文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

バイオマス発電の話が現実化したと思った途端 やはり暗転化。

2015-04-08 02:37:27 | 里山に託す私たちの未来-再生策を探る

 再生可能エネルギーでバイオマス発電は大きな比重を占めています。そして全国に大小入り乱れて、どんどん構築される段階に立っています。
 しかし、地域に間伐材の利用とか、製材所からの木くづなどの資源があり、また木造住宅の解体材とかの木材利用とか、植林による資源循環とか、中小規模ではいろいろと使用用途と目的があって、間伐による木材の品質向上とか、による資源循環管理もされていますが、残念ながら大手企業ベースの大規模バイオマスは、植林も含めて、資源循環を前提にしているとは言えず、地域の資源の一方的な収奪に他ならないという、東南アジアで指弾されると同様な致命的な大きな問題を抱えてきていることが露呈しています。
 まず、木材資源の大量消費を引き起こします。そのため設備のある箇所の近隣から始まって、周辺域へ森林の大規模な全伐が始まっています。その木材消費量が半端ではないということと、これが操業される期間中全伐が行われることで、地域全域が丸裸にされてしまう恐れが現実化してきています。
 鹿児島県出水市周辺では、すでにその被害が生じていて、皆びっくりしているそうです
 まさに神話の時代、島根県などで当時勃興した「たたら製鉄」が木炭を大量に必要として、山々を剥げ坊主にしてしまった。その再現に堕ち入ってしまう状況と思います。
 まさにジブリの「もののけ姫」物語の新盤になりそうです。

 
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿