以前華王飯店は、ビール券を持っていくとビールを飲ませ井くれた記憶がある。現在の華王飯店は、店舗も立派になり、対応もそれなりになってきた。家庭的でのんびり出来る店舗はなくなったのであろうか。
店頭で中をうかがっていると、自動ドアが開く。レジ奥で年配の女性がどうぞという。最近ランチが出でなかったので聞くと、出していたと言う。こちらの話は無はするらしい。奥からスリッパをパタパタ音を鳴らしながら、のんびりで出来た女性がオーダーを聞くので、「鶏の甘酢がけ」を頼む。
酢豚の「鶏」版のようなものと確認していた。まずは、玉子スープとご飯、ザーサイが運ばれてきた。当然スープを一気に飲み干す。バタバタと音がすればつぎの料理。鶏の甘酢がけが運ばれてきた。私は料理・たれをご飯にかけて食べるタイプ。スプーンをお願いする。
帰りざまに「この料理にスプーン?」声が聞こえる。やや後ろに目を向けている。なにか妖怪の館に来たような感じ。奥では、年配の女性が雑談している。彩り、仕上げぶりは美味しそうだが、非常に甘ったるいもの。どうしたものだろうか?何か下降線を行っているのだろうか。
店を出で「華王トクトクセツト」なるものを確認すれば、ランチとあまり変わらないものに追加がついたもの。これでは客は呼べないであろう。老舗は老舗らしい維持をしてほしいものである。残念。
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