05/07/23午後1時より霞ヶ浦での自然再生事業に関する第6回協議会に参加しました。いろいろとありましたし、今後も多様で困難な課題を抱えた協議会と理解していますが、本日はあるべき方向へどんどんと変化しつつあるとの実感を得られたことが最大の収穫でした。
まず、(1) 公募委員のありかたと役割がより計画から管理、広報まで、横断的に全ての流れに関与出来ることが明確になって、位置づけがはっきりしました。
第5回協議会終了後、公募委員からの提案を求めるアンケートに、本来あるべき<計画参加>が削除され、<施工、権利(メンテナンス)>等に限定された趣旨のアンケート記入申し出がありましたので、日本雁を保護する会等では計画参加が目的ですから、出来なくなるその理由を問うておりましたが、今回その部分は、非常に柔軟な対応が取られたと理解出来ました。その上で
(2) 工事の計画も施工後もエンドレスに見て試す方式による方向性が明確になりました。工事の結果で見直す部分が、当初の全体構想を除く、それ以下の要項全てが対象になることがはっきりしてきました。まずいという部分は設計図レベルで見直しをすると言うことが含まれると言うことです
同時に、起案する公募委員側も言い出しっぺは自己責任が重くかかると言うことだと感じます。
(3) 会議のあり方が、今回根本的に変わりました
全体構想の中心(1)自然再生目標のなかにある3項目の配慮事項の一つに「きれいな水の再生」-<霞ヶ浦の水質の改善に寄与すること> とあって、第5回までに原案として確定した事項があります。 この内容に、流域からの流入水の水質改善に関する項目を含めるように複数の公募委員かた強い要請としての再度の提案がありました。
そこで進行役の前田委員長が霞ヶ浦事業事務所の合意を確認の上で、異例の形で賛否をとり、賛否を取り、賛成多数で合意しました。次回1行程度の追加要項を付加する事で合意した形です。反対者は、このような議会進行は例がないと、内容より議事進行方法に異議を唱えていました。結局、これが、見て試す方式での自然再生事業推進での基本原理であると考えられます。工事内容を変えるだけでなく、一回議決して、議事録に載ったからそれで確定したと言う、いままでではなく、状況によって、会議の方も見て試す方式で変更出来るという流れが、これで確定したという瞬間です。
後刻、個人的に良く存じ上げた方から議事方法に関して質問を頂き、計画した内容を見直すのだから、当然、その時点で、一度決めた内容を改訂が生じる事があり得る。自然再生法案の骨子はここにあるのだよと説得することに羽目に。
今回、自然再生事業に関して、段々と行政側の方々も学習してこられたとの実感です。
(4) 今回の公募委員等が、これから施工等で優先的な立場に立つごとくに、イメージされるのは公平の原則から如何なものかという質問まで出て、その様な事は一切考えられないとの行政側からの明確な回答の出されました。
まず、(1) 公募委員のありかたと役割がより計画から管理、広報まで、横断的に全ての流れに関与出来ることが明確になって、位置づけがはっきりしました。
第5回協議会終了後、公募委員からの提案を求めるアンケートに、本来あるべき<計画参加>が削除され、<施工、権利(メンテナンス)>等に限定された趣旨のアンケート記入申し出がありましたので、日本雁を保護する会等では計画参加が目的ですから、出来なくなるその理由を問うておりましたが、今回その部分は、非常に柔軟な対応が取られたと理解出来ました。その上で
(2) 工事の計画も施工後もエンドレスに見て試す方式による方向性が明確になりました。工事の結果で見直す部分が、当初の全体構想を除く、それ以下の要項全てが対象になることがはっきりしてきました。まずいという部分は設計図レベルで見直しをすると言うことが含まれると言うことです
同時に、起案する公募委員側も言い出しっぺは自己責任が重くかかると言うことだと感じます。
(3) 会議のあり方が、今回根本的に変わりました
全体構想の中心(1)自然再生目標のなかにある3項目の配慮事項の一つに「きれいな水の再生」-<霞ヶ浦の水質の改善に寄与すること> とあって、第5回までに原案として確定した事項があります。 この内容に、流域からの流入水の水質改善に関する項目を含めるように複数の公募委員かた強い要請としての再度の提案がありました。
そこで進行役の前田委員長が霞ヶ浦事業事務所の合意を確認の上で、異例の形で賛否をとり、賛否を取り、賛成多数で合意しました。次回1行程度の追加要項を付加する事で合意した形です。反対者は、このような議会進行は例がないと、内容より議事進行方法に異議を唱えていました。結局、これが、見て試す方式での自然再生事業推進での基本原理であると考えられます。工事内容を変えるだけでなく、一回議決して、議事録に載ったからそれで確定したと言う、いままでではなく、状況によって、会議の方も見て試す方式で変更出来るという流れが、これで確定したという瞬間です。
後刻、個人的に良く存じ上げた方から議事方法に関して質問を頂き、計画した内容を見直すのだから、当然、その時点で、一度決めた内容を改訂が生じる事があり得る。自然再生法案の骨子はここにあるのだよと説得することに羽目に。
今回、自然再生事業に関して、段々と行政側の方々も学習してこられたとの実感です。
(4) 今回の公募委員等が、これから施工等で優先的な立場に立つごとくに、イメージされるのは公平の原則から如何なものかという質問まで出て、その様な事は一切考えられないとの行政側からの明確な回答の出されました。
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