の作と言われる。両端の2体は、14世紀の作とされる。
4階から3階に降りると、階段の前に見上げるような大きな金色の孔雀に載る仏像が・・・
重要文化財「孔雀明王坐像」1200年 こちらは、「快慶」の作。
曼荼羅などの貴重な品々の先に、存在感のある四天王立像が展示されています。
左から持国天、増長天、広目天、多聞天、
イタリア・ルネッサンスの見事な芸術が15~16世紀、ベルニーニは17世紀、
それより前の12~13世紀の力感あふれる運慶・快慶の見事な彫刻に接して、・・・素晴らしい、満ち足りた秋のとある一日でした。
(追記)
鎌倉時代の作で素晴らしい木造の執金剛神立像が金剛峰寺に安置されていました。
これが最近(2011年9月)、快慶作と判定され2014年9月新聞などで報道されました。
高さ1m49cm、・・・この像が展示中に倒れて一部破損してしまった。2011年9月のこと。
この破損した開口部からファイバースコープを差し込むと墨書が発見され、快慶の作と判定されたとのこと。
東大寺が平家の焼き打ちにあって・・・歴史の重要な一コマですね・・・大変な時代の中
高僧 重源が仏師・快慶に 製作を依頼した(造らせた)、そして建久8年(1197年)3月に高野山に安置されたとあります。
もう一対の像と共に2012年重要文化財に指定されています。
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