2009-5-14
現状、日本国民の3%にまで(昨年までは4%台)下がってしまった一次産業の,
農林水産関連就業者の現実がもたらす 国が、国土保全策を放棄してきたつけが、これからどんどん出てくると思います。
国土保全の危機の実態の一つが、外国資本による地域全体の買収行為(切売り)として具体的に出現してきたと考えるべきです。
まさにこれから抱える危機の実態の一部でしょう。
残念ながら、日本国が莫大な借金を抱えこみ、 日本中の地域がどんどん疲弊化し、多くの箇所で人がいなくなって過疎化していってしまう。
地域全体の崩壊まで突き進んでしまっています。その現実にだれも考えが及んでいません現状、水面下では千葉県でもまじめに、過疎地の里山 → 縄文時代の原生状態に戻す
ということが、各方面で議論されている昨今です。 ということは、なんでもありという状態と理解すべきです
数年前から、外国資本に観光資源として、地域全体を買収されてしまう可能性を検証
してみた、シュミレーションが報告されています。
たとえば 秋田県のブナ林を大規模にある国に地域ごと買収されたとしたらどうなるかというリアルな話です。
たとえば相手が中国だとしたら、中国国内にはない原生林に囲まれた超高級別荘地ができるのではないかというモデルケースです。
中国では4時間移動しても、砂漠状態のところしか見当たらない。
でも秋田なら飛行機を含めて3時間程度。素晴らしい景勝地が得られる
すでに、中南米の複数の国の著名観光地では、景勝地の海岸が、鉄条網で分断されて
治外法権的に、「現地人立入禁止」などとされていますが、同じことが起こりうるということが検討されたことがあります。
おぞましいとしか言いようがない、しかし地域で生きていくにはそれしかない。という意見が主流になりつつあります。
その流れの中に、千葉県でも、”きなだやま”のような山砂を採取するために山全体を
壊してしまうことも、地域を生き延ばせるための手段として、銀行系のシンクタンクまで
合法性を主張し、認可しようとする動きまでが生じています。
里山・里海等、本来日本の基礎資源を調達できた場所を、文字通り切り捨ててきて、
地域で生きるすべがなくなってきつつあるが、現実でしょう。
個人的には、ここ4~5年、里山の抱える危機は、ますます広がり収拾がつかなくなって きたという実感です
たった40年間で農林水産業への就業者を1/10以下にまで、減らしてしまった最大の原因解析ははっきりとしてきました。
が、市民や行政側の”気持ち”に最大の原因があるとしたら、解決策が簡単に見出せるとは思えなくなってきているのことも事実です。
今回の里山シンポジウム全体会のテーマでは、まさに生存を支える資源を里山・里海に
求めるという「生態系サービス=恵み」としています。
切実で切迫した問題ですが、日本人の”気持ち”が変わらない限り、現状ではまさに
”絵に書いたモチ”状態と考えています。
このあたりの危機感がどこまで共有化されているかというと、千葉県内でも、とても大きな温度差があると言わざるをえません。
まさに、鳥インフル、豚インフル騒動と同じように、初めての経験として、免疫のない状態のまま日本人が想定すらしてこなかった事態が起きかけているのだということだと思います。 さらに考査していきます。
里山シンポジウム実行委員会事務局長
荒尾稔 minoruarao@tml.co.jp
現状、日本国民の3%にまで(昨年までは4%台)下がってしまった一次産業の,
農林水産関連就業者の現実がもたらす 国が、国土保全策を放棄してきたつけが、これからどんどん出てくると思います。
国土保全の危機の実態の一つが、外国資本による地域全体の買収行為(切売り)として具体的に出現してきたと考えるべきです。
まさにこれから抱える危機の実態の一部でしょう。
残念ながら、日本国が莫大な借金を抱えこみ、 日本中の地域がどんどん疲弊化し、多くの箇所で人がいなくなって過疎化していってしまう。
地域全体の崩壊まで突き進んでしまっています。その現実にだれも考えが及んでいません現状、水面下では千葉県でもまじめに、過疎地の里山 → 縄文時代の原生状態に戻す
ということが、各方面で議論されている昨今です。 ということは、なんでもありという状態と理解すべきです
数年前から、外国資本に観光資源として、地域全体を買収されてしまう可能性を検証
してみた、シュミレーションが報告されています。
たとえば 秋田県のブナ林を大規模にある国に地域ごと買収されたとしたらどうなるかというリアルな話です。
たとえば相手が中国だとしたら、中国国内にはない原生林に囲まれた超高級別荘地ができるのではないかというモデルケースです。
中国では4時間移動しても、砂漠状態のところしか見当たらない。
でも秋田なら飛行機を含めて3時間程度。素晴らしい景勝地が得られる
すでに、中南米の複数の国の著名観光地では、景勝地の海岸が、鉄条網で分断されて
治外法権的に、「現地人立入禁止」などとされていますが、同じことが起こりうるということが検討されたことがあります。
おぞましいとしか言いようがない、しかし地域で生きていくにはそれしかない。という意見が主流になりつつあります。
その流れの中に、千葉県でも、”きなだやま”のような山砂を採取するために山全体を
壊してしまうことも、地域を生き延ばせるための手段として、銀行系のシンクタンクまで
合法性を主張し、認可しようとする動きまでが生じています。
里山・里海等、本来日本の基礎資源を調達できた場所を、文字通り切り捨ててきて、
地域で生きるすべがなくなってきつつあるが、現実でしょう。
個人的には、ここ4~5年、里山の抱える危機は、ますます広がり収拾がつかなくなって きたという実感です
たった40年間で農林水産業への就業者を1/10以下にまで、減らしてしまった最大の原因解析ははっきりとしてきました。
が、市民や行政側の”気持ち”に最大の原因があるとしたら、解決策が簡単に見出せるとは思えなくなってきているのことも事実です。
今回の里山シンポジウム全体会のテーマでは、まさに生存を支える資源を里山・里海に
求めるという「生態系サービス=恵み」としています。
切実で切迫した問題ですが、日本人の”気持ち”が変わらない限り、現状ではまさに
”絵に書いたモチ”状態と考えています。
このあたりの危機感がどこまで共有化されているかというと、千葉県内でも、とても大きな温度差があると言わざるをえません。
まさに、鳥インフル、豚インフル騒動と同じように、初めての経験として、免疫のない状態のまま日本人が想定すらしてこなかった事態が起きかけているのだということだと思います。 さらに考査していきます。
里山シンポジウム実行委員会事務局長
荒尾稔 minoruarao@tml.co.jp
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