文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

千葉県の里山を、どのようにして再生させるか(4)

2005-08-21 00:42:27 | 里山に託す私たちの未来-再生策を探る
[satochiba:0978]2005年3月14日 17:24

ちばの里山の景観はかって世界有数であったと断じて良いかと思います
それは、地域に密着して、24時間365日、生活の糧を得るために働く事で生業が成り立つ場であったと考えられます
 そこに、人の生活しない箇所が生じると、どうなるのでしょうか?
所得が得られなくなると、どうなるのでしょうか
 それこそ、元気なのは、残土・産廃業者だけ人っ子一人いない、里山が連綿と続く、信じられないような地域となってしまいます。 猪、鹿、鳥、猿、それに多様な外来種いずれも、山、そのものがスギやヒノキの単純林で、生産物が乏しく、里山にはずれで 農家の人の作った農産物を力づくで奪い合うという状況になっています。
 地域が自立出来なくなって、いまは、久しい。
地域の跡継ぎがいない。後継者がいなければ、どんどん耕作放棄田がますます増える地域に対しての愛着心が涌かない。子ども達も大人になれば出て行ってしまう。
地域文化の崩壊が起こる。
 悪循環です。さらに残土・産廃の捨て場となれば、相互間での不信も起こり、地域の治安までが悪化し、安心・安全まで脅かされる 国土の67%を森林で占められている日本この国土の維持管理にはどれだけの人材やボランティア等が、森林に張り付いていかなければなら無いのか。
2,000年以上にわたり、かっては日本人の90%以上が農家であって、そ子が生活の場であったが故に維持管理されてきている森林や里山。
 その維持管理機能を喪失して久しい。
今、気が付くと、自動車始め輸出すれば、貨幣は日本に流入しますが、その半作用として農産物は国内自給率が下がり(輸出先から、逆に農産物等の輸入をする必要から)国土の67%を投資不足のまま放置してしまっています。森林も生き物です。
 巨大な不良債権化していることに、いつ国民全体が気が付くのでしょうか。
 森林の木材価格は東南アジア価格。すでに10~20年前に比較して、1/10に落ちています。
50年物のスギが150円、おにぎり1コの価格と同じです。森林が産み出すGDPは、おにぎりが産み出すGDPに対して、200万分の1のGDPです。
計算根拠が、全く壊れているとしか、いいようがありません。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿