ランチメニューはあるのだが、ランチセットなども加えている、どのように違うかはわからないが、いずれも丼物のようなもの。「週替わり」「季節限定」・「追加メニュー」など在り在りの表現。貼り合わせのような表現も楽しい?。
「以前のイメージ」 中華街ランチの楽しみ
愛香楼(老餐新合別館)「広東」 045-663-7799
980円)①担々麺②海鮮サラダ麺③雲呑・チャーシュー麺+焼き豚飯(ミニ)+杏仁豆腐
以前は飲茶の店として,庶民的な構えをしていた店であるが,突然2005年末,モダンな佇まいに変化していた。店の名前も「海鮮料理」と看板を上げている。以前のサービス・味共に今一の店が変わったものかと思い入店してみた。入り口には,黒服の中年の方が陣取っている。この手の店で必要かと思ったが,出入り口だけを管理している。
入ってみれば,椅子席4つ(16人程度)の小さな店舗。先客が3名ほど居るが,隅の席に座れと言う(黒服の指示「どこでもいいねと聞けば指定された」)。席間が狭いので,座っている方では座れない。仕方なく,出入り口の寒そうな席に座る。店頭にもランチメニューは出ていたが,980円というランチには多少高めの設定。基本は,「麺3種とミニチャーシュー丼のセット」「チャーハン3種と水餃子のセット」である。そのほか,1500円程度のセット(ミニコース)もあるが,ランチには手を出すほどのものではない。
寒いので「麺」に興味を持つ。3種あり「担々麺」「サラダ麺」「エビ雲呑とチャーシュー麺」の3種が基本。どれがおすすめかと女性に聞けば,明瞭な返答がない。そうなれば,味を比較できる担々麺にすることにした。そのうちに,お茶(ぬるめのやや作り置き)とおしぼりが運ばれてきた。面白いのは箸。箸押さえに入れられた木製の箸である。開店からさほど経過していないが,箸の先の塗装がはがれたもの。おしゃれ感覚だけは持っている店らしいが・・・。
店舗はかなりお金も描けた模様。非常に整然としていた。出される料理も今風の器に入れられ出されてくる。私の注文品は,土鍋風のザラザラした器に少量入ってきた担々麺。中華の小さなごはん茶碗に入れられたチャーシュー飯。味は,悪いとは言えないが,単調な味の担々麺である。酸味はそこそこ,麺は平太麺。担々麺には作り置きと思われる挽肉が乗せられていた。チャーシューの方は,香りこそはいいが,堅いもの。小さなものが3片乗せられていた。手造りデザートとなっているのも単なる杏仁豆腐。
そのうち若い男の従業員は指示を受け,狭い店内を箸って出て行く。どうも客にはあまり配慮はしないようである。以前の店の精神が引き継がれているのであろうか。長居は無用と会計をする。簡単に訪ねてみれば,案の定経営者は変わっていないらしい。黒服の言うには「シェフをもう一度修行にだし新たな店として再出発した」という。修業先が間違っていたのであろう。最後に「お味はいかがでしたか」と聞くので,無言で店を出た。
ランチ例)①担々麺②海鮮サラダ麺③雲呑・チャーシュー麺+焼き豚飯(ミニ)+杏仁豆腐
①レタスチャーハン②エビチャーハン③肉チャーハン+水餃子+杏仁豆腐
〒231-0023 横浜市中区山下町103 045-663-7799
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