福建料理+四川料理を売り物とする福満園。「マーボー豆腐」や激辛蕎麦を店頭に提示始めた。そういえば中華街に進出してから、15年もたつらしい。最後に入口近くの掲示を見れば、箱根店?の案内。どこまで拡大するのであろうか・・・。
「以前のイメージ」
福満園「福建・四川」 045-662-5185
650円(料理1品+スープ+漬け物「ザーサイ」+ご飯「小」+デザート「杏仁豆腐」)
800円(半チャーハン+ラーメン「スペシャルランチとなっていた」+デザート「杏仁豆腐」)
どうやら石川町近くに本店を持つ「福満園」の支店のようである。いよいよ中華街進出がかなったわけであろうか。その割には,インターネット等では美味しいとか,良いとか評論家めいた人(詳しい管理人たち)が評価を連ねていた。2002年初夏の開店だと思う。整然とした店舗あり,ワープロで作成したポスターしかり,普通の新規店ではないかと鷹をくくっていた。ランチも種類はあるが変化があまり感じられない(5品をあまり変えていない)のも足をのばしていた原因でもあった。
今日は雨。当然中華街も入り口付近が便利。初めての入店となる。新しい故に,店は整然としている。13時近くであったが,ほぼ満席である。私が座ったのに気が付いていないように,2人の店員が休む暇なく切り盛りしている。動きに無駄がない。気が付いたか,了解していたのか,お茶を手に進んできた。この店はテーブルにメニューが置いてあるので,便利(中華街のほとんどの店はその都度出し,引き下げてしまう)である。のんびりメニューを読書しようと思っている人間には良い。
まずは,ご飯とスープがだされる。スープは,小さめの器であるが十分に味が出ており美味しい。長時間煮詰めたと思われる自然な味である。あっという間に飲み干す。細かく刻まれたザーサイをつまんでみれば,美味しい。塩抜き・下味も完璧である。「鶏肉の甘みそ炒め」というもの注文してみた。福建らしいメニューはこれしかなく後は普通の定食メニューである。食べてみれば美味しい。甘みのある中国みそが上品に,それもコクを十分に出しながら炒められている。メインは,鶏肉。下ごしらえと品質がよいのだろう。実に柔らかく食べやすい状態になっている。野菜も,中国野菜を種に5種類ほど彩りよく入っている。ランチでも気を抜かない精神が生きている店である。加えていえば,気が付かないように見えていた店員も,細部に目が届き客の食べ具合を承知して皿を下げ,その上でデザートを出してくる。
久々の大ヒットの店である。個室(10人程度・カラオケ付?)もあるようなので,コースも利用してみたいと思うが,メニューでは定番のコースしかなく,是非相談しながらアレンジメニューを依頼したい店である。小さな注文も聞き入れてくれそうな店である。蒲田にも支店があるらしい。
ランチ例)
A麻婆豆腐 B鶏肉の甘みそ炒め Cイカと海老のチリソース D蒸し茄子のニンニクソースあえ E海老の卵炒め以上650円 F半チャーハンとラーメン800円
2003石川町の店もなくなり,「新館」が中華街に開店した。蒲田の店も閉じ,中華街に専念するらしい。
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