中華街の風貌では無い店舗が大通りでも数店舗。本当は「中華街憲章(いわゆる街造りのルール・取り決め)」があるが、最近進出してくる店舗は、期を狙うのであろう、街並みなどあまり気にしない独自の店舗を作り出している。チェーン店の寿司屋なども出ているのだからしょうがないかもしれないが。
餃子を売りに進出した「DALIAN」。味・雰囲気は悪くは無い。山東餃子を思わせる、皮の厚い餃子が店名を入れで売り出していた。
「以前のイメージ」
大連餃子基地「餃子」 045-633-9199 ブログ ブログ ブログ ブログ
850円(料理1品+サラダ+スープ+ご飯+ザーサイ+デザート)+おしぼり
店内は、至ってモダンな造り。中華街とは思えない。開業であるが、あまり客は入っていない。ランチメニューはあるが850円からと高い。餃子セツトでも850円。自信があるのかもしれない。当然「日替わりセツト」を頼む。
しばらくメニューを確認し、店内を物色する。カウンター席へと言われたが、厨房近くのカウンターは狭く、関係者らしい人がパソコンをしている。入口近くのカウンターテーブル。階段下がアルコーヴになっていたのでそこに座る。
開業間際のせいか、やけに従業員がいる。厨房5から6人。サービスが同数ほど働いていた。その分接客がよいかと言えば、一人だけ(男性)が客に目を配る程度。後は私語をしたりするのは得意なようだが、客への配慮はない(水が無くなっても、ご飯が無くなっても言葉はかけてこない)。
アラカルトを頼んでいる客にはおしぼりがあったので、私にもくれと言えば、快く出してくれた。基本はランチには出さないらしい。850円も取れば出すのが中華街の掟(私が勝手に定めている)、考えるべきである。
しばらくして、トレーに乗せられ定食が出された。トレーにのりきれず斜めになる物やはみ出している物もある。おもしろいのは醤油皿。何に使うのであろう。特段聞かなかったが・・・。定食では使う物がない。
料理は、寂しい盛り。おしゃれではあるがボリューム感は無い。スープも半分ほど入れられたもの。ザーサイも同様。おしゃれ感覚、女性を意識しているかもしれない。聞けば麻布十番が先行店。2軒目の進出らしい。スープの味はまずくはないが、高級レトルトの雰囲気。どこかで作っている物であろう。
メイン料理(鶏肉と蝦のオイスターソース炒め)は味は上々。通常この手の料理にはスプーンがついてくるがここはない。こういう場合、スープを飲み干しレンゲで取り分けるのが私の流儀(通常店の物が気がつきスプーンを差し出す)。当然この店ではそのようなことはない。
サラダもつくが・・・、私には興味が薄い物。これも少量レタスでふくらませている。特記すべきは、ご飯がおいしいこと、お代わりができるというので当然所望する。もう一つは、デザート「杏仁豆腐」。まずくはないが、デパートの試食の量。笑いが出てしまった。
どう変化するかは知らないが、別な街でチェーン展開する方が良いのではないだろうか。中華街の大通りを陣取る店ではない。
「ランチ」 日替わり一種をのぞいて固定らしい
「お店からのPR」
大連餃子基地 DALIAN 中華街店 http://r.gnavi.co.jp/e657500/
餃子発祥の地、「大連」
古くは清朝を興した満州族が支配した地。満州族の伝統が残り、餃子もその一つ。大連では、各家庭で様々な餃子が作られていて、多種多様である。「大連餃子基地」DALIANは、お店での手作りにこだわりました。「毎日、毎日新鮮な肉、野菜、海鮮から美味しい餃子を」そんな気持ちを発信していきます
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