文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

環境省インターネット自然研究所「全国ガンカモ渡来調査」データ検索

2006-11-27 22:17:05 | 利根川下流域に水鳥の大規模越冬地形成
最近、大変、ご質問が多いので本年度の白鳥群の渡来状況を全国的に検証する方法として、 2000年度から、2003年度までの全国・県別コハクチョウの渡来状況を、 10月1日~11月15日間だけに絞って抽出する方法を記載しますまず、環境省インターネット自然研究所「全国ガンカモ渡来調査」 にて、 検索・抽出を実行する期間を指定します  (1)2000  (2)2003 と入力してください  これで全年度を一括して指定しました。  (3) には、10/1 (月内での期間限定) (4) には、11/15 (月内での  〃 )  これで10/1より11/15までの期間 (5) には、選択項目で、コハクチョウを選んでください全国一括では、最下段の検索実行で、検索開始 (289件) 絞り込みで (10) 宮城県だけ → 検索開始(60件)   福島県だけ → 検索開始(15件)    
① 一覧表でご欄下さい → 詳細で個別調査データ別に 
② MAPで 全国(日本白地図上に出力)  福島(福島県白地図上に出力)  
③ htmlで これにて、必要十分なデータ及びMAPを抽出してみて下さい。  
抽出されたhtmlフアイルはそのままexcelに貼り付け可能です。   
全国ガンカモ渡来調査からのデータ抽出技術等に関して
お問い合わせ ご質問等は
株式会社 トータルメディア研究所
TEL:03-3824-6071 FAX:03-3824-5980
荒尾 稔 tmlarao@tml.co.jp
あるいは日本雁を保護する会会長呉地正行宛 
son_goose@mva.biglobe.ne.jp に、
お問い合わせ下さい。よろしくお願いいたします。 

千葉県へ渡来したコウノトリのその後

2006-11-27 22:09:57 | 利根川下流域に水鳥の大規模越冬地形成
 千葉県に飛来した野生のコウノトリは、まず北印旛沼地域の・甚平沼東岸にある印東公民館周辺に飛来し、餌場のなった田んぼは、印旛沼土地改良区でも環境担当役員として、意欲的に組り組まれている方の田んぼも含まれていたそうです。この方は、まさにこの夏ハクチョウの里となった栄町の新海秀次さん共々、豊岡の「コウノトリの里」を調査され、その内容を先日の印旛沼水循環健全化会議「わいわい会議」では、豊岡のコウノトリをシンボルとして取組を報告された方です、まさにその本人の田んぼに飛来したとのことです。挨拶に立ち寄ってくれたみたいでとても不思議な縁を感じています。

(4) でも、数日後旭市に移動して、現在定着する模様と聞いています
 コウノトリに詳しい関係者が言うことは、餌場の田んぼで生きものの餌が足りなくて移動したのだろうということです。印旛沼周辺に定着をしてくれたら、とても良い事になったと思うと、残念でなりません。

(5) 一昨年千葉県には2羽が渡来して、無事越冬しました。餌もなんとか足りた模様です。なにせ大食いな鳥ですので、再度飛来するには餌が十分かがキーワードの一つです。この時は12月の末頃でしたから、これからも大陸から西風に乗って飛来する可能性は、とても高いと思います。
 越冬地たる、中国南部の湿地帯が次々と環境悪化に見舞われています。そのため、若い鳥が適地を求めて日本等へ移動する可能性も指摘されだしています。


「生物多様性と農業」東大店弥生講堂でシンポジウム

2006-11-27 22:00:31 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
2006/11/25 東京大学農学部COE「生物多様性・生態系保全」研究拠点シンポジウムとして、上記課題でのシンポジウムが開催されました。
 先年も同時期に開催され、「生物多様性とは人間文化の多様性にほかならない」という課題で議論がなされたと記憶しています。
 呉地正行氏がメインとなった形で、本人はスペインでの調査完了後、成田からその足で会場へ駆けつけた形です。
 シンポジウム完了後、呉地正行様の引きもあって、そのままささやかな懇談会に参加させていただきました。
 農地・水・環境保全対策の直接の担当官や環境省の生物多様性専門官とも歓談できました。
 兵庫県豊岡市の皆様の話が中心となって、ラムサール登録指定地との関連性などに話が発展しました。

第3回田んぼの生き物調査プロジェクト 発表会

2006-11-27 21:37:26 | 冬期湛水不耕起栽培の現状とこれからの課題
 2006/11/26 午前10時より、東京・大手町・全農会館ホールで250名ほどが集まってのシンポジウムが開催されました。
 はじめに、農水省、パルシステム、全農の専務理事等の挨拶後、基調講演を環境考古学者として名前が売れて生きた「安田喜憲」氏の話がありました。出だし、べらんめい調の乱暴な話しで、聞いていてはらはら。しかし中盤から本調子になって、さすがとうなりました。グローバリズムの危険性を、世界史的な観点で環境破壊という結果を招いた事例として紹介。それに対する日本の縄文時代からの生き様を比較して検証。最悪の事例として、水源地での家畜による糞による下流域への汚染を冷静に話しながら、全農を意識して日本での結果を飛ばしたのにはまいりましたが、とても勉強になりました。
 会場では、新海さんやその仲間達、金丸 弘美さんなども見えておりました。
しかし、3,000円も取られたその資料のお粗末さには、へどもど。どうかしてしまった感じです。
 12時半には失礼してしまいました。


香取地域の美しい水と緑の創造をテーマに 6番目です

2006-11-27 21:18:44 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
 2006/11/26 千葉県香取市佐原中央公民館の1室で開催されました。東京を午後1時の総武快速で2回乗り換え、午後3時半でまもなく終わる時間で、何とか間に合いました。小学校の教室くらいで、そこに60代を中心に50名の参加。熱気むんむんでした。主催者の城の内さんの人柄でしょうか。
(1)環境配慮型米作り、(2) 里山づくりと教育、(3)栗山川の鮭遡上の3つ報告の後にKJ法による5グループでの検討会、そして代表の発表と流れ、最後に千葉県立中央博物館の中村副館長からの挨拶があって閉幕。成功裡におわりました。
 ほぼ100点に及ぶメモと要望書。千葉県の堂本知事への熱い気持ちが噴き出してきた感じです。
 ほとこと、これは凄い。特に栗山川の鮭遡上には、河口堰の改良から始まり、日本で唯一、鮭を本尊とする神社があって、そこまでの河川の何カ所にも鮭が遡上出来る魚道を作りあげる運動が実ってきて、源流部の近くまで到達したということで
地域の神さまですので、何か感情が爆発した感じまでもしています。
 大昔、遡上してくる鮭に助けられた皆様が神に祭った地域ですので、これを機会に「香取の川には鮭をどんどん上らせよう」と宣言する人までもいました。