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2009-2010年度冬の大型水鳥渡り鳥リアル情報(1)

2009-12-04 07:19:51 | 日本で越冬するガン・ハクチョウ類の生態
2009-12-4
 今冬は東京にいると、寒暖の差が激しすぎて、風邪をひき易いやはり異常天気が影響しているのかなと考えたりします。
 最新の入手情報を整理しますと、

ハクチョウ類
オオハクチョウ 例年とほとんど変わらないもようです。関東近辺では茨城県に越冬拠点が多く、昨年度と対比してほぼ同数の渡来ということです。水戸市の千波湖や大塚池など

コハクチョウ 
 東北、日本海側で大雪が増え、地面が雪に覆われると一気に、本来の越冬地(無雪地域)に移動すると考えられます。滞留地からの例年より遅れて12月の中旬以降となりそうです。
 その前後に一気に大雪が続き、地面が覆われ(えさが取れない)、湖沼や河川が凍結すると、休息地が危険(キツネやタヌキに襲われる)となって、パニック的な大規模移動が起こります(5年前に新潟大雪で数千羽が長野や関東地方へ)。
 また、 宮城県等が大雪になると年末から年初にかけて宮城県などで大雪になると
関東地方までマガンなどが数百羽単位で移動してくることがあります。

現状(12-3現在) 
 新潟県 現在例年より大きく増えて20,000羽を大きく上回って飛来中。11-3現在雪が地面に積っておらず、えさ場を雪に覆われると移動する個体も、そのまま滞留しているという見方です。
 また、宮城県や福島県でも、同様に南下せずに滞留している模様です。
 その結果もあって、本来の越冬地では軒並み渡来数が半分以下の模様です。
 長野 安曇野周辺 150 例年の1/2以下
 長野 諏訪湖    0
 福島 いわき市夏井川中流域域(3ヶ所)300 例年の1/2
 茨城 菅生沼   300 例年よりやや多い
 千葉 本埜村    20 とても少ない
 千葉 栄町     0  
 千葉 庄和町夏目の堰 20 少ない

雁類
 本来の越冬地である宮城県や秋田県では例年にも増した個体数で飛来しています。
しかし、12-3現在、関東地方への渡来は報告がありません。
 

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