文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

デジタルパブリシング フエアへのお誘い です。

2007-07-04 16:21:52 | 組版プロの思考からXMLを考える
2007/7/4
 しばらく、blogへの意見表明は控えておりました。これから再開いたします。

 最近、携帯小説等が、一大ブレークを始めています。
電子出版の市場も活性化しつつあります。

 そのなかで、写研やモリサワMCB2等で組み版された文芸書版から、T-Time、e-book等への変換要望が急増してきました。
 そのあたりへの
弊社開発による「中間ファイル Palna」(xml形式とタグ付きテキストで構成)
によって、印刷会社様でも対処可能な順応的環境を構築整備してきました
 今後での最適な対処方法をまとめてみました。
 

1 東京・ビッグサイトで明日より8日まで開催されます「デジタルパブリシング展示会(ブックフェア等と共催)」では、弊社のシステム導入先の、㈱コーヤマさまのコーナーで「コーヤマからの提言」として電子出版等への取り組みに関して応援をさせていただきます。

 展示内容:
  (1) WORDを主体に、各所の制作物をXML化する技術です。
    特にMathtypeをベースにした数式、学参等の対応部分では
    ピユアなXMLを、目的通りに生成する新しい環境を提案します
    コア技術としての「文字精密変換技術」は、きめ細かいコーデイングによ    り、柔軟なXML生成を可能にし、これらを中間ファイルとします。
  (2) WORDから、ピュアなXMLデータを生成して、モリサワ製MCB2への取り込み
  Wordのファイルから、ぎりぎりまで不要な内容を削除。極端にテキスト
    ベースでかるく作成でき、MCB2ほかの組み版機器へ
  (3) 写研等、伝統的な蓄積情報をPalnaで取り組んで中間ファイル化します。
    タグ付きの汎用データ、あるいはXML形式データとして管理を可能に。
   ① 今回は、㈱モリサワへの変換
   ② 各種電子出版データとして自動を含む制作手段の機能対応を提案します  
  展示内容です
  ㈱コーヤマ
㈱トータルメディア研究所
 

政府はマイクロソフト社のWORD等の購入をしない。互換性から

2007-07-04 01:09:27 | 組版プロの思考からXMLを考える
 2007/7/4
以下の日経記事を知りました
その前に、NHK報道として、2,3のkqtqkqrq質問を受けて、情報源を探ってみました
 日経のHP記事が事実を整理していると考えます 
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070702/276505/NHKが報道した内容。総務省が内容を明確に否定

「中央省庁で使う文書作成などのコンピューターソフトについて、国は、特定の製品ばか り購入するのは公平性に欠け公共機関として認められないとして、1日から、マイクロソフト社の「ワード」など標準的な規格と互換性のないソフトを原則として新たに購入しないことになりました。
 指針では、新たに購入するソフトはISOなどの国際的な規格や国内のJIS規格に基づいた製品を優先するとしています。最も広く使われているマイクロソフト社の文書や表計算のソフト「ワード」や「エクセル」は、現段階ではこうした規格に沿っていないため、業務に支障がある場合などを除き原則として今後購入できなくなります。マイクロソフト社は、ワードやエクセルについても国際規格として認めるよう引き続き働きかけたいとしています。」
 総務省行政管理局の局長の話として、NHKで報道された。

 この関連の話は、昨年12月末に、NHKがTV上で政府の方針として、同様な趣旨の内容を考えているという案として、一度公表されています。
 同じNHKでありました。正月早々
 BlOG上で、印刷関係者を含む多くの方々が、その意図解析や的確な施策になりえるかの議論が盛り上がりましたが、その後の関連情報がまったくなく、真意不明のまま現在にいたっている経過があります。
 それが今になって具体的な形で表面化したもののごとくです

関連情報
 マイクロソフトからの意見表明

 本日の朝刊では、日本経済新聞社、朝日新聞社の2紙上では新聞紙上では関連情報は見当たりません。
 この内容に関してはさらに情報を集めます

ディズニーランドで、リピータの多い理由が、納得できました

2007-07-04 00:40:31 | 東京の街角からモニタリングでわかること
 6月の末に、次男夫婦が孫2人(4才と2才の女の子)を連れて1年半ぶりくらいに東京へ、自宅に泊って行きました。
 夫婦と、長男の3人で迎え、久しぶりに一緒に生活しましたが、心底疲れました。初日は秋田から直接浦安市のデイズニーシー前のホテルに荷物を降ろして見学、そして泊まり、翌日は早朝からデイズニーランドで5人+2人の孫の組み合わせで遊びました。 孫のエネルギーのすごさに圧倒され、親も子もない、おじいさんもない平らな人間関係を改めて実感。
 中では、1日に何回もパレードが行われています。乳母車がどっさりと並び、若い夫婦と赤ちゃん連れが、とても多いのですが、改めて生のパレードの面白さにほれ込みました。追っかけもさせられました。若いえりすぐりのダンサーがたくさん参加していて、その素晴らしい表現力と訓練ぶりがすごい。というか、ゴミを拾って歩くスタッフも、誘導係も。運転手も全員が心から感謝して手を振ってくれるさまに、本当の気持ちがにじみ出ていて、気が晴れてくるのです。これは実感です。
 だからこそ、その真のおもてなしに感動してリピーターが生まれるのだなと心から納得した次第です。良くもここまで教育(?)されたものだとの実感です
 孫の年齢から遊園地めぐりとなっていますので、乳母車も納得ですが
 さらに、食堂も最大で980円程度、で味はとてもおいしい味付けでした。
食堂でも、注文をして、その後の素早さは驚嘆しました。たった30秒程度です。
どのような仕組みと訓練によって可能になったのか、近々再度調査にいってこようっと考えています。大人の女性陣の買い物熱心さには脱帽し、その間、孫の後を追っかけるので手一杯。夜まで会場におりましたので、パレードの追っかけなど、孫が暗闇で迷子になるのではないか、その点がとても心配でした。

全国的に赤とんぼの数が激減との報告から、その原因の推測②

2007-07-04 00:13:40 | 東京の街角からモニタリングでわかること
かって、戦後の高度経済成長の始まりと前後して日本の多くの湖沼で、底泥に生じる水草が
一気に衰退してしまう事態が生じてしまったことがあります。
 それまで、モク取りと称して、湖沼からの水草捕りは地域での大きな収入源であったと聞いています。
印旛沼、手賀沼でも同様でした。
 この原因は、いま言えることは、戦後の一時期全国で一斉に始まった、除草剤を大量荷ばらまいたことに
その原因があることがはっきりとしてきています。
 原因は初期の除草剤には不純物が多く、大量のダイオキシンが含まれていたこととされています。

 これはダイオキシンは半減期が異常に長くて、40年以上経過した現在でも底泥中ではほとんど減っていないようです。
戦後の農政の原罪のごとく位置付けされざるを得ません。

 それだけに、第2の除草剤?と考えて、慎重に考えていく必要性が高いのではないかと考える次第です。

 ㈱トータルメディア研究所
荒尾稔 minoruarao@tml.co.jp

赤とんぼ激減の理由の推測の一例として①

2007-07-04 00:11:37 | 都内で生活する水鳥や蝶などの虫たちの現況
1 フイブロニルと呼ばれる薬品をベースにした農薬で、商品名”ブイケットプリンス”あるいは”アクタラ”等と呼ばれる非有機リン系の薬品の影響が指摘されています。甲殻類の殻を壊す機能が高く少量で、あらゆる昆虫が殺されるとのこと。アメリカザリガニの駆除に効果的だが、まずミジンコから全滅してしまい、赤とんぼのヤゴ等への深刻な影響が危惧されて、使用が自粛された箇所も(岩手県等)あるそうです。 宮城県の農林試験所の研究者からの意見です。

2 不耕起栽培の開発指導者として著名な、千葉県佐原氏在住の岩沢信夫氏は、別の角度から 
 最も深刻なのは、ここ数年急激に使用が広がっている、やはり非有機リン系の農薬で、商品名”コンコル””アドバンテイジ”と呼ばれる製品等の深刻な影響を指摘されています。
 まず苗床の土に散布され、田植え時に田圃へ拡散。有効期限が50日と極端に長くその影響はあらゆる生き物に破壊的な効果をもたらすとのことです。
  現在、この農薬は圧倒的に使われだしていて、「赤とんぼ」の激減はこの農薬の使用開始が最大の原因ではないかとの見解です。(この部分はNHKのなかでも、原因として語られたことと一致しています)
 主な使用目的が、イネムシゾウムシを殺すことを目的とするとのことです。

3 さらに岩沢氏は、アキアカネ等が秋に産卵した卵が、孵化する前後に耕されて土に埋め込まれてしまうことも、大きな要因と語り、 さらに、2の結果としてヤゴの餌が全くないない状態になってしまうと指摘。
 農業での乾田化の影響がさらに事態の悪化を招き、農薬の量的な削減を推進することで、より不透明な状況で、いままでにないタイプの農薬が使われだすことの危険性をとても危惧されています。

4 農業専業者の千葉県栄町在住の新海秀次氏は、最近地方で(新潟県等で)、やたらに田圃の畔に
除草剤を大量にまいている実態を見て、地域の河川や飲用水への悪影響を心配していました。
 すごい農業での手抜きが始まっているとのコメントです。
この面からの検証も必要との意見と聞きました。

 当方からのコメントとして、いま頭を抱えています。 
 赤とんぼからのメッセージは、今後子供たちへの健康被害を含めて、とんでもない事態を引き起こしかねない様な、いままでにない不気味さを実感しています。
 皆様方からのご意見をお聞かせください。  

 ㈱トータルメディア研究所
 自然情報収集システム開発者
 荒尾稔 minoruarao@tml.co.jp
 http://www.tml.co.jp 

アキアカネ(赤とんぼ)を見ていません。蠅がいません。

2007-07-04 00:06:22 | 都内で生活する水鳥や蝶などの虫たちの現況
 最近開催されました全国の赤とんぼを調査しているグループでのシンポジウムでは、全国的な赤とんぼの個体数の激減が報告されました。ここ4~5年で、10年前の1/10とまで言われています。
 本駒込での現状は、今年は一度も見ていません。昨年もほとんど。数年前までは6月中旬、梅雨の時期に一斉に羽化した赤とんぼの群れを確かに観察していました。昨年確実に観察できたのは、秋の時期に「小石川植物園」内のみと記憶しています。

 この2~3日の観察では、自宅とJR田端駅への道路際で
2回目観察のモンシロチョウ
1回目のヤマトシジミ
3回目のアゲハチョウ
これくらいしか観察できていません。観察箇所が動坂下1km四方の道路際としてもあまりにも少なすぎます。
 ちなみに、
①この圏内で6月下旬にツバメの明らかにつがいが観察は、JR田端駅へ向かう赤紙不動の周辺

1ケ所となってしまいました。
②実は、ここ3年ほど蠅を一回も観察できていません
③団子虫も観察できません。
④ゴキブリは異常に多いですが、一般のゴキブリはここ1年、一度の見ていません
 代わりにチャナバネゴキブリばかりとなりましたが、ここ半年ほど真っ黒の小さなゴキブリが増え出しています。その分チャバネが減ってきています。
とっても薬に強くて、かつ敏捷でロートルには捕まえられません。種類は不明です。
④周辺域で生き物が決定的に減って、カラスさえも寄り付かない街に変わってしまっているのが気がかりです。ヒヨドリや雀、そしてキジバトも本当に減りました。

 周辺での観察を続けますが、定点観測の必要性を今更ながら感じています