
でも私が中華街で初めて入ったのがこの店。なくなったのは残念である。
私の思い出の店、華王飯店が閉店。
久々の大通り「華王飯店本店」のランチ
最近ランチ(12時から13時)でもランチのメニューが出ていない店が???
最近ランチ(12時から13時)でもランチのメニューが出ていない店が???
「以前の本店のイメージ」
華王飯店本店「四川」 045-662-0200 ブログ ブログ
600円 (料理1品+スープ+ご飯)
先日20年ぶりに行ってみた。依然,2階建てのこぢんまりとしたたたずまいだった。野外活動を通して知り合った人から紹介され,たびたび宴会に使用した思い出がある。今でも懐かしいのは,ビール券で飲み代に換算してくれたことである。お金のないときには非常にありがたいことだった。
現在の店舗はその雰囲気は全くない。鉄筋コンクリートの5階建てに変貌している。インテリアも現代風にアレンジされ,ゴージャスな椅子・テーブルも整っている。敷地は拡大していないせいか間口は狭いが,高級感が十分に演出されている。
味は以前から気に入っていた。四川料理を丁寧に作っている姿勢は,変わらないようである。「みそ炒め」のみその味付けが絶妙である。濃い味付けでありながら十分な甘みを残している。辛みと調和していることが多い(同じ料理でも調理した人間で微妙に異なるものである)。
ランチタイムは,リーズナブルな定食は,3種が基本である。炒めものが主であるが,調理法が異なっている。漬け物(ザーサイ)が付かないのが残念(寂しい)であるが,料理は十分なものが多い。そのほかに終日サービスされるコース料理の中にも,2000円からの料金設定で,楽しめそうなものも多い。ご飯は国産の良い米を使っており,いつも美味しい。
ランチ例)A麻婆豆腐 B鶏肉のみそ炒め Cピーマンの細切り炒め
「2010再訪」
以前華王飯店は、ビール券を持っていくとビールを飲ませ井くれた記憶がある。現在の華王飯店は、店舗も立派になり、対応もそれなりになってきた。家庭的でのんびり出来る店舗はなくなったのであろうか。
店頭で中をうかがっていると、自動ドアが開く。レジ奥で年配の女性がどうぞという。最近ランチが出でなかったので聞くと、出していたと言う。こちらの話は無はするらしい。奥からスリッパをパタパタ音を鳴らしながら、のんびりで出来た女性がオーダーを聞くので、「鶏の甘酢がけ」を頼む。
酢豚の「鶏」版のようなものと確認していた。まずは、玉子スープとご飯、ザーサイが運ばれてきた。当然スープを一気に飲み干す。バタバタと音がすればつぎの料理。鶏の甘酢がけが運ばれてきた。私は料理・たれをご飯にかけて食べるタイプ。スプーンをお願いする。
帰りざまに「この料理にスプーン?」声が聞こえる。やや後ろに目を向けている。なにか妖怪の館に来たような感じ。奥では、年配の女性が雑談している。彩り、仕上げぶりは美味しそうだが、非常に甘ったるいもの。どうしたものだろうか?何か下降線を行っているのだろうか。
店を出で「華王トクトクセツト」なるものを確認すれば、ランチとあまり変わらないものに追加がついたもの。これでは客は呼べないであろう。老舗は老舗らしい維持をしてほしいものである。残念。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます