出版関連ソフトの開発に1億円を投入して開発投資をして、それを国内の100顧客で原価回収を図ったとする。1顧客100万円が必要に。写研などの販売方法がこれ。でも1万個数で割掛けすると1万円。
ソフト開発費用の回収が、1万個の売り上げを想定すると、原価の割掛けが1万円に。さらにandroidでは1億個単位の販売を想定すると、なんと1円。1万個の販売想定がガラパゴスの見方。たった100個のみの販売とは、ガラパゴスよりも希少な群島。小笠原諸島は、そのような意味な。
かってWindowsアプリの全盛時代に、印刷組版用のソフトウェアでは、100万円の専用機器ソフトよりも、1万円の流通ソフトウェアのほうが、はるかに優れていてメンテナンス性が特に良かったという経験。いま、目利きであればわかる無料ソフトやコンテンツがいかに使いやすいか。
スマホ上での、どんなに高いアプリでも150円~200円前後の市場出現は、既存のソフトウェア会社の地盤崩壊を引き起こしている。ここに電子書籍出版という名前で代表される、超グローバリズムのあり方が。良く考えなければならない。今までの1万円マーケットが消滅しかねない現実。
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