文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

千葉県千葉市内里山の生き物たち 2015-3-29

2015-04-08 03:24:35 | 里山に託す私たちの未来-再生策を探る

この2,3日前に、ここ千葉市でも全域で氷点下になり、氷が張り、早めに播かれた葉物野菜が大きな被害を出したと聞かされた。この春は例年以上に天候が不安定で注意する様にと、400年の歴史を背負う農家の長(オサ)の話も。
 研修のあった知人の庭先には、好きなユキヤナギ、そしてかぐわしく強い香りのジンチョウゲは都心では終わっているが、谷当町では盛期。
 ツマキチョウ、キチョウなどなどに混じって、厳しい冬を成蝶で乗り切ったウラギンシジミ。翅はぼろぼろだが元気に登場。
 里山は春早いこの時期が最も明るく、一斉に鳴き出したウグイスやカワラヒワ、そしてメジロの声も、あちこちで。

 

千葉県千葉市内里山と冬期湛水・不耕起移植栽培農法   2015-3-29

2015-04-08 03:20:12 | 冬期湛水不耕起栽培の現状とこれからの課題

谷津田から里山に分け入ると、この時期2種類のスミレがひっそりと野辺に咲いていた。私はタチツボスミレが咲いているとつぶやくと、同行したNPOの若い女性から、アオイスミレの存在を指摘され、いろいろと教えてもらえた。感謝。
 最も早い時期に咲くのが上の写真のアオイスミレ。葵のご紋に似ている?として。少し遅れて下のタチツボスミレ、どこでも都心部でも見慣れた早秋のスミレ。今は可憐な小さい花であっても、だんだん大きな群落に育つ。日本のヒョウモンチョウの多くが、このスミレを食材とすることで知られる。そして間もなくこの地でも、その1種、ミドリヒョウモンチョウに出会うことになる。いろいろな蝶との出会いも生活するうえでの楽しみに。
 

荒尾 稔さんの写真
荒尾 稔さんの写真

千葉県千葉市内里山と冬期湛水・不耕起移植栽培農法ー3 2015-3-29

2015-04-08 03:05:11 | 冬期湛水不耕起栽培の現状とこれからの課題

 この谷津田のいちばん奥に、静謐な水をたたえた沼が出現していた。素晴らしい景観を生み出してくれた。
 ここ数年、8月になるとヘイケホタルの群舞が見られる様になったとのことです。この谷津田の両脇の里山は、コナラを中心にした落葉混合林であり、植林された人工林ではない。最も奥に複数のコブシの巨木が花に覆われていて、何とも言えない景観を生み出してくれている。山桜もあるらしいがまだ開花していないようだ。

「 この谷津田のいちばん奥に、静謐な水をたたえた沼が出現していた。素晴らしい景観を生み出してくれた。   ここ数年、8月になるとヘイケホタルの群舞が見られる様になったとのことです。この谷津田の両脇の里山は、コナラを中心にした落葉混合林であり、植林された人工林ではない。最も奥に複数のコブシの巨木が花に覆われていて、何とも言えない景観を生み出してくれている。山桜もあるらしいがまだ開花していないようだ。」

千葉県千葉市内の里山と冬期湛水・不耕起栽培農法-2  2015-3-29

2015-04-08 02:54:23 | 冬期湛水不耕起栽培の現状とこれからの課題

 千葉市の郊外、若葉区谷当町に出かけた。
 4年前からNPO法人によって、谷当町の一角にある里山と谷津田の耕作放棄された一角を整備している箇所がある。
 里山に囲まれた谷津田のどん詰まりの箇所を主体にして、知人が中心になって、不耕起による稲作りを中核として何十人もの方々が何年も関わってきている。
 大変な作業であり、心から頭が下がる思いだ
 何年も、草ぼうぼうの箇所を開墾し、年間を通じて水を張った「冬期湛水・不耕起栽培農法」が行われている。
 その中心になって農法を指導している阿部さんの講義を聞いてきた。

 現地見学ではコンパクトな田んぼ7枚を見た。しっかりと整備されて地域に根付いている。
 ニホンアカガエルなども、その産卵数が急増していて、生物多様性向上への成果が出ていると誇らしげに語ってくれた。そして里山や周辺にはフクロウやアオサギなどのモニタリングは周辺には多様な生物相が観察されている。

 でも、冬期湛水・不耕起栽培農法は、これからの数年間が最も難しい段階に入るだろうと思う。田んぼをはじめとした周辺域でのミネラル不足が顕在化して、そのためには水田を取り巻く里山の森林を、しっかりと手入れしなければならないだろうという意見も多く出ていた。
 その様ないくつもの想定もあって、研修会では議論が盛り上がりました。


都内・文京区本駒込 一気に満開となった桜-1 2015-3-28「

2015-04-08 02:52:03 | 東京の街角からモニタリングでわかること

文京区・本駒込・動坂公園。60年超えのソメイヨシノ。
本日朝は4分咲きと見たが、千葉市への出張戻りの夕方6時過ぎには
明らかに満開に。この暖かさでは納得。桜越しに窓の明かりがくっきり。さすがに本日は誰も見えなかった。明日の日曜日にはここでも近所の家族連れがマットを敷いて静かな花見を楽しむ傾向。

荒尾 稔さんの写真
荒尾 稔さんの写真


JR上野東京ラインに乗って 2015-3-15

2015-04-08 02:49:53 | 東京の街角からモニタリングでわかること

 所要で13日夕方に東京駅に降り立った。ものすごい混雑ぶりで、何が起こったと思ったが、北陸新幹線及び上野東京ラインの開通初日と知って納得しました。
 駅のマイクからは再三、「東京デイズニーランドが満杯で、入場制限中なので
ご承知ください」というアナウンスを聞かされた。
 それで土曜日の夕方に関わらずこの混雑の一端が、2つの新線開通がもたらす結果が、金沢方面などへの出発だけでなく、それ以上に「北陸新幹線」や「上野東京ライン」の開通は東京方面から地方へ出かける以上に、その地域から東京への観光を含めた人々誘致の方がより強いであろうという現実を肌身に感じた次第です。

 写真は夜の「上野東京ライン」の一風景。こちらは人気の無い上野駅ホームと
列車の行き先表示版。途中は真っ暗で撮影不能でした。

荒尾 稔さんの写真
荒尾 稔さんの写真

千葉県千葉市内での里山と冬期湛水・不耕起栽培農法  2015-3-14

2015-04-08 02:45:53 | 冬期湛水不耕起栽培の現状とこれからの課題

 昨日、千葉市内の東京情報大学構内の一角で「冬期湛水・不耕起栽培」にも関わる研修会と懇談会が開催され、東京から出掛けた。30名ほどの集まりであったが。千葉市郊外で耕作が放棄された谷津田及びそれを取り巻く里山、そして上流域にある水源としての沼地を含めて、着実に不耕起栽培と地域の再建を目指した、本当の意味でボランティア活動の成果を話として聞き取れる貴重な集会でした。
 2011年から初めてちょうど4年目に入る節目として、これからの行動計画をというより、新たな仲間作りということで一般公開を目指した活動と理解しました。
 報告者は阿部順さんで、とつとつとした語り口は、亡くなられた岩澤さんに似てとても似ていて、話の内容もしっかりしていてとても好感を持てました。NPO法人バランス21(代表 佐藤聡子様)による「当里山計画」は、いくつかの課題を抱えながらしっかりと地域に根差してとても素晴らしく、活動の輪を着実に広げていることを感じました。
 阿部さんのお話は、故岩澤さんの名著「不耕起でよみがえる」その第7章の紹介をもとにした話は、故人のかってのまさにそのままの話ぶりで、しっかりと継承されているようでした。今後の活動に期待がもてました。
 写真は開始前(2011年)、そして現状、そして田植え・稲刈りには多数の家族と子供たち。故岩沢信夫さんの写真。いずれも会場でのスライドからです。

 

荒尾 稔さんの写真
荒尾 稔さんの写真


自宅のベランダで咲いたユキヤナギ  2015-3-15

2015-04-08 02:40:46 | 東京の街角からモニタリングでわかること

 自宅のベランダでユキヤナギが数輪咲いた。昨年秋に近所のスーパーでたまたま見出して購入してきた。本当に小さな株。かって小学生の折に東京・神田の住いの物干しに数年間で大きく育ち、春の早い時期に鈴なりの印刷工場兼用のトタンぶきの屋根に早春の真っ白な花が小さな花々が連なって咲き競った。その姿がいまでもなぜか瞼に焼きついている。
 いま早春で緑色の何もないベランダで、たったこれだけが春の到来を鮮明に知らせてくれる。と同時に亡くなった両親や、今も病院で病で呻吟する弟の顔が重なる。

「 自宅のベランダでユキヤナギが数輪咲いた。昨年秋に近所のスーパーでたまたま見出して購入してきた。本当に小さな株。かって小学生の折に東京・神田の住いの物干しに数年間で大きく育ち、春の早い時期に鈴なりの印刷工場兼用のトタンぶきの屋根に早春の真っ白な花が小さな花々が連なって咲き競った。その姿がいまでもなぜか瞼に焼きついている。   いま早春で緑色の何もないベランダで、たったこれだけが春の到来を鮮明に知らせてくれる。と同時に亡くなった両親や、今も病院で病で呻吟する弟の顔が重なる。」

バイオマス発電の話が現実化したと思った途端 やはり暗転化。

2015-04-08 02:37:27 | 里山に託す私たちの未来-再生策を探る

 再生可能エネルギーでバイオマス発電は大きな比重を占めています。そして全国に大小入り乱れて、どんどん構築される段階に立っています。
 しかし、地域に間伐材の利用とか、製材所からの木くづなどの資源があり、また木造住宅の解体材とかの木材利用とか、植林による資源循環とか、中小規模ではいろいろと使用用途と目的があって、間伐による木材の品質向上とか、による資源循環管理もされていますが、残念ながら大手企業ベースの大規模バイオマスは、植林も含めて、資源循環を前提にしているとは言えず、地域の資源の一方的な収奪に他ならないという、東南アジアで指弾されると同様な致命的な大きな問題を抱えてきていることが露呈しています。
 まず、木材資源の大量消費を引き起こします。そのため設備のある箇所の近隣から始まって、周辺域へ森林の大規模な全伐が始まっています。その木材消費量が半端ではないということと、これが操業される期間中全伐が行われることで、地域全域が丸裸にされてしまう恐れが現実化してきています。
 鹿児島県出水市周辺では、すでにその被害が生じていて、皆びっくりしているそうです
 まさに神話の時代、島根県などで当時勃興した「たたら製鉄」が木炭を大量に必要として、山々を剥げ坊主にしてしまった。その再現に堕ち入ってしまう状況と思います。
 まさにジブリの「もののけ姫」物語の新盤になりそうです。

 
 

都内でのカモ類の越冬状況 上野不忍池野ケース

2015-04-08 02:35:10 | 都内で生活する水鳥や蝶などの虫たちの現況

 上野不忍池に久しぶりに行きました。
 2014年夏、都内を襲った複数回のゲリラ降雨で、水量調整池となっている不忍の池は満杯となり、富栄養化もあって蓮の背丈が異常に伸びてしまいました。
 そして、あれだけ無数に近くいたカモ類が嘘のように消えてしまっています。餌を与えにきた方の前に、オナガガモが3羽。そしていままで稀にしか見たことのないオオバンが4羽も。
 2010年ごろから、都内では鳥インフル対策として、東京都の対応として全域で市民による鴨へのエサまきが実質禁止となり、そして監視員が張り付いてきびしく規制されました。(それを都から委託されて行ったのは著名団体)それ以降、毎年鴨の種類も、それぞれの個体数も激減して、不忍の池をはじめとして、都内の湖沼、庭園、河川、景勝地など、ほとんどの箇所で、本年度はとうとうこの状況です。
 都内の河川や運河にも定着して、東京の風物詩ともなっていた、たくさんのカモたちもほぼすべて姿を消しています。

 都内の湖沼や運河、調整池などの水辺を彩る一つの景観であり、文化でもあったものが、世界的にも著名な、カモたちと接せられる冬の風物詩が成立するまでに何十年をも要していましたが、この結果を見ると何ともやるせない気分になってしまう所以です。

 カモの寿命は平均して5年以下とされます。
 一度越冬した個所にはまず戻ってきます。餌が不足すれば、体力が落ちますので繁殖成功率が下がり、親が生きている期間で、5年~7年でそこに渡来する個体群は絶滅します。絶滅曲線ともいわれています。それ以上の時間経過がされていますので、多くの種類と個体数がここだけに限らず、都内全域で壊滅するのは避けられません。
 鳥インフル対策ということで避けられなかった事態とは思いますが、機会を得て再度復活をさせたいものと思います。

荒尾 稔さんの写真
荒尾 稔さんの写真
 

カモ類に関しては相変わらず厳しい状況にある。

2015-04-08 02:33:24 | 都内で生活する水鳥や蝶などの虫たちの現況

カモ類に関して、千葉県や茨城県での現実

 その多くが狩猟鳥であり、かつ種別個体数の増減がはなはだしいという特徴があります。
 そして、狩猟鳥であるがゆえに、表面化しないがための課題も多い。
 2件について、報告をする。
 千葉県で言えば2014-2015では、印旛沼に大量のトモエガガモが突然大量に飛来定着したり、など

 千葉県印旛郡栄町周辺域。この町内には大規模な無双網業者が複数存在し、年間5,000羽に達する、主としてマガモを狙って田んぼに水を張って、夜間に大量にまとめて捕獲する方法が、長年に渡ってなされている箇所でもある。
 無双網は合法的な猟法であり、その観点では現状の狩猟法上問題にならない。
 その捕獲数は「ガンカモ類の生息調査」(環境省)で、印旛沼の全渡来数に匹敵する規模であるが、狩猟法で合法とされている手法であり、地域の一つの産業化している。
 我孫子市から成田に向かうJR成田線で、2月のいまごろ慣行農法でからからに赤茶けた水田地帯で、あちこちに水を張った水田がある。まさに「ふゆみずたんぼ」の状態。しかしよく見るとおかしい。そのほとんどが無双網が仕掛けられた現場である。野生鴨の1羽あたりの相場はマガモで5,000円以上もしていて、猟師はカモ御殿が出来ているということである。
 現状では、野生のカモとして注文の殺到で、注文に応じきれず茨城方面から買い付けを行っているとのこと。
 
 茨城県では、霞ヶ浦をねぐらとするコガモやヒドリガモ、オオバンなどが、土浦市の蓮田で、レンコンを食害するという名目で、ここ10年以上にわたり「霞ヶ浦の霞網」と呼ばれいる鳥獣対策用の網を張った箇所が、それこそ蓮田全域に広がって見渡す限りある。
 国際的にも悪名高く、日本の恥部とまで酷評されている箇所で、鴨類だけでなく猛禽類も、ヒヨドリはじめ小鳥も見境なしに引っかかり、足を天にむけたまま、必死にもがき続けたまま数日間。さらに憎しみを込め、それが見せしめになると放置しているレンコン農家が多い個所。
 フクロウなど猛禽類などや小鳥も多数に及び、中には絶滅危惧種なども多数被害が生じているが多いと聞く、しかしそれが引っかかった後の結果をどのように扱われているのかもいになっているかの調査結果も知りたい。
 その地域の野鳥を愛する女性の方々からも悲鳴を何度も何度も聞かされているが、事態の進展はここ10年間見られない。
 一つは、これが国の害鳥駆除のための申請によって助成されているということがあると聞いている。
 本当にレンコンを食害されているのかの正式報告も聞いていない。
 さらに、ここで網にかかった鴨類を選別して業者が買い取っているという噂も聞いたことがある。
 
       

「カモ類に関して、千葉県や茨城県での現実     その多くが狩猟鳥であり、かつ種別個体数の増減がはなはだしいという特徴があります。   そして、狩猟鳥であるがゆえに、表面化しないがための課題も多い。   2件について、報告をする。   千葉県で言えば2014-2015では、印旛沼に大量のトモエガガモが突然大量に飛来定着したり、など     千葉県印旛郡栄町周辺域。この町内には大規模な無双網業者が複数存在し、年間5,000羽に達する、主としてマガモを狙って田んぼに水を張って、夜間に大量にまとめて捕獲する方法が、長年に渡ってなされている箇所でもある。   無双網は合法的な猟法であり、その観点では現状の狩猟法上問題にならない。   その捕獲数は「ガンカモ類の生息調査」(環境省)で、印旛沼の全渡来数に匹敵する規模であるが、狩猟法で合法とされている手法であり、地域の一つの産業化している。   我孫子市から成田に向かうJR成田線で、2月のいまごろ慣行農法でからからに赤茶けた水田地帯で、あちこちに水を張った水田がある。まさに「ふゆみずたんぼ」の状態。しかしよく見るとおかしい。そのほとんどが無双網が仕掛けられた現場である。野生鴨の1羽あたりの相場はマガモで5,000円以上もしていて、猟師はカモ御殿が出来ているということである。   現状では、野生のカモとして注文の殺到で、注文に応じきれず茨城方面から買い付けを行っているとのこと。      茨城県では、霞ヶ浦をねぐらとするコガモやヒドリガモ、オオバンなどが、土浦市の蓮田で、レンコンを食害するという名目で、ここ10年以上にわたり「霞ヶ浦の霞網」と呼ばれいる鳥獣対策用の網を張った箇所が、それこそ蓮田全域に広がって見渡す限りある。   国際的にも悪名高く、日本の恥部とまで酷評されている箇所で、鴨類だけでなく猛禽類も、ヒヨドリはじめ小鳥も見境なしに引っかかり、足を天にむけたまま、必死にもがき続けたまま数日間。さらに憎しみを込め、それが見せしめになると放置しているレンコン農家が多い個所。   フクロウなど猛禽類などや小鳥も多数に及び、中には絶滅危惧種なども多数被害が生じているが多いと聞く、しかしそれが引っかかった後の結果をどのように扱われているのかもいになっているかの調査結果も知りたい。   その地域の野鳥を愛する女性の方々からも悲鳴を何度も何度も聞かされているが、事態の進展はここ10年間見られない。   一つは、これが国の害鳥駆除のための申請によって助成されているということがあると聞いている。   本当にレンコンを食害されているのかの正式報告も聞いていない。   さらに、ここで網にかかった鴨類を選別して業者が買い取っているという噂も聞いたことがある。            」

ガン類・ハクチョウ類 本年度の関東圏での渡来状況

2015-04-08 02:31:06 | 都内で生活する水鳥や蝶などの虫たちの現況

 利根川下流域への大型水鳥など大規模な越冬地形成に関わっています。
早や取り組みだして15年、ようやっと少しずつ視点が定まってきています。

 現在、ガン類・カモ類・ハクチョウ類に関して、それぞれを検討していくと

1 ガン類に関しては
 埼玉県では、見沼田んぼの下流域で川口市所在の「柴川第一調整池」
 茨城県では、涸沼及びその周辺域
 千葉県では、野田市内
       印旛郡栄町
    などが、独自の判断ですが候補地と考えています

2 ハクチョウ類に関しては
 千葉県で言えば       
       千葉県印西市本埜地区及び栄町四谷地区
       千葉県庄和町夏目の堰及びその周辺域
       千葉県いすみ市上布施周辺及びトンボ池

荒尾 稔さんの写真

地域創生に関しての話です

2015-04-08 02:18:44 | 地域創生-人口減を喰いとめる総合論

 地域創生に関しての話題です。
 国は地方創生として取り組んでいますが、個人的には地方では対象が大きすぎてまとめができないと思い、地域創生と対象を地域に絞って考えています。
 アベノミクスの発展生成の過程の中で、地方創生会議が、2040年度に全国市町村の大多数の箇所で、致命的なほど若い女性の人数が激減し、市町村の構成が成り立たなくなって破綻するもの多数という想定を発表し、これが該当する地方を始め想像以上の衝撃をもって受け止められていることはご存知と思います。
 そして初めて国家戦略として、日本の人口1億人死守という事が国是と決まりました。これは画期的なことです。
 なぜなら、人口を地方ごとに維持管理をしようとすると、如何に多面的な課題にぶつかってしまうか。しかもそれは戦後70年間の日本国の中央官庁指導型の、官僚という男世界中心の方々には、思考的にも想定外で、しかも制御不能な部分が一気に生じてしまうからです。
 地方に現在も居残っている、幼児から成人までの若いこれからの女性が、その地方に留まって、生活をし、伴侶を求め子供を産み育てる意識が育ちえるように関われていけるかという、國としてはとんでもなく難題なことです。
 少なくとも、国が予算を付けて道路工事など公共事業を推進しても、若い女性がどのような感性をもって、真剣に自分の将来と、これから産むであろう子供たちが安心・安全そして生活上の就業先の確保などを始め、近隣との付き合いや、文化力や、心豊かで快適に生きていけるのか。自分だけでなく夫や子供・舅などを含めて思い煩いでいるとしたら、その将来への限りないリスクなどを考慮すると、地方は、特に中山間地、そして千葉県で言えば里山などから、自分や家族などを伴って舞い立って都会地に移動することは極めて高い確率でしょう。
 心から地域再生を考えなければ、中央官庁の役割は担えなくなってきていると思います。


明治神宮 正月参拝-3 2015-1-10

2015-04-08 02:15:01 | 東京の街角からモニタリングでわかること

 明治神宮では自然発生的なことなのだろうが、配列者の並びが4列ごとに配列を終えて、帰路に戻れる様に1人分の空間を開けて、横幅いっぱいに広がって粛々と並んでいた。
 まさに高度に精錬された参拝者の行動。2日の神田明神での配列とは安心安全度、そして心構えが明らかに違う。

「 明治神宮では自然発生的なことなのだろうが、配列者の並びが4列ごとに配列を終えて、帰路に戻れる様に1人分の空間を開けて、横幅いっぱいに広がって粛々と並んでいた。   まさに高度に精錬された参拝者の行動。2日の神田明神での配列とは安心安全度、そして心構えが明らかに違う。」

明治神宮正月の参拝風景-2 2015-1-10

2015-04-08 02:11:26 | 東京の街角からモニタリングでわかること

明治神宮へきた車両は本日(10日)から無制限に受け入れて巨大な広場となっている原っぱに、どんどん車を入れているとのこと。神宮内苑の一部は、ガードマンが出て交通整理を必要とするほどの車列と、駐車中の車があって、静謐とは程遠い車道と化している。これではオシドリが逃げ出した?状況も理解で来る。参道を歩いていて危険を感じた。どのようなことからこうなったのであろうか。昔からこうだったのでしょうか。
 また、帰路原宿口に向かって帰る途中、あたかも「道の駅」スタイルで相当さばけた感じの、トイレ、食堂、テント形式の売店、巨大なバスなどの駐車場が、これも突然出くわした。妻も歩き疲れていたところで歓迎したが、どう考えても、かっての明治神宮と雰囲気と大きく違った、悪しき商業主義のありようと感じてしまったのは私だけか。

荒尾 稔さんの写真
荒尾 稔さんの写真