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昨今のトヨタ自動車の課題とは(1)

2009-10-12 21:57:37 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
2009-10-13
 トヨタ自動車のトップが変わって4ケ月が経過しました。
現状はどうなのでしょうか。
 幕張メッセでの本年度の自動車ショーで、トヨタからも、レクサス系やマークX系統など各種新製品の発表等があって、それなりににぎやかなことでしょう。

 でも米国では、ムーニーの閉鎖や、フロアマット不良による大規模な回収騒ぎなど、さらにハイブリットに関する特許騒動など、これから次々と新たなトラブルが予感されます。
 中国でも、日産やホンダなどにも遅れを取って、しかもここでも回収騒ぎになって。

 最大の問題は、米国市場に過度に適応したがために、今売れ筋となる車がない。ここに尽きます。インドでも売るべき玉がない、中国でも。
 なぜか、それはイストやBBなどの、ヤリスの関連車種の後継機種をつぶしてしまったことに大きな原因があると考えられます。
 いずれも、醜悪とまで酷評され、しかも変に巨大化した機種に作り変えてしまった結果なのであると思います。
 どう見てもお遊び的な2シータ小型車を出す代わりに、本格的な小型車を作るべきであったと思います。
 たぶんトヨタの前の経営陣が、ダイハツに遠慮し、米国市場ばかりを見ていた結果なのでしょうが、かなり取返しができない失敗だと思っています。

 国内ではこれから、どう考えても3割もの過剰生産能力を削減するにあたって、関連工場群の整理統合、販売代理店制度の抜本的な見直し、設計部門の統合化、子会社群の経営の統合化など、人的な再構築を含めて、大変な事態になることが予想dされるからです。
 そのための、豊田家への大政奉還でもあるのでしょうから。




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