揚州飯店は中華街で飲食店を4店舗。しかし、それぞれで多少営業方針が異なる。特に本店は、「お代わり」が出来ない。無理にお願いすれば、有料となる。それを知っている上でチャレンジしてみた。
意外と、古くなってきている本店。レジには年配の女性が陣取る。私の一人の合図に、奥のサービスの女性に席を案内させる。どうやら最近はこの女性が仕切っているらしい。あまり役に立たない黒服は今日は居ない。
まずは、「鶏肉の醤油煮こみ」を頼む。すぐに、「水」とペータータオル・箸が運ばれて来る。チャレンジ①若手のサービスの女性に、寒いので暖かいお茶を所望すれば、美味しいジャスミン茶(しかしお代わりはない)が出された。
ザーサイとスープが運ばれてきた。今日も薄い(4店舗の中で最も美味しくない)味。ましてぬるいのですぐ飲める。チャレンジ②飲んでお代わりを所望。やや戸惑うサービスに強い視線で対抗。渋々お代わりを持ってきてくれた(特別ですよ・・・、と言いたげな顔)。
煮込みなのであまり時間はかからず出された。650円の3種の一つである。料理は美味しい。特に本店は本店が好きである。色合いに似合わず、うまみの出た味が素材につけられ、ちょうど良いとろみでまとめられている。最後の照り加減が食欲を一層増す。今日は栗が4つも入っている。
チャレンジ③ご飯をお代わりする。いつもは100円か200円取られる。今日は「有料になります」の一声。それ以上言わず「ではいらない、おかずだけで食べる。ここは相変わらずサービスが悪いね」と一言添える。
それを聞いていたのか、レジの女性が現れ「お代わりを差し上げましょう」の一声。ありがとうといい器を渡す。スープもご飯もたいした手間・損失手はないはず。どうして本店だけがこのような対応をするのであろう。客の気持ちよいランチを支援する姿勢がほしいものだ。
当然会計は650円。
杏仁豆腐はクリーミーなもの。最後の仕上げに良い味として仕上がっていた。会計時に「ありがとう」の一声を加えたが、本来店側の言葉ではないだろうか・・・。
「以前までのイメージ」
州飯店本店「上海」 045-651-0448 ブログ
700円(料理1品+「卵」スープ+ザーサイ+デザート「杏仁豆腐」)
本店はあまり大きくない。中華街では良くあることだが,本店は意外と小さい場合が多い(同發・重慶・青葉などもそうである)。しかし,大体は本店はそれなりの店を維持し,最低でもサービス等に配慮している物である。しかし,この揚州飯店(グループ)は例外のようである。同列の店と比較しても,①従業員の動きが遅い②サービスが悪い(お茶など言わなければ出てこない)③ランチのお代わりが有料(まして中華街1高い,200円)③おしぼりも出ない④おぼんで一斉に出される⑤配膳等の音がものすごくうるさい(雑)等々,あまり良いことはない。
味はチェーン店なりの水準は維持している。ボリュームもまずまずである。従業員が全体的に淡泊。サービスしようと言う気持ちが伝わらない。ランチは,700円3種・900円2種がある。本店でおもしろいのは,高い方のメニューしか店頭では紹介していないことである。横の看板を見て初めて700円メニューかあることに気が付く。
土鍋も興味はあったが,「カリフラワーと豚肉の炒め物」を注文してみる。ブロッコリーは良くあるがカリフラワーは聞いたことがなかった。土鍋を食べている人が居たが,春雨と上手に煮込んでいる一品のようである。前記したように一気にてで来るが,スープとザーサイだけは先に運ばれてくる。そのスープが本店はぬるい。したがって美味しく感じない。同じ作り置きでも,酒家・茶房のように暖かいものを出してほしい。とくに,両店ともスープを早めに飲み干すと,何も言わずお代わりを持ってくるように,黒服が指示を出している。ここは逆。ご飯のお代わりを頼んでも,間をおいて有料(まして200円)を確認し,運んでくる。金勘定を向上させるのが,ここの黒服の役割らしい。そのくせ従業員が大声でする私語などは,ほっぽらかしである。
料理は分量もありまずまずではある。ご飯が堅く美味しくはなかったが,炊き具合の関係であろう。
全般的に,味付けが薄味でさっぱりしているので印象は良い。料理にもスプーンが一人でも添えられている。揚州グループ3軒目であるが,見かけ倒しであった(中華街全体的には良好ではあるが,揚州グループの中では最低)。
ランチ例)週替わり
Aカリフラワーと豚肉の炒め物 Bエビチリソース C肉団子の土鍋煮 以上700円
Dピーマンと牛肉の炒め物E 以上900円(最近1000になっている)
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